ねこブログ ろばのみみ

突然やってきた二匹のねこ、茶とら「との」と三毛猫「ひめ」との暮らし♪&TEAM NACS♪THE ALFEE&MTB

ホドロフスキーのDUNE

2014-08-31 17:17:51 | 映画
映画「ホドロフスキーのDUNE」を観てきました(・∀・)ノ

大阪は十三にあります「シアターセブン」にて。
なんとシート36席のまさにミニシアター!!



大阪ではピンポイントでこのシアターセブンだけ、
一日一回の上映で36席、しかも自由席なので、とりあえずは整理券をゲット。
で、向かいのがんこ寿司でランチしながら時間つぶし。



美味しゅうございましたww(本当はネギ焼きのやまもとに行こうと思ったんだけど、既に長い行列で断念・・w)

映画というか、ドキュメンタリーだったんですが
如何にしてSF超大作の先駆けになるはずだった「DUNE」が頓挫したか、を
ホドロフスキー監督のインタビュー、関係者の話と当時の資料などを交えての90分。
私の知識では
監督のあまりのこだわりに制作予算が合わなくなって頓挫したという曰く付きの映画
・・・・
という認識だったんですが、少々違ったみたい。
なんか・・・ホドロフスキー監督のそれまでの作品があまりに前衛的でシュールだったばかりに
ハリウッドから監督が閉め出されたというのが真相の様(苦笑
しかも上映時間12時間を絶対ゆずらなかったとか・・・(´Д`;)
ちなみに「デューン/砂の惑星」として公開されたデビット・リンチのものは全く別物です。


観に行った甲斐があったーーー!!と思えたのは、やっぱり当時の資料!
脚本、絵コンテ、キャラクター、特殊効果、メカデザイン、数々の設定・・・・
絵コンテと設定資料だけでもこの映画を観たい!と思わせるものすごいものでした。
そのどれもこれもどこかの映画で観た事があるようなものばかり。
という事は、いかに後世の映画の数々がこの作品の資料に影響されていたか、という事。

この「DUNE」という映画はまさに資料上では完成していたにもかかわらず、
映像化だけがされず、その完璧な資料本だけが方々の撮影所に配られたという代物。
あらゆるところでこのアイデアは映画人の目に触れていたわけですよ。
使わないわけがない!!


うーん・・・・
だれか今あれをそのまんま作ってくれないかなぁ・・・(´Д`;)




帰りはお約束の十三駅前名物酒まん♪
お腹も頭も一杯の一日でござんした(^^)



京都金剛流能楽堂

2014-08-12 21:19:48 | NACS
今年の夏はなにかと京都に縁があるっぽい(笑)
本日行って参りました能楽堂!

勿論、NACS関係に決まってる!!(笑)
顕ちゃんの一人語り2014!


なんだろう・・・
初めての感じだった。
いわゆる一人舞台とは違うんだよね。
私の印象は琵琶法師。
古澤さんの最初のギターの一音はまるっきり琵琶だったし
琵琶法師が八百比丘尼の物語をすごい派手に語っているような感じ
二人で一人の琵琶法師をやっている・・・そんな印象


演出もとても良かった。
さすがマギーさんだわ♪
ぐーっと迫って迫って重く重く重くなって息が詰まりそうになる寸前に
ぽんっと笑いを入れて場を浮上させる。
で、またぐーっと押してきて、ふっと引く。
そんな繰り返しにだんだん観客も前のめりになっちゃうんだよね。


語りだけでほぼ90分を持たせる顕ちゃんのパワー
演出の妙
息一つするのも憚られるような静寂
ギター(私にはずっと琵琶だったけどww)の余韻を引く響き
能楽堂という独特の空間の不思議な空気
全部がマーブルのように混ざりながら絡み付いてくる感じ。

心地よかったなぁ・・

ただ残念だったのはセリフというか顕ちゃんの言葉がちょっと聞き辛かった事。
特に比丘尼をやっている時はどうしても籠もりがちになるからなぁ。
男性のパートの時ははっきり聞こえるんだけどね。

最後はスタオベ(*´∇`*)
能楽堂でスタオベって史上初じゃなかろうか(笑)
金剛さんもビックリだねww


今回はTwitterとかで
携帯マナーの悪さが度々上がっていて、今日もドキドキしてたんだけど
今日は鳴らなかった!!(笑)
本当はこんな事でドキドキしちゃダメなんだよね(^^;
鳴らないのが「当たり前」なんだからねぇ・・・
でも、舞台でも映画でも時々出くわす携帯マナーの悪さ・・・
悲しいねぇ・・・(´Д`;)