奥羽山脈峠筋の紅葉は今がまさに見ごろだった。
仙台陸上競技場入口階段下に11時を前にして関係者が三々五々集結する。現場監督こと平林氏とコース変更に伴う応援場所を確認する。浅井監督が現れたので声をかける。しかし、ノーコメント。こんなことは初めて。今大会の厳しさを感じた。陸上部の関係者に1区、4区が不安だねと質問しても答えはない。レース開始が近づき、立命館はバックスタンドに陣取る。中央大の実力者五島が逃げるのは分かっていた。有力校は追いかけないだろうとの予想が大方を占めた。
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