50数年来、私のメインバンクとして使っている銀行に貸金庫を借りている。
今年の春に、場所を移転した。
たいしたものが入ってるわけではないが、結婚当初、母から持たされた株券や金塊(ちとオーバー)をしまっておくために私名義で借りたのだ。
この銀行は、信託業務を主とする銀行なので、実家の相続の時も、弁護士さんを紹介してくれたり、役に立った。
勿論、手数料は取られるけれど、それなりの仕事をしてくれて、大いに助かった。
銀行の移転とともに、貸金庫の移転手続きも終了した。
株券は、息子の学費に消えたし、金塊は家のローンの残金と次男坊のマンションの頭金に。
貸金庫の中は、今や、すっからかん。
代わりに、家の土地の権利証が、加わった。
このご時世だ。 火事にでもなったら…、泥棒にでも入られたら…。
例え、紙きれのような権利証でも、舅から譲り受けた大事な登記証だ。
息子の代になるまで、しっかり、保管しておかねば…。
手続きを終えた後、「代理人申請」の話が出た。
なんでも、代理人申請の手続きをしておかないと、私が万一、いなくなった時、貸金庫は開かないのだそうだ。
自分のモノなのに、家族でも開かないとは、いったい、なんという理不尽な話だろう…。
銀行も、そういえば、、すぐに凍結されてしまい、引き出すのに、時間がかかるはず。
昔はな~。 死亡届を出す前に、代理人でも解約できたのに…。(溜息)
次回、代理人申請の件で、予約を取らなくてはならない。
私など、大した財産を預けているわけではないから、銀行としたら、あまり、嬉しくもないお客だ。
慇懃無礼な行員とは波長が合わず、あまり楽しくもない時間を共有。
が、ゆくゆくは、また、土地の相続のことで、お世話になるやもしれないから、喧嘩もできず…。
ちょっと、イライラ感を覚えた。
それにしても、昔と違って、規則ががんじがらめになった割には、役所のポカ(ミス)が目立つ。
信じられないような大きな詐欺事件も新聞をにぎわしている。
生きていくことは、大変なことだ…。
★ららる~♪さん!
寂しいけれど、治療に専念してください。
お大事に! 🌻🌻🌻