ねこブログ ろばのみみ

突然やってきた二匹のねこ、茶とら「との」と三毛猫「ひめ」との暮らし♪&TEAM NACS♪THE ALFEE&MTB

シン・ウルトラマン

2022-05-16 19:28:54 | 映画


シン・ウルトラマン!観てきました!

楽しかった!の一語に尽きますね(笑)
そりゃもう突っ込みどころは満載なんだけど、そこはほらそれ「空想特撮映画」だからw
楽しんだもん勝ちな映画。
あの世界観を2時間弱に落とし込むんだから色々と苦労もあっただろうなあ。
そりゃあ、多少の(多々の)強引さやご都合主義はスルーしなきゃw
全体的に明るい映画ではないけど、私世代には楽しかったんですよ(^^)

庵野秀明氏も楽しんでたろうなあ・・・
リアルで視聴していた時代から俺ならこう作る!作りたい!ってものを作ったんだろうなあ・・・
なにより庵野氏が惚れ込んでいる成田亨氏のウルトラマンがスクリーン一杯に!
ものすごく美しいのよこれが!
気合入りまくりで。
禍威獣(かいじゅう)もいい動きしてたし。

撮り自体はフルCGですごく流麗なところと
わざと「特撮感」「昭和感」を出したところがあって、その感じがまたよき(^^)

ウルトラマン役の斎藤工君もむっちゃ素敵でww
途中からウルトラマンの顔の造形が工君にみえたもんね。うん、似てた(笑)

とにかく、この映画は突っ込んじゃダメ!(笑)
楽しみましょうww

さあ、次はシン三部作(なのか???)のシン仮面ライダーが早くみたい!


新解釈・三國志

2020-12-14 16:55:53 | 映画


行ってきました(^^)/
新解釈・三国志。

待ちかねましたぞ!(笑)

まあ、予想通りの感じではありましたねぇ。
何せ福田組だし!
大泉洋だし!
ムロツヨシだし!
www


たしかあのキングダムの素晴らしくお金のかかった大セットを使ったという話だったんだけど
なんともいえず漂う低予算感!
深夜のテレ東でやってる感じと変わらないってば。
福田監督は貧乏性か!(笑)
いや、褒めてるから。あれでこそ福田雄一w

ストーリーも
今更、三国志なんだから、普通の新解釈じゃないとは思ってたけどねぇ。
適度に史実を踏まえつつ(?)遊び倒しておりましたな。
内容は良くある桃園の誓いから赤壁の戦いまで。
西田敏行氏演じる三国志研究者をストーリーテラーに(三国志を簡単説明しながら)
彼の新解釈で三国志が語られるというスタイル。

大体みんなが知ってる史実をなぞりながら、ふざけまくる。
ガチの三国志ファンなら怒りのあまり頭に血が上って倒れる感じで(笑)。
ワタシテキには趙雲がしっかりメインキャラクターに入ってたのが嬉しかった(^^)
趙雲って実際すごく活躍しているし、重要なキャラクターだと思うんだけど
桃園の誓いにも参加できてないし、なにかとあのメインの3人から弾かれ気味。
なにかというと関羽と張飛でしょ。
ほんで頼りにされるのは孔明でしょ。
モブとまではいかないけど、なにかと軽く扱われがちな趙雲が
この新解釈ではラストのシルエットに登場するほどのメインぶり♪
あの4人のシルエットが恰好良すぎて嬉しかったなあ~( *´艸`)
イケメンぶりもよかったなあ~♪(ハナにはついたけどwww

全体的にはダラダラと進んでいく感じなんだけど、
なにげに時々あるアクションシーンがものすごく恰好良くて
見ごたえもあったかな。

役者さんも楽しんでるなぁ感がありありと。
これはやっぱり生舞台で観たかったなあ。
そのほうが絶対楽しい!!

映画としてはたぶん見る人を選ぶというか
あのバカバカしさとダルさを許せる人でなければ、かなり退屈な映画。
派手に物語が動くわけでも、心揺さぶるBGMがかかるわけでもなく。
面白い「映画」を観たいという人にはお勧めはできないかも。

この映画は役者を楽しむ映画かなという気がしましたね。

スターウォーズepisode9 スカイウォーカーの夜明け

2020-01-02 22:24:33 | 映画



うっかり年を越してしまいましたが(^^;
ようやくスターウォーズの感想をば♪


ストーリーを書く気はないですが
重大なネタバレをがんがん言っちゃいますのでNGな方はお気をつけてくださいよ。
とはいっても、ずっとSWシリーズをおっかけて来た人なら
たいてい気づいていた謎ですけどね(笑)




今回はepisode8があんまりな出来だったので
かなり期待度低く鑑賞したのもあるかもだけど
大体合格点(何様?笑)面白かったですよ。


頑張って、基本にもどりました感があって楽しく観られました(^^)
すっかり諦めてたハン・ソロにも会えたし!!( *´艸`)
まあ、前作の使いまわしの映像だったけど(エンドロールにも名前なかったし)
使いまわしといえば、レイアのシーンは全く違和感なくて良かった。
そして今回もやたらキャラがたってたのはポー!
新キャラの中でも私一押し、というか彼以外はなんだかなぁ……だしなぁ
彼らも6までのキャラクターのアクが強すぎて大変だとは思うけど
もうちょっと頑張ってほしかったよね。
レイやフィンの軽さもそうなんだけど
特にカイロ・レン(ベン・ソロ)の存在の甘さがねぇ。
フォースの扱いもなんだかただの超能力みたいになっちゃってて興ざめ。
レイがパルパティーンの孫というのは想像してたけど
だからってあそこまで都合よくフォースを使いこなすのもどうかと。
アナキンでさえ「年を取りすぎ」って言われてたのに。



まあ、8の時はどうなることかとディズニーを呪ったけど(笑)
終わってみればきちんとループがつながってしっかりと納まったし。
副題のスカイウォーカーの夜明け、の意味もキレイにはまったし。
スターウォーズらしい映画になっていたな、と私は思います。

これでもう遠い昔の遥か彼方の銀河系から物語が届くことはなくなったけど
かれらの銀河では、まだまだ彼らの物語が紡がれるのでしょう。
新しいスカイウォーカーの物語として。


今思うのは
生きている間に物語を完結まで見られて良かった!
ってことにつきますね(笑)


ありがとうルーカスフィルム。




ターミネーターニューフェイト

2019-11-11 20:32:34 | 映画



ジェームズ・キャメロン曰く
正統な続編との位置づけとなる「ターミネーターニューフェイト」を見に行ってきました(・∀・)ノ

以下遠慮なくのネタバレ全開なので、ネタバレNGの方はご遠慮くださいmm








冒頭からファーストの回想シーン、そしてジョンの殺害シーンで掴みはオッケーw
あの美少年のジョンがまた見られるとは!それだけで価値あるよね(笑)
あのシーンは勿論CGなんだろうけど、すごい衝撃シーン。
スカイネットの支配するあの未来を阻止したことで変わってしまった未来。
歴史はジョンを無くても良い存在と見なしたって事なのかな。それはそれで悲しい。
サラたちの力でスカイネットによる審判の日は回避できたけど
歴史は新たにリージョンを生み出し、結局は違う審判の日を迎えてしまっている。
そして人類はまた新たなリーダー「ダニー」を作り出している。
なんだろう「歴史」はどうしても人類を抹殺したいのかな。
この新しい戦いでリージョンの審判の日は回避できたけど
またあたらしい機械の何かが出て来て、また新しい人類のリーダーが出て来て・・の繰り返しになるのでは。
結局タイムスリップが出来るという段階で色々なパラレルワールドが出来てしまって
それぞれの歴史の輪が絡み合った複雑なメビウスの輪になっているような気がする。
ニューフェイトの繰り返し。
ネバーエンディングストーリーだねwww

ま、映画全体の印象としては(個人的には)戦闘シーンが大掛かり過ぎて疲れたってことで(^^;
そして新しい敵役のターミネーターはむっちゃ人間臭い(笑)

今回観賞後、真っ先に頭に浮かんだのは
前にみたブレードランナー2049のリドリー・スコット氏といい、
今回のジェームズ・キャメロン氏といい、
なんだろう・・・人類の存在の曖昧さと脆さ危うさを啓蒙している様に感じられてならないなあって事。

旧タイプのターミネーターT500は自らの指令(ジョンコナー抹殺)を遂行したあとは存在の意味を失い
その後に出会った人間の親子と共に人間として時を生きている。
誰かを守る生活をして、子供をそだてて、人としての感情を育み、自分を人間として位置づける事で存在価値を見いだしている。

ブレードランナーではレプリカントが人を愛し出産し、生物としての何かを超えようとしている。

機械(ロボット)と人間。
レプリカント(人造人間)と人間。

その位置づけというか、意味。
人間とは何か?
その定義とは?

ブレードランナーでは感情を持ったホログラムまで出て来てたしね。

そういえば、すごく昔の話だけど、スタートレックで惑星探査機のボイジャーが宇宙をさすらったあげくに
とてつもない時の中で知識と経験を重ねて、人間のような感情をもったビジャーとして生まれ変わった話があった。
あれも同じく人間の定義の曖昧さを指し示していたんだろうなと思う。

結局、こうやって普通に生きて映画を見て飲んで食べて当たり前の様にしているけど
人間って、ものすごく曖昧な存在なんだろうな。
考えすぎて凄く疲れる映画だった。
面白かったけど(^^)


とりあえず、リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーはむっちゃ格好よかった!!
ああいうババアになりたいねえ(笑)。


空海-KU-KAI-美しき王妃の謎

2018-03-14 19:33:18 | 映画


今日は思いがけなく早く仕事が終わったので
その足で映画館へGO!だってレディースデーの水曜日だもの(笑)
(レディーではないが生物的には女だしww)
そして「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」読了の勢いで
「空海-KU-KAI-美しき王妃の謎」を見て参りました(・∀・)ノ

以下感想と大いなるネタバレ
未読と未鑑賞の方はご注意を!!



一言で言うと映画はガッカリ(´Д`;)
獏先生の空海を読んで、映画を観ようと思っている人は辞めた方がいい。
ぜんっぜん!別物だから!!
しょっぱなから腹たってくるから!
かといって、何の予備知識もなく観ると、またそれはそれで不可解な映画。
何の説明もないままに、どんどん事件が進んでいくから。
実際、隣の若いカップルは終わったあと「良く分からなかった・・・」と二人でこそこそ呟いてたし、
前のおばちゃん二人は登場人物が全然把握出来なかったみたいで二人で漫才みたいな会話してたし(^^;

まあ逸勢がまるっと削除されているのは知ってはいたんだけど
それが何なの?と言いたくなるぐらい全然別もの。
というか、邦題「空海-KU-KAI-」にしないほうがよかったんじゃね?!と思うぐらい空海、小物。
むしろ中心人物は白楽天。
阿倍仲麻呂の扱いも酷かったなぁ・・・

まあ、中国人の監督だし仕方ないかもだけどねぇ・・。
題名は元々の「妖猫伝」のままの方が良かったよ。
その方ががっかり感が小さかった。
ちょっと怪談風の中華ファンタジーとして観れば
なかなか面白い映画なんだよね。


観るべきは映像美かな。
カメラワークやコンテの流れはめっちゃ中国映画で観るべき新しい所はないんだけど、
唐の時代の町並み、官僚の豪邸、宮殿、宴の模様など
流石本場!作り込んだセットやCGは素晴らしかった。
衣装の数々もものすごく美しかった!
小物の数々、書の数々、そういった細やかな小道具が丁寧なんだよぇ。
あの映像がなかったら、ちょっと昔のB級香港映画になってたかも(苦笑)。
でも、華清宮の何万本もの牡丹には期待してたんだけどなかったのが残念。


あと染谷君!
良かった!流石、演技派若手と言われるだけある。
いい味だしてた!肖像画の空海に似てるし(笑)
でもキャラクターは空海じゃなかった(笑)
これは仕方ないよね。脚本がそうなんだから。
ただの日本からやってきた小賢しい坊主だった。
大体なんで私船で唐に一人でやってくるのよ!しかも難波して溺れて漂着してるし(苦笑)
おまけにお師匠さまって誰よ!
勝手に来たり帰ったり、なんで自分で決められるのよ!
ほんで、細かい事だけど歩き方が臨済宗の僧侶風だった(笑)
しかし!最悪は恵果が丹龍だったこと(´Д`;)
おいおいおいおいおいちょっとまてっ!と最後の最後で映画館破壊したくなったわ!!!


脱力感満点の映画でした・・・・

でも綺麗だったよ・・画面は・・・


orz


獏先生はおおらかな人だから、ああなってても怒らなかったんだろうな・・・