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【旧ブログ】ロボライズ -ロボットプログラミング教室-

ロボットプログラミング教室ロボライズです。
2019年12月より新ブログに移転しました。

家庭内でも育てられるプログラミング的思考

2019年11月20日 | 教育トピック

 

夕食の時間。さあ、ご飯を食べよう!と炊飯器を開けると・・・

 
え??・・・・スイッチ入れ忘れてた!
こんなことが1年に1回くらいあります。
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私たちが毎日やっている「料理」という作業、
実は「プログラミング的思考」を使っているのです。
 
例えば晩御飯を考えてみましょう。
 
「夜の19:00に、唐揚げと付け合わせとお味噌汁を食べる」
という目的があり、そのために、まず段取りを考えます。
唐揚げに下味をつけてから、お米を研いで炊飯器のスイッチを入れて・・・
なるべく短時間で完成まで持って行けるように考えます。
 
プログラミング的思考とは
「目的達成のための必要な手順を論理的に考えられる力」のことです。
 
お子様と一緒にお料理をする時、「次は〇〇ね」と作業を伝えるのではなく、
例えば「19時にご飯が炊けるようにしようね」と完成形を伝えて、その過程を一緒に考えてみると、
プログラミング的思考の習慣に繋がるかもしれません。
 
普段、何気なくやっている「料理」を、プログラミング的思考を鍛えるチャンスと捉えてみると面白いですよ!
 
 
ロボライズ 小木曽

【「家で親の仕事を手伝う」ことは、どんな意味があるか】

2019年11月18日 | 教育トピック

「ほんものの教育者の方だよ」と、講演のご案内を、私の師匠から頂いたので、行ってまいりました。

講演されたのは、熊本で6つの高校の校長先生をされた方。

すべての学校で生徒数を増やしたり、学力を向上したりと、
地域から評判になった改革をされていました。

赴任された学校では
①「挨拶をする」②「朝食をとる」③「毎日、本や新聞を少しでも読む」
④「家で、親の仕事を手伝う」
という事を、徹底的に指導していったとのこと。

そして、各学年の各クラスにおいて、①~④を
何パーセントの生徒が実施しているか、
1年の間に、どれだけ変化していくか
データーをとって分析したそうです。

その結果、よく実施するようになったクラスは、
明確に、学力の向上があらわれたとのことでした。

ここで、「家で親の仕事を手伝う」ことが、
なぜ、とても大事なことなのか
お話されていた内容を、紹介します。

家で仕事を手伝うという事は、子どもにとって
〇家での存在感、役割の自覚
〇仕事の段取り・手順の理解
〇感謝・思いやりの育成
であり、

子どもたちは、消費活動が主だが、
仕事の手伝いは、生産活動への参加である。

人に何かをしてもらった時の喜びより
人の為に何かをして相手が喜んでくれた時の方が
もっと大きな喜びが得られる。

それは、
正しい勤労観
正しい職業観
を育む

人の気持ちを知るスタートは、親の気持ちを知ることから
家の手伝いは、親の気持ちを知るスタート

いかに親のやることが、難しいことか、わかってくると
親への感謝が芽生え、気配りができる人になる。

気配りできる人は、調整できる人になり、
将来、仕事もできるようになると、明確に言える
とのことでした。

とても、納得させられました。

昔日本では、子どもが家の仕事を手伝うことは、当たり前の風景でしたが、
今は、少なくなくなりました。

基本的ことを通して、どのように人の成長を育んでいくかを
これからも大切にしていきたいと思いました。

高木


トヨタとロボライズの共通点?!

2019年11月10日 | 教育トピック

名古屋駅を降りるとドーンと目の前にそびえたつタワー。トヨタ自動車 名古屋オフィスで打合せをしてきました!!

トヨタ自動車は「100年に一度の大改革」中で、もちろん話題は人材育成。

今、技術系の職場で起きている課題。2000年以降業務効率化により、ものに触れる機会が減り、資料作成が増えた事。その解決として打ち出されていることは、車の現物を見る、工場に見に行く、仕入先、テストコースと現物のある場に行く、図面は自分達で書く、など大変で時間がかかってもやりがいや達成感を創り出すための原点回帰が起きているそうです。

 ロボライズが取り組んでいる「ものを機能させる形に作り上げる達成感」は、世界の企業であるトヨタ社員に今必要とされている事だと思うと、ロボライズが生徒様に日々提供させていただいている授業、サービスにグーッと誇りと確信が持てました!!

ロボライズは未来を描き、現実的に機能させるまでやり抜く力、考える力をこれからも追求していきます。

ロボライズ近藤


【科目選択は何を選ぶべき? 高校で選んでおきたい教科(中高生向け)】

2019年10月15日 | 教育トピック

 

藤保です。

 

先日、母校の恩師とお食事する機会がありました。

その先生は、私が大学時代に生命科学の研究・実験を進める際に、大変お世話になった先生で

現在、大阪大学で名誉教授をされています。

 

 

ロボライズの中学生~高校生の生徒から進路について尋ねられることがあります。

「大学で理系に進もうと思うのですが、入試にあたり、高校物理・化学・生物のうち2つ選択です。どれ取ったらいいですか?」

 

現役の大学の先生から見て、高校のうちにどれをとった方がいいのか、率直に尋ねてみました。

先生は「基本的に、物理と化学!生物はやめておいた方がいい」

と即答されました。

理由を聞くと、「科学の進歩が早すぎて、生物の教科書は目まぐるしく更新されている。せっかく高校で知識を覚えても、大学に来た時には違うことが正しかったりするのが多い分野だから。一方で物理・化学は、追加事項はあっても定説がひっくり返るようなことはほぼないから、学んでおいて大丈夫。物理・化学の法則や考え方はどの分野でも役に立つし、社会に出た時でも重要である」

ということだそうです。

 

なるほど、と感じました。

もちろん、大学によって、分野によって、違いはあるとは思いますが、1つの参考として大変勉強になりました。

 

高校、学習塾様などとは違った現役研究者の立場からの意見として、参考にされてみてはいかがでしょうか?

 

藤保 

 
 
 

答えがない世界へのチャレンジ

2019年10月08日 | 教育トピック
ロボライズの高木です。
 
与えられた課題が解けなかったら、時々、「なんで出来なかったの!?」となったり、また、「自分はこのレベルの問題が解けない」と、自分の評価を下げてしまったりすることがあります。
 
けれども、(課題が解けなかったことは)、マイナスに感じることではありません。
 
社会に出たら、常に、答えのない世界に対して、仕事をしていくからです。
 
私が、以前に教えていた生徒さんに、I君というお子さんがいます。
 
I君は、非常にマイペースで、常にユニークな発想に取り組みます。そして、(ユニークな発想をすると、レゴの組み合わせ方も、あまりしない方法になり)ボロボロと壊れてしまいます。作っては、途中で壊れ、また作っても、あと一歩のところで、動かなくなり、そんなことを繰り返していました。
 
私は、I君と、I君のお母様にお話しし、
 
「作品が完成しなくても、その作品を残して、次週完成するように、〔I君は、(周りの生徒さんが1回で完成することがあっても)、これから2回かけて完成しようね〕」
 
という話をしました。そして注意深く見守りながら、授業でサポートしていきました。
 
半年ぐらい、そのようにしていたのですが、いつのまにか、クラスの生徒さんと同じペースで、1回で、自分の形で、創り上げるようになりました。
 
今年の6月に、高校生になったI君に、久しぶりにお会いしました。
 
「小学校のとき、私は、常に人とペースが違って、ついていけないことも多く、自分に自信が持てませんでした。けれども、先生が私の発想を認めてくれて、一緒になってしてくれたので、それをきっかけに、自分に自信が持てました。そして学校でみんなと一緒に進めるようになりました」と話してくれました。
 
I君は、小学1年~6年生まで通われて、その後、努力して高専に進学されて、今は、新たに目標ができて、ある大学に進学する為、頑張ってられます。
 
ロボライズは、答えが見えないことに、挑戦していくこと、またその達成感を積み重ねること、創造することの思考法を育むことを大切にしています。
 
それは、生徒さんが大人になって、見えない事にも挑戦し、目的を達成し、自己実現のできる人になってほしいからです。
 
これからも、よりよい授業が生徒さんと一緒になって出来るよう、講師一同取り組んでまいります。
 
 

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