ロルフィング®︎のある生活。

走る!泳ぐ!蹴る!ロルファー リョウの身体的思考の記録。

背骨

2018-05-02 23:01:17 | 身体
友人の息子さんの写真。
(掲載許可は得ています。)

背骨に一目惚れしました。

まぁ、彼とは、お腹にいる時から出会っているのですが、一人で歩けるようになってからは、会ってないかなぁ。
ちょっと小さめに生まれたけれども、今1歳後半です。

1次カーブでお腹の中にいて。
(横向きですが…)

(まぁ、お母さんのお腹を蹴ってでてくるということ、自動歩行ができることなど考えると、お腹の中から2次カーブの要素があるのだとは思いますが。)
外に出てきて、しばらくは、なかなか動きの自由も効きませんが、首がすわったり、ちょっと、背屈できたり。手が使えるようになってきたり。おすわりできたり。気が付いたら、寝返り打てたり。ハイハイで、前に行ったり、後ろに下がったり。四つ這いできたり。つかまり立ちしてみたり。

そんなことをしてる間に、2次カーブが形成されてきます。
(再び横向きですが…)
頭蓋骨が後ろに凸。
頚部が前に凸。
胸部が後ろに凸。
腰部は前に凸。
骨盤(仙骨と尾骨)は後ろに凸。
みたいなね。

いわゆるS字カーブってやつですが、この写真、見事ですよねぇ。
この腰つき!


これを見れば一目瞭然ですが、身体を支える(正中線)のは背骨ではない、ということ。現実的には、背骨前と腹の間の空間が支えているんですね。なんていうのかな。日本の家屋のことを考えると、家に大黒柱的なものがあって、それが家を支えているという風に思いますが、身体の場合は、そうではなくて、その周りの空間が、中心に力が集まるところを作っているって感じですね。
これ、センテグリティな構造ですね。

ね、そう考えると、背骨は支える機構ではなく、動く機構ってことではないかと思えます。
うまく、前後、左右、上下が動いて、真ん中を作り上げる、みたいな、ね。
ゆらゆらと。

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