ねこブログ ろばのみみ

突然やってきた二匹のねこ、茶とら「との」と三毛猫「ひめ」との暮らし♪&TEAM NACS♪THE ALFEE&MTB

ブレードランナー2049

2017-10-31 09:30:36 | 映画


ブレードランナー2049

観てきました!!
待ちに待ったブレードランナー続編!
しっかりと前作を踏襲した納得の映像でした〜(*´∇`*)
前作の30年後という時間経過も交えてのあの町並みの再現ですから
イマジネーションMAXで臨まないと難しい。
前回のあのままではダメですからね。
まあ、映像が綺麗になりすぎて前の雑多なカオス感は大分薄れてしまっていましたが
それはまあ30年後という事で相殺かな(^^;
あくまでもパラレルワールドですから
あれは日本を誤解しているとかいうのは全く以て野暮。
あくまでもブレードランナーの世界感、リドリースコットの世界感ですから。

そして今回もやはりメインテーマになるのは
人間とレプリカントの境界。
前作では人間(レプリカントでは?という説も多々有りますが・・)のデッカード刑事が
今作では新型レプリカントの「K」捜査官が
それぞれにブレードランナーとして「解任」する対象である違法存在のレプリカントとの関わり合いの中で
その境界線の曖昧さに翻弄されます。
また、ホログラムとして存在する電子頭脳ジョイの存在も「心」と言う点で
人との曖昧さを見るものに問うてきます。

この下、ネタバレオンパレード!!
未見の方はご注意ください!!


前回の曖昧さは「心」に焦点が当たっていたように思いますが
今回は「繁殖」、生命の創造です。
昔何かで読んだ事があるのですが(何だったか忘れた^^;)
人とロボットの差は子供を作れるかどうか、だと。
生き物であればどんな下等生物であっても子孫を残せる。
ですがレプリカント、作り物の動物類はその身限り。
どんなにあらゆる面が人間と同じでも
所詮はシリアルナンバーの入った作りものであるレプリカントは自動人形と同じなのです。
なのに!
奇跡が!
30年前にデッカードと行方不明になったレクサス8型のレイチェルが出産していた事が明らかになります。
さあ、困った人間!
でもレプリカントをお手軽に量産したい自称「神」のウォレス氏は大喜びww
手に入れたいと子供争奪戦が始まります。
人間サイドは「k」を使って一切の抹殺を。
ウォレスは同じく新型レプリカントの「ラブ」を使って回収を。
この新型同士の最後の戦いはまあ、ターミネーター?(こらw
いらんちゅーたらいらんわなw
デッカードあっぷあっぷしてるだけだし・・orz

ハリソン・フォードはなかなか出てこなくて
ようやく出て来たと思ったら今回もぼこぼこにされちゃって(笑)
デッカードはスマートでカッコいいという役どころではないので
まあ仕方ない(笑)
でも、登場が余りにもとって付けた感があってなんだかなあ・・・(´Д`;)
犬も出来れば羊であって欲しかったww
(それをやると狙った感満々で野暮ww)
レイチェルも何のために出て来たのやら・・・

彼はなんの為に連れ去られて、どこへ連れて行かれようとしていたのか・・・
ウォレス氏健在だし、またまた次作作る気満々だなあと思ったけど
次は多分レプリカント戦争になりそうで今イチ興味は惹かれないなあ・・

子供の正体も早い時点で「K」でしょ「K」だよね
と思わせ匂わせ散々煽って
え〜〜〜!あの子?!
みたいな(笑)
言われてみたら思い出にダダ泣きしてたわwと。
でも、あの研究所みてたら人間の協力者がいないと出来ないと思うけど。
それも次作か?

ラストシーンは前作のロイのオマージュ??うーん・・・(==)

ブレードランナーは「曖昧」が売りなので(笑)
今回もきっちり「曖昧」に始まり「曖昧」に終わったのです。

それでも私は観てよかった(^^)
いい映画でした!ときっちり言える!


最後にー
あくまでも私見ではありますが
今作は監督の依頼で作られたという短編3作をネットで視聴して行くのがおすすめです。
これはきっと本編に入れたかったエピソードなのでしょうが時間の制限でしょうかねぇ・・(^^;
なにしろ本編で3時間弱という軸ですから。
でも、この短編3本のエピソードを知っていると知らないとでは
この世界への「同期」度が変わってきます。
是非!



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