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宮古島サンゴ礁ガイドのなかまたち(RISMI)

活動記録や生物の紹介とか。マメな更新ができていませんが… m(_ _)m posted by コモン

サンゴ礁観察会@新城海岸

2020-07-19 | 活動報告
コロナはまだまだ油断ができないので、
参加者限定(会員&会員の知り合い)での観察会です。
会員のレクや学習・復習要素に重点を置きました。

開始時のブリーフィングは、ソーシャルディスタンスをしっかり。


でもいざ海に入ると、どうしても集まらざるを得なくなります。
なので、不特定の参加者を募ることは控えています。

今回観察(しっかり学習)できたのは、ハマサンゴ、ミドリイシ、
クサビライシ、そしてアナサンゴモドキ(ファイヤコーラル)。


特にファイヤコーラルは、触れると激しく痛むほど刺胞毒が強いので
参加してくれた小さなお子さんが、自分で警戒できるほど
しっかりと観察、学習してもらいました。(↑参考写真)

今回の観察会のもう一つの目的は、現時点でのサンゴの状態確認でした。
すでに高温注意報が連日出されています。
高水温が長く続くと大規模な白化が発生する可能性もあります。

新城海岸の優占種であるハマサンゴ類。
ほとんどが正常な色彩を保っていました。
ごく一部で少し色が薄いかな~という程度でした。

出現頻度は低いのですが、枝状のミドリイシもほぼ正常。

ただ、波打ち際に近いところやマイクロアトール上の潮間帯付近では、
一部のハマサンゴ、ミドリイシ、コモンサンゴ、クサビライシなどで、
白化が確認でき、死亡しているものもありました。
群集全体としての白化率は1%にも満たないのですが、
今後の高水温の持続と、それによる大規模白化が心配です。


冊子「宮古のサンゴ礁」贈呈@福嶺小学校

2020-07-13 | 活動報告
友利会長の母校でもある福嶺小学校の皆さんに
全校児童&教職員の数だけ、贈呈させていいただきました。





冊子は、生物としてのサンゴの話だけでなく、
方言を含む歴史・文化の話題も取り上げています。
福嶺小は、新城海岸、吉野海岸もすぐ近くにありますので、
冊子を通して、一つのトピックでもいいので関心を
もってもらえればいいなと思いしたが、
子供たちの表情がとても楽しそうだったので、
きっと関心を持ってもらえると確信しました。

冊子贈呈の貴重な機会をくださった福嶺小の
教職員の皆さまには、深く感謝しています。


総会

2020-07-03 | 活動報告
本来ならば、総会は5月の予定でしたが、
コロナの影響で7月にずれ込んでしまいました。

コロナ感染の心配がなくなったわけではないので、
いつもの飲食しながらの総会ではなく、
未来創造センターの広い部屋で、
お互いの距離と換気を確保しながらの総会となりました。

総会の議題は次のとおり。
1.2019年度活動報告(2019/5~2020/3)
2.2019年度会費決算報告・監査報告 ⇒ 問題なし
3.会員異動報告 ⇒ 現在会員は25名
4.役員改選 ⇒ 連絡係兼記録は芝原さん、会計は前田さん、
  監査は奥谷さんにバトンタッチです。
5.2020年度活動計画 ⇒ コロナを踏まえ、当面、
  不特定の一般参加を前提とする活動は自粛(涙)。
  詳しくはHPをご覧ください。