明日で、日本列島を襲った大厄災から3年です。
巨大な堤防を乗り越えて街を襲う、川からあふれて街と畑を押し流していく、あの大津波の映像は今でも忘れられません。
「自分の町の防災拠点を知っていますか?」
「避難場所に、どんなものが備蓄されているか知っていますか?」
という質問に答えられない人は、『自分は災害に遭うことは、たぶん無いだろう』と思っているからだ!と、被災に遭った語り部の人が話してました。
確かに、真剣みが足りない所が、今でもあるんですよね。防災グッズも準備してないし。
数百人もの死者を出した閖上地区でも、「10mを超える津波がくる!」と言われて避難を始めた人たちが、のんびり話をしながら避難場所に向かって歩いていたと言います。
地震も、津波も、まだ収束が見えない原子力発電所や放射能の問題も、もっともっと真剣に考えなければならないと、改めて思っています。