き、決まった～☆彡

5時１分前。

とくん。とくん。

5時ちょうど。

とっくん。とっくん。

5時ちょっと過ぎ。

どっく。どっく。


「ぷるるる～」


き、きたぁ～


ドキドキする胸を押さえながら受話器を取りました。
「はい。〇〇です。」

嗚呼、この次の言葉が私の4月からの勤務先なんです！



「〇〇中学の校長をやっています・・・ですが。」

え？それってドコですか？
思わず口から出そうになり、飲み込みました。

「4月からこちらで勤務して頂けますか？」
間髪入れず、
「はい。もちろんです。よろしくお願いします。」
と答えましたよ。

だって・・・断れないでしょおぉ。
そう答えたはいいものの、一体どのへンにその学校があるのかわからない

「私、そちらの地域はあまり詳しくないんです。」

と、正直に言ってしっかり行き方を教わりました


そう、そうなのです

今日は運命の日だったんですよ

朝から両親や職場の大先輩方から、
「どこになるだろうね～。ドキドキするね～」
と、プレッシャーをかけられ、
父などはどの辺りの学校になるのか賭けまでする始末。

でもね、この広い県内でどの地域になるのかも、小学校or中学校になるのかもわからないなんて不安を掻き立てられます。
この一本の電話でこの先の私の人生が変わるのだから。（なんて、ちょっと大げさかな。）

電話を切ったあと、早速地図で調べました。

おっ。山が近い
（まま、海なし県なんでどこへ行っても山ばっかりなんですけどね）

これからどうぞよろしくお願いします



・・・やっと落ち着きました