ロルフィング®︎のある生活。

走る!泳ぐ!蹴る!ロルファー リョウの身体的思考の記録。

ピダハン

2017-09-15 20:34:43 | 日々の生活
 前々から、読もうと思っていた本。

やっと、読むことに。世田谷区の図書館、ありがとうございます。
うちに、本を置くスペースがもう、残っていないので、本の購入はミニマムに。
図書館にないもの、あってもちょくちょく見なければならないもの、以外はもう、諦めて図書館頼み。

『ピダハン』が図書館にあるのを知って、予約。
ずっと、アマゾン先生のほしい物リストに入っていたものでした。どうして、リストに入れたのか、もう、全然覚えていないけれども。

原題は、『Don't sleep, there are snakes.』
ダニエルさんっていう言語学者が書いた言語学の本なのですが、言語と文化の捉え方、というか、彼の世界観がピダハンに出会って変わっちゃったよっていう話です。
いかにも、西洋人が書いた趣にはなっていますが、私にとっても、なかなか、色々と考えさせられました。

考え方、価値観、生活、言葉、世界観、そういったものが、どれだけ深く、身体の奥底まで染み込んでいるのか。
自分が想像できるよりも、もっともっと、染み込んでいる。

グローバル化なんて、本当に、イマドキの資本主義社会の都合のいい、解釈ですね。
全く、大航海時代と変わっていない。
自分勝手。

と、ピダハンの近くにいるダニエルさんの立場から見るとそう考えちゃうんだろうけれど、ピダハンはそんなこと、意味のないことというか、彼らの世界にはないこと。

これ(原著)が出版されたのは、2008年。
その時のピダハンは400人程度、10年経った今はどうなっているんだろうか。
ブラジルは、オリンピックもあったし、心配だな。
ピダハンから言わせれば、私がそんな心配すること自体が滑稽なんだろうけれど。

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