立命館大学秋田県校友会

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第15回男鹿駅伝観戦記

2015年07月04日 20時48分23秒 | 校友会
監督は1区に期待の1年生を起用することはよくあるが、西内彩恵(1年)のことを知っている人は少ないと思う。スタートから15分後、最初に茶臼峠を下ってきたのは花輪の三ヶ田。柏日体A、仙台育英A、柏日体Bと続く。西内は30秒遅れの6位で2区小西真亜子(3年)にたすきをつなぐ。

応援はいつもの第一中継所。2区小西は入念にウォームアップに励む。5区又村菜月(1年)はまだのんびりしている。甲斐甲斐しく動き回るマネージャーの酒匂さんに立命館宇治のチームメイトの情報を少し。期待の1年は又村、西内、そして西澤咲乃。休んでいた真鍋亜樹(3年)も練習を開始したとのこと。「例え1区が遅れたとしても、2区小西、3区安藤冨貴子(3年)で大差だね。だから又村さんはゆっくりマイペースで走れるね」などと和んでいたが。1区は想定内の結果か?

レース終了直後、監督や瓜生コーチの話をまとめてみる。
2区小西は差を詰めたが、1位花輪、12秒遅れの2位仙台育英Aに更に5~6秒遅れの4位で安藤にたすきをつないだ。
3区は平坦な4.8Km。レコードは8年前沼田未知(懐かしいね)の15分01秒。ここで壮絶なマッチレースが繰り広げられたのだった。主役は5秒差(約25m)のまま逃げるヘレン・エカラレ(仙台育英A)、追う安藤。3位を1分ちぎって、14分48秒を叩き出した。共に区間新。本気で歯を食いしばって追走する安藤を想像するだけで心が踊る。
4区山本帆乃香(2年)は懸命に追う。荻野監督の檄が飛ぶ。激。激。目が血走っている?激!!! 10秒弱遅れに留めてアンカー又村にたすきを託す。

茶臼峠の上りをひたすら追いかける5区又村は頼もしい。

ゴールシーンを見届けるため第一中継所からゴールの市役所に戻る。荻野監督はすぐに見つかる。心なしか落ち着きを取り戻したように思われる。逆転したんだ!
やがて又村が帰ってきた。2位とは30m程の差。マタムラファイトー最後の怒声を振絞った。
 
レース後監督が小さくつぶやく。「今日だけは帰れへんかなと思った」と。

閉会式は例によって入道崎。区間賞は2区小西、3区安藤(レコード)、5区又村。
立命館宇治チームはひとかたまりとなって反省会。父兄会代表(寸田桜の父君)の挨拶で今年は終了。安藤に言う「来年の秋は仙台で会おう」



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