１級への道～バッジテスト～SEASONⅡ

今日は運命のバッジテスト

前日の気分は

まるで、大学入試を受けるかのような緊張感アリアリ。

 

向かうは１月からほぼ毎週通った北信濃のゲレンデ

必ずひっかかるチェーン規制もなく、順調に高速を走り、

９時前にはいつものようにゲレンデに到着した。

 

前日に降ったのだろうか。

停まっている車の屋根には２０センチほどの雪。

受付を済ませ、事前講習開始までパウダーをいただく。

 

事前講習の始めのあいさつでは

「たったの２時間で劇的に上手になることはないから。」

と、指導員のセンセイに言われ、妙に納得。

 

検定バーンをとにかく滑る。

 

去年もココだったので、かって知ったるバーンだ。

 

唯一気になることは・・・

不整地をどこでやるのか。

 

降った雪のおかげで午後になるとボコボコ。

となると、コブを滑ることになるのかな。

 

逃げてちゃダメだ！と、

事前講習で果敢にもコブコブに挑むが、

すぐにはじき出されてしまう。

コブに負けるな！

いや、コブと戦っちゃダメだ。

仲良くなろう。

 

いろいろ考えてしまう。

 

 

午後

いよいよ検定。

 

受験生はrommyのみ。

そんな私のために他のセンセたちが、ポールを立ててくれたり

トライアルをしてくれたり、

４種目終わるまで協力してくれた。

 

大回り

小回り

総合滑走

小回り（コブ）

の順番で。

 

総滑はとにかくスピード。

そして、これは演技だ。

検定員のセンセイたちにアピール！

と、

とにかく気合を入れて。

 

滑り終わったら指導員のセンセイから

「すごく良かった！」

と嬉しいひと言。

 

不整地のコブは

「とにかくゆっくりでいいから、がんばって最後まで滑って。」

と声をかけてもらったけど、

一度だけ脱線。

検定員のセンセイには

「抜けちゃってもいいから、落ち着いて抜けた場所からやればダイジョウブだから。」

って私の苦手意識を少なくしてくれるようにアドバイスをしてくれた。

本当に、ありがとうございます～

みんなとっても優しい・・・。

 

 

そして、

たった一人の受験はすぐ終わる・・・。

 

残った時間は、また別のセンセイが

 グリューニゲンターンを教えてくれた。

どうして教えてくれたのかは後にわかることとなる。

 

午後の研修が終わると、いよいよ発表！

 

１級合格者

 

該当ナシ

 

講評は・・・

小回りはきれいなターンで素晴らしかったと言ってもらった。

やはり課題は大回りだ。

 体をムリに曲げてターンしている、とのこと。

あ、これって前にも言われたな。

だからキレイなターン弧を描けない。

今の板は性能がいいから、体を入れれなくてもラクにまわるから。

外足をもっと意識した滑りを。

 

あとで、指導員のセンセイが

「グリューニゲンターンをやったでしょ。あの練習を時々やるといいよ。」

と、そっと教えてくれた。

 

 備忘録

大回り　６９点

小回り（整地）　７０点

小回り（不整地）　６９点

総合滑走　７０点

合計　２７８点

 

くぅ～また来年まで持ち越してしまったよ。

でもね、今回の不合格は仕方がない。

もちろん、悔しさはあるけれど

自分の課題がはっきりして、逆に清々しい気持ちだ。

 

「また来シーズン、がんばりましょう。」

 

そうカンタンには受からせてもらえません

１級を合格したら、テレマーク１本に絞ろうと思っていたのに・・・

 

自分で決めたこと。

アルペンで１級までは取る！

壁を破るまであとちょっと・・・という気がしている。

 

壁を打ち破れ！

 

 

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