SONGSの井上陽水

2009年11月23日 | web_bookmark
おとといなんとなくTVを見ていたら、
「SONGS」井上陽水 第二夜
って、第一夜を見逃していることに気付いた!

たぶん僕が一番聞いた曲は、それゆけマサカズ!のBGMとしてつかわれていた「リバーサイドホテル」だけど、ああ、そういえば、あのころ田村正和って誰?って感じだったけど、そのあと古畑任三郎フリークになったのは、このころうまく刷り込まれていたのかもしれないです。
まず曲が今聞いてもかっこいいわ。
そして、アレンジがかっこよかったですね。
ギターもいい音だしてたなあ。
井上陽水のバックバンドなんて、幸せだろうなあ。

で、紅白出るの?でないの?
NHKのサイトを見る限り、残念ながらリストにお名前がないみたいです。

井上陽水がついにNHK紅白初出場(日刊スポーツ) - goo ニュース

『こころ』

2009年11月17日 | 感想
と、タイトルに一抹の希望をこめつつ。
『こころ』を読み終えた感想。
出張板に書いたら重かったので、こちらに転載。

とりあえず、自殺はいけません。
生き残った人に大きな心の傷を負わせます。

 大人になるにつれて、たぶん誰しも多かれ少なかれ、背負っているものはあると思う。
また、そのように人生は設計されているのかもしれない。
それが秘密だったり、後悔だったり、懺悔の気持ちだったりするかもしれない。また心に深い傷を負っているかもしれない。もちろん、まわりから期待されている、信頼されているという、誰かが後押ししてくれるような肯定的な気持ちもあるだろう。

つまり、大人になるということは、ヨゴれることなんだな、きっと。
いままで信じていたものが世の中の常識と違っていたり、
正義と信じるものがまかり通らなかったりする。

それら心のヨゴれとどう折り合いをつけて生きていけばよいか、悩み、葛藤し、自分や誰かを傷つけるかもしれない。
それでも、私たちは生きていかねばならない。

先生は、まさかKが自殺するなんて思わなかったのだろう。
単なる恋の駆け引きくらいに考えていたのかもしれない。
でも、その結果、Kの命が絶たれたことで、自分も自分をだました叔父たちと同類の人間であることに絶望した。
先生は社会に出ないで、いつまでも学生(子供)でいたかった。pureなまま。
でもそれって、無理じゃないかな、と
大人になってから思う。

先生は自戒の念に耐えられなくなったのかな。
いや、ずっときっかけを探していたんだろう、きっと。

先生の奥さんが一番かわいそうです。

問題の発生を見通すことのできた組織には、不人気なことを行うべき責任がある。

2009年11月16日 | 感想
昨日書き忘れたこと。

結局、アメリカ大統領が来ないので、たぶん国務長官?がアメリカの最高責任者になったんですが、彼が箱舟に乗り込んむときになって、実は3番艦は予定通り建造できていなかったことが判明。
3番艦に乗る予定だった人は全員乗る船がなく、4番艦のゲートまで詰め掛けるんですが、ゲートが開かないので、乗れない。
ちょうど4番艦のゲートのところが崖になっていて、何人か崖から落ちる人もいる有様。

そこで、その国務長官が一番頼りにしている部下(最初に2012異変を通告した学者)が、言うんです。
「こんな有様は見たくない。なんとかこの悲劇を止められないのか。」

そしてその部下は言うのです。
「ゲートを開いて、彼らも入れてやるべきだ」と。

国務長官は猛烈に反対します。
もうすぐにでも津波がくるから、それに耐えるためには、ゲートを開いてはならないって。
しかも、4番艦にはそれ相応の資源しかないので、それを彼らに分け与えることは困難だと。

そこで、大統領の娘?が涙ながらに言うんです。
「もし大統領なら、ゲートを開けと命じたと思う。」

そうすると、まわりの人たちや、各国代表もゲートを開いて一人でも多くの人を助けることに同意するんです。

それで、しぶしぶ、ゲートを開いて、3番艦に乗る予定だった人を救った。

何それって感じ。
急に、「人道」というテーマが出てきた。
そもそも、全世界の民衆に秘密裏で行ってきた箱舟計画なのに、最後の最後で悔い改めたってこと??

人類が何とか生き延びるための箱舟を動かす司令官として、ありえないと思った。
そこにいる何万人を救っているうちに、箱舟にすでに乗っている人もろとも海の藻屑になる可能性があったのだ。
僕が彼なら、部下がいらんことを言った瞬間、射殺(申し訳ないけど)。
で、すこしでも自分たちが生き残る確率を高める。

まあゲートを開けたほうが映画的には面白かったんだろうけど(後の展開的には)。
日本とか各国代表が同意するっていっても、アメリカ以外の代表はどうやら別の箱舟に乗ってるし。リスク無いじゃん。

そんなことだから、たぶん合計で7隻あるうちで3隻しか生き残れないんですよ。

なぜかこの点については、感情移入できなかった。

ドラッカー様の名言より
問題の発生を見通すことのできた組織には、不人気なことを行うべき責任がある。 ―― 『断絶の時代』
『2012』のテーマかな

映画『2012』 観てきました

2009年11月15日 | 感想
昨日から公開の映画『2012』を観てきました。
(日本では11月21日公開なんですね。)

英語音声、中国語字幕で。
英語音声だけで楽しめるほど達者でないので、中国語字幕を頼りに。
こちらの映画館では、8枚の銀幕中、7枚を『2012』に充てて上映してました。すごい前人気だということが分かると思います。

あらすじは、公式サイトで紹介されているとおりでした。それ以上でもそれ以下でもない。

私の感想としては、いまいちでした。
『デイ・アフター・トゥモロー』を観た時と同じような感じ。
あれを面白いという人は、この映画も結構気に入るかもしれない。
クソゲーの条件が、「作者のやりたいことがスペックやスキル等の関係でそこに表現しきれない」ことだとしたら、この映画もクソゲーの一種かと思う。

今読んでいる夏目漱石『こころ』に比べたら、人の心を表現する場面が少なすぎ。

たとえば、
周りの人を蹴落として、真実を知った自分だけ生き延びてもいいのかという「葛藤」
金で生き残るチケットを買えるのだという「傲慢さ」
最後の最後まで家族を守り続ける「家族愛」
人類を救うというプロジェクトをやりつつそれは秘密なので家族にも漏らしてはいけないんだけど、やっぱり親は救いたいとう「親思いの心」
そんな最後の最後まで、軍隊や組織の縛りに従い続けて意味があるのか問う気持ちや、
神にすがる気持ちや、
方舟を建造した達成感や、、、
などなど、
いろいろな思いがあって、最後の最後に生き残る人と死ぬ人が分けられるような場面があってもいいのだけど、わりとあっさりしていると思った。
いや、一応そういう場面はあります。たとえば、大統領が最後はやっぱりホワイトハウスに残って、庶民のために尽くす姿とか。でも、なんか心にぐっとは来なかったですね。これは言語のせいなのかもしれない。日本語字幕ならぐっときたかも?

まあそんな映画です。とにかく映像はすごいです。





北京行き飛行機の中でミッション・ステートメント作成

2009年11月05日 | 中国のあれこれ
今日(正確に言うと、11月4日なので昨日)から北京に出張に来ています。
相変わらず車が多いですねえ。
空気もあんまり良くないみたいだし。

ところで、大連→北京の約1時間くらいの短い飛行機の中でまた『7つの習慣』を読んでました。
第3の習慣の最初くらいまで読みすすめたんですが、第2の習慣、「目的をもって始める」のところで、個人的なミッション・ステートメントを作ることを薦めているので、ためしに書いてみた。
もちろん、これは第一稿なので、これで完成版ではない。これからもブラッシュ・アップする予定。
書き方については、ロルフ・カーさんの文を参照した。

あらためて、「第二の習慣・目的を持って始める」--応用の提案
を見ると、「個人的なミッション・ステートメントの作成に役立ちそうなアイディアや引用文などを集め始める。」とある。

引用文か、、、それって、アニメのせりふとかでもいいのかな?

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個人的なミッションステートメント(自分の憲法)草案 2009年11月05日

* 老婆(妻)の意見を聞こう。
* 毎年新しいスキルを身につけよう。
* 興味のあることにチャレンジしてみよう。
* 物事に計画を立てよう。
* 周りの人々、状況、すべてにまず感謝し、それを表現しよう。
* 待ち時間を活用しよう。
* 部下、同僚の成功を助けよう。
* 常によりよい方向に変化しよう。
* 他人を説得するより、自分が模範になろう。
* 相手はどの道のプロかと考えてみよう。
* 行動する前に優先順位を確かめよう。
* 自分が納得してから行動に移そう。
* アウトプットを気持ち多めに。
* 前もって行動しよう。

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ちなみに、『7つの習慣』についてアメリカの同僚に来たところ、本当にアメリカでも有名みたいです。疑ってすみません。


青空文庫を中国語携帯で読むために作った日中変換マクロ

2009年11月03日 | コンピュータ系
読書の秋ですね。

というか秋を通り越して冬見たく寒くなっているところもあるようですが、体調管理には気をつけなければなりません。

本好きの私、中国暮らしが長くなると、日本語の本を読みたくなるのですが、
気軽に行ける本屋などなく、日本に帰国するチャンスにどっさり買い込んでくるようにしています。
ただ、そうはいっても、なかなかお金にも輸送コストにも限界があるので、できれば電子化したいところです。

私たちのような海外勢の強い見方として、「青空文庫」があります。著作権が切れた本をボランティアがtxt化してアップロードしているサイトです。ダイソーの100円の文庫本もここからダウンロードして作っているようです。
私はそれを中国の携帯電話で読みたいと思いました。
私の携帯電話は、USB経由でtxtファイルを読み込みことができます。
しかし、私の携帯電話のバージョンが余り新しくないせいなのか、日本語の漢字は文字化けします。

例えば、
「東京」は「东京」と書かなければ、「□u京」のように文字化けするのです。

これを解消するには、txtの段階で、日本語漢字を中国語漢字(簡体中国語)に直す必要があります。

そのために開発したのが、下記マクロです。

Sub JA_to_CN_CONVERTION_MACRO()

Sub 桁数あふれ修正()
の二部構成で、
先にSub 桁数あふれ修正()で900文字以上のものを900文字にそろえてから、
Sub JA_to_CN_CONVERTION_MACRO() で日本語漢字を簡体中国語に置き換える。

ひとつのセルに911文字以上入っていると、エクセルの「置換」機能がうまく働かないことが判明したので、このようなステップをとることにしました。
さっき、やっと桁あふれ修正部分が完成したので、ブログにupします。


あらかじめ、シート「list」にこんな表を用意しておく必要がある。
問題は、このリストをいかに充実しておくかである。
もし、リストに載っていない漢字があると文字化けする必要がある。。。



シート「TEXT」には下記のように貼り付けます。

-------------------------------
Option Explicit


Sub JA_to_CN_CONVERTION_MACRO()
'2008-06-22 VERSION 0.1 BY YOICHI SANO

'非表示機能
Application.ScreenUpdating = False

Dim JAPANESE As String
Dim CHINESE As String
Dim i As Integer ' COUNTER
Dim lastrow As Integer 'LASTROW

'LASTROW
Sheets("list").Select
lastrow = Cells(1, 1).End(xlDown).Row


For i = 1 To lastrow
Sheets("list").Select
JAPANESE = Cells(i, 1)
CHINESE = Cells(i, 2)

Sheets("TEXT").Select
Cells.Replace What:=JAPANESE, Replacement:=CHINESE, LookAt:=xlPart, SearchOrder _
:=xlByRows, MatchCase:=False, SearchFormat:=False, ReplaceFormat:=False




Next i

'INDICATOR表示を削除
Application.StatusBar = False


MsgBox ("COMPLETE")


End Sub
--------------------------------------------------------------
Sub 桁数あふれ修正()

Dim k As Integer ' 変換シート用列カウンター
Dim r As Integer '追加する列を計算するようのカウンター
Dim t As Integer '追加するテキストを分解するときの列カウンター
Dim text_lastrow As Integer ' textシートの最終行


'text_lastrow

Sheets("TEXT").Select
Cells(1, 1).Select
text_lastrow = ActiveCell.SpecialCells(xlLastCell).Row

For k = 1 To text_lastrow
If Len(Cells(k, 1)) > 900 Then
r = Application.WorksheetFunction.RoundUp(Len(Cells(k, 1)) / 900, 0)
 'Application.WorksheetFunctionがないと、roundupが作動しない


'列の追加
Range(Cells(k + 1, 1), Cells(k + r, 1)).Select
Selection.Insert Shift:=xlDown

'長い文書の分解
Cells(k + 1, 1) = Left(Cells(k, 1), 900)

For t = 2 To r
Cells(k + t, 1) = Mid(Cells(k, 1), 900 * (t - 1) + 1, 900)
Next t
'列の削除
Range(Cells(k, 1), Cells(k, 1)).Select
Selection.Delete Shift:=xlUp
text_lastrow = text_lastrow + r
End If

Next k


End Sub