老犬の介護始めました。

兄の仕事関係から、施設に犬を連れて入った方が、亡くなり、
犬が残ったのだけど、どうにかしてくれと頼まれ、
犬とはずいぶんご無沙汰だったロンきゅ～んが保護することになった。

うちは、猫様用にはいろいろ改善してあるけど、
犬様用には作っていないから、
いろいろ考えて、犬舎を買ってそこで飼うことにした。

金曜日に犬舎が届き、甥っ子次男君が製作することに。
土曜日に作ってくれたのだけど、なんか不満そう。

義姉に聞いてみると、犬舎が甥っ子次男君の部屋の前というのがだめなんだそうな。
甥っ子次男君は、以前飼っていたわんこが死んでも時々そのわんこが視えるんだそうな。
だから、犬舎があるとなんか嫌なんだそうで。
ぶつぶつ言われるのも嫌なので、うちの庭に持ってくることになっているが、
うちの庭は、枠だけなので地面に直接犬舎を置いて、排水が問題。
床があるものにすればよかったかな？と考えたけど、
もう買ってしまったものはしょうがない。
なんとかしましょ。

そんなこんなで、うちに来たわんこ。
ご主人が死んだこともわからないのだろうね。
なんと15歳の柴雑種。
お顔は、柴さん。
体は、ちょっと違うかな？
若い時には、さぞ可愛がられたのだろう。
施設に連れに行ったら、
さすがに、今回は施設長さんもいらっしゃった。
思わず、口調がきつくなる。
「どうしてもここではだめなんですか？」
「うちも、老人介護で手がいっぱいなんです。」
犬がいれば、癒しになるんじゃないですかと言いたかったけれどやめた。
お世話をしていたのは、私の幼馴染。
彼女も通いの仕事で、自分の体も危機的状態なのだ。
だから、彼女のためにも保護することに決めたのだし。
もう文句は言うまいと決めて、さっさとわんこを車に乗せて、
その足で病院に行った。

病院で、血液検査をした。
心配したフィラリアは陰性。
腎機能、肝機能もほぼ正常。
やや貧血があり、痩せてはいるが問題はない。
だが、目は白内障、耳も遠いし、常に頭を下げて、右にフラフラ回るように歩く。
もしかすると、耳の病気かもしれないし、脳のほうも気になると
先生がおっしゃった。
でも、今日は、フィラリアの薬だけもらって帰り、
他の検査は、慣れてから連れて行くことにした。
保健所に連絡を取って「狂犬病」のワクチン接種の有無も調べないといけない。
いろいろすることがあるなあ～。



わんこの名前は、「桃太郎」。
ロンきゅ～んが「モモ」が好きだからって偶然？
「桃太郎」と呼んでも返事がない。
聞こえてないんだね。
短く耳元で「モモ」と呼んでいる。

今日は、朝ご飯食べて寝て。
トイレして寝て、晩御飯が遅くなったので、
犬舎のドアをかんかんと叩いたら、起きてご飯を食べて寝た。
う～ん。認知症の老人に近い動きです。
徘徊しないし、夜、夜泣きしないからいいかと思っている次第。
明日の朝は、散歩に連れて行くからねと姉の言。
だから、ロンきゅ～んは、ご飯と夕方の散歩係決定。