大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

時を越えていざ、参る! 08 Bパート

2013年10月07日 06時37分15秒 | TFGO
Aパート


ビーストモードはライオン…だから名前がゲキソウマルなのか。デカ頭が非常にアンバランスですが、そのフォルムは
どことなくゾイドのライガーゼロシュナイダーっぽい。それもその筈、開発者は元ゾイドチームだそうで。


真横から見ると、やはり頭がバランスを崩しています。サウンドギミックを仕込む弊害なんでしょうけど、こうもデカいと
合体時にもどう処理するのか心配になってきます。


ご尊顔拝見…オーソドックスなライオン顔に、左右にインテークを配しメカニカルさを演出しつつ、額に鉢金っぽい
色分けをして和風テイストも加味しています。よく見ると、小さいながらもヒゲがありますね。


続いて真正面から…やはりもう少し頭は小さくならなかったのか。
考えてみれば、頭の中に単四電池が縦に三本入ってるんですよね。そりゃデカくなる訳だ。


ビーストモチーフなら可動も気になりますが、はっきり言って殆ど動きません。置物とは言いませんが顎開閉、肩、肘、
股関節、膝だけです。特にロボットモードの脚はビースト腹部になり完全に固定されているので、ロボットモードに比べ
格段に可動部が減ってます。よって、この画像程度のポーズしか取れません。


後ろ足の可動に付いてもう少し触れます。前方向にはこの位置から180度動きますが、後方には全く動きません。
この位置が限度です。でもまぁ、逆関節と考えればそれでいいのか?


尻尾はご覧の通りビビットビュート、ケツ部分に有る薄い板状パーツにグリップ部分に有るスリットを挟み込む形で
保持します。よって引っ張れば抜けますが、保持力はそこそこあるので自然にスッポ抜けたりはしません。


シノビクナイが背中側に移動し、鬣の一部を成しているのはアイディア賞。しかし、妙に派手に見えたり余計に頭が
デカく見えるので、この辺は好みが分かれるかも。


シノビクナイ以外の鬣は軟質パーツ、そして根元がボールジョイント接続なのでご覧の通り動かせます。
しかし軟質故に、あんまり動かしてるとその内に根元から千切れそうで今後が心配。


根元から180度回転させて前方に向ければ、益々ライガーゼロシュナイダーっぽく。
誰だウラン怪獣ガボラとか言ってるのは。


ロボットモードの胸スイッチは、当然ビーストモードだと額になる訳ですが、今度はこれを押してみましょう。


目を発光させ、「ガオオオン!」とライオンの咆哮音を鳴らせます。
そしてボタンを長押しすると「うぉおおおおおお!燃えてきたぜぇっ!」と関俊彦氏の声で叫びます。
だから、こういうステレオタイプのキャラはもういいから…。


尚ゲキソウマルの背中に有った第二スイッチは、ビーストモードだと中に入り塞がってしまうので押せません。


ビーストモードの背中中央に有る無色透明のクリアパーツ、さてこれは何でしょうか。


ボタンを長押しした時にだけ、この部分が赤く発光します。
本当はロボットモードでも長押しすると発光するのですが、それは合体モード時にご説明します。


ビーストモードでもオプションパーツを付けられますが、それをやるとこんな感じに。それなりに派手に見えますが、
それほどかっこよくも見えない。なんか中途半端。クナイも肩に付け替えなきゃならんし、あまり好きではありません。


変形シークエンス。最初に武器各種を外します。


ここで、ロボットモードで触れたこの部分の事を思い出して下さい。この赤丸で囲ったスイッチ部分を。


背中側に有る、ロボットモード爪先部を外します。ゲキソウマル左肩(画像では右側)のジョイント根元にグレーの四角
いスイッチが有り、これでロボットビースト両モードを認識しています。爪先パーツが嵌め込まれている時は、これが
押されビーストモードとして認識され、外すとスイッチが解放されロボットモードと認識される仕組み。
モード認識はケンザンにも有りましたが、比較にならないほど認識率が安定しており、暴発は有り得ません。


そのまま両側のジョイントを外し、内部に折り畳まれている関節を起点に胴体を後ろ側に回転
させます。しかし、それをやる前に一つ注意点。


それは、“動かす前に”ビースト胴体=ロボット両足の中央のジョイントを外しておく事。
そうでないと、ロボット太ももと干渉して途中で止まってしまうからです。流れとしては、爪先ジョイントを外す→胴体
中央ジョイントを外す→回転させる感じです。


先にご説明しておきますが、
これがゲキソウマル全モード対応の中間形態です。上半身はビーストモードそのまま、下半身だけが変形した感じです。


変形再開。後ろ足を曲がる方向の限界まで折り曲げます。


次に、ビースト太腿を水平にします。ビースト脚を下に倒す感じです。


ロボット脚部に収納されている合体モード用手首=ロボット踵、これを引き出します。


引き出したらロボット脹脛に当たる部分の蓋を閉じ、手首を蓋にぶつかるまで上げて定位置に合わせます。


爪先を90度動かし、ロボット脚部の変形はこれで完成です。


そのまま立たせ、
ビースト頭部の後ろ側に有る真太腿の回転軸を基準に、ビースト上半身を前方に90度倒します。


ビースト前足の変形です。
爪を肘に付ける感じに折り曲げると、そのままロボット手が出てきます。手首が縦にクルッと回転する感じです。


ビースト額の後ろ側、この中に収納されているロボット頭部を引き出します。


後は武器を持たせて変形完了。
基本的に上半身は四つん這い、下半身はビースト足とロボット足が別で、ロボット足を変形させてビースト下半身を形成
しています。この辺は、初代ダイノボットのスラッグ、スラージ、スナールの変形に似ています。


総評としては、プロポーションに難が有るのは参乗合体なので最初っから諦めてます。しかし、ケンザンと違い真太腿が正面から見ると完全に隠れていて、ロボット腰がちゃんと腰に見えるのは加点要素。まぁ後ろから見ちゃいけませんが。他にも電池ボックスが本体に配され、背中に背負っていたケンザンより格段にスッキリしました。更にモード切り替えスイッチが完全に機能する様になり、全体的にケンザンよりも大幅に扱いやすくなっています。

これは私の想像ですが、ケンザンが開発された後にゲキソウマルが作られたんじゃないでしょうか?だからケンザンでの反省点を踏まえて、それを解消するのをテーマにゲキソウマルが作られたのではないかと。つまりゲキソウマルはケンザンの後発説。そう考えれば、参乗合体にしては痒い所に手の届く作りになっているのも合点がいきます。

武器も豊富で中々の好アイテムですが、やはりビーストヘッドの大きさは如何ともしがたい。確かに電池ボックスが本体内蔵でスッキリしましたが、その分デブになりそう言う意味では見栄えが悪くなっているのは仕方が無いか。他の弱点はケンザンとほぼ一緒。ビーストモードの可動もかなりしょっぱいですが、ロボットモードの可動も随分しょっぱいので気にしない。

私の好みではありますが、ロボットモードのかっこよさではケンザン、扱いやすさではゲキソウマルですかね。


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