40年以上前のことですが私は幼稚園から小学校4年まで長崎に住んでいました。
長崎プチオフまで2時間ほどあったので以前住んでいたところまで行ってみました。
そこは長崎の中心部です。
通っていた小学校へ行くと磨屋小学校はなくなり諏訪小学校に名前が変わっていました。
ちょっぴり寂しい。
狭い運動場、昔のままです。
運動会は学校ではなく別の場所でしていました。
私の住んでいた家は学校から0分、学校の隣でした。
今、隣にある家は私が住んでいた家とは違います。
私が住んでいた家は私たちが引っ越してすぐに取り壊されたみたいです。
その家は築100年のとても古い家でした。
父の転勤で福岡から長崎に行って父が「この家だから」と言った時、母と祖母があまりの古さに驚いてふたりとも家の前にしゃがみ込んでしまったのを覚えています。
その後に建った家を見てまたまた年月を感じてしまいます。
家は古かったけど、和洋折衷で少し変わっているところは好きでした。
和風の家なのに窓が開き窓だったり障子の使い方が変わっていて子どもの私にとっては楽しい家でした。
ただ、忘れ物をした時、運動場から「おかあさ~ん」って呼ぶのは壁がおちかかったような家なのでとても恥ずかしい思いをしました。
このの建物は小学校のすぐ近くにあるお菓子屋さん
岩永梅壽軒です。
昔のままの建物と美味しいお菓子、懐かしくて寒菊を買いました。
(ホームページを見ると年に数回しか出来ない珍しい干菓子と書いてあったのにはちょっと驚きました。)
眼鏡橋の川の側でいつも遊んでいました。
そういえば紙芝居のおじさんも来てましたね。
少しの時間でしたが、小学生の私に戻って町を歩くことができてとても幸せでした。
正直言って坂が多くて住みにくい町ですが、好きだからまた遊びに行きたいと思っています。