立命館大学秋田県校友会

立命館大学秋田県校友会のブログです。
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2010全日本大学女子駅伝見聞録

2010年10月24日 23時45分23秒 | スポーツ
朝7:00秋田自動車道 錦秋湖SSで一休み。例年であれば、あでやかな紅葉の見頃。しかし、今年の紅葉は遅れている。どんよりとした曇りの中、仙台市陸上競技場には9:10過ぎに着いた。

いつもの立命集合地点には誰もいない。まずは当駅伝の小冊子を購入し、じっくり眼を通す。30分経過しても誰も来ない。やがて佛教、名城などの幟の間に立命の選手らしき集団に声をかける。女子陸上部フィールドや短距離の応援部隊である。昨日バスで京都を出発し、12時間かけて仙台に着いたのだった。

10時過ぎ、宮城県校友会会員などが三々五々集まり始める。やがて平林現場監督、そして井元監督が姿を見せた。早速質問する。「関西予選での伊藤紋から夏原育美へと変えたのは?」「ここに来て夏原が調子を上げてきている。差のない4~5番手で来てくれるだろう。」なぜか歯切れが悪い。仏教との争いの中で、確実にアドバンテージを主張できるのは2区、4区、5区。3区、6区は苦戦。1区だけは掴みきれない。この時点では沼田の不調(とは言っても区間2位)はつゆほどにも疑っていなかった。

平林現場監督とは再会を祝う間もなく「今日は忙しい。立同戦がラグビーと野球で組まれている」と言う。(結果はラグビー勝利、野球敗北)この後、ひっきりなしに情報をチェックしている姿があった。

そして十倉ヘッドコーチが自転車で登場。挨拶。いろいろあって、最後に近藤好のことを聞く。「ここ1年足の怪我で走れていなかったが、火曜日に関西学連の学年別で10000m走ったはず」と言う。(自宅に帰ってから調べてみたが棄権していた)

今大会から競技場敷地内で、大学名の記された幟(のぼり)や小旗などの応援は厳禁とのこと。スポンサーからのお達しらしい。理由がわからない。

11時を過ぎ、揃ってメインスタンドに。各県の校友から予想をせがまれる。同じように答える。2区ではトップに立つ。そして3区で抜かれるかもしれない。しかし4区、5区で1分は差をつける。したがって6区で吉本がどんなに強くとも、岩川が逃げ切ると断言する。校友は納得?してくれる。

空には中継用の2機のヘリコプターがうるさい。バックスタンドでは応援合戦が始まった。まるで打ち合わせをしたかのようなエールの交換から独自応援へ。立命応援団は主力を野球やラグビーに取られ、ややさびしい構成であった。

12時10分静かなスタート。我が夏原育美は、ほぼ先頭の中央を胸を張ってメインスタンド前を通り過ぎた。

校友はそれぞれの応援ポジションを選択して競技場を後にする。私はいつものように平林現場監督等ともども2区の応援に移動する。移動途中では校友のワンセグなどから情報が入る。夏原は30秒遅れの4位で竹中に襷を渡した。間もなく竹中が目の前を3位で通過する。しんどい戦いが始まったなと実感する。追いつくのは4区か?それとも5区か?

次の応援地点は4区。二駅分の歩きと仙台駅から地下鉄に乗っての移動。その間に、2区では竹中が佛教石橋を6秒詰め、24秒差を追って3区へ。

3区田中は8人抜きの名古屋大学 鈴木亜由子を上回ること34秒。しかも小島一恵の区間記録に8秒遅れの29分27秒と大健闘。しかし西原は28分56秒ととんでもない走り。55秒遅れで4区沼田へ。

この時点で、敗北のため心の整理を行う。たとえ5区で追いついたとしても・・・・・
眼の前を4区沼田が300m遅れて佛教川嶋を追う。

仙台市役所広場ゴール地点のオーロララビジョンを見るために移動する。とりあえず芋煮を一杯。眼の前の大画面の解像度は悪く、時々音声が止まる。沼田は差を広げられ、1分18秒差で5区藪下へつなぐ。

藪下は区間記録でアンカー6区岩川へ。差は34秒詰め、46秒となる。改めて藪下の実力を認識する。

6区アンカー岩川が8kmを26分04秒と好タイムで追い上げるが、吉本は25分14秒と区間記録を更新する。

立命も佛教も昨年を1分近く上回っている。しかし、立命館としては大敗。敗因を確認し、優勝への対策を期待する。最後に立命関係者は仙台市役所駐車場にて締めを行った。そこでは足を引きずりぎみの近藤好や駅伝に出場できなかった伊藤紋の姿があった。それぞれに期待を込め言葉を交わし仙台を後にした。

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