
暖かくなったり肌寒かったりが繰り返される今の時期ですが、春彼岸ちかくになって、境内にもいろんな花が咲きだしました。
休憩所のまえに咲く木蓮。
木蓮は開花期間が短いので、咲きそうになったらすぐに見に行かないと、ちょっとの雨でもすぐに散ってしまいます。
今年も先日の強い雨にうたれて、蕊だけの姿になってしまいました。
その潔さも魅力ではあるのですが、その輝くばかりの白さをもう少し楽しませてくれたらなあって思います。
先日(3月11日)、すごく寒い朝に写したのが下の写真。
あちこちに霜が降りていて、寒の戻りとで言ってもいいくらいの寒さでした。花びらも葉っぱも冬化粧です。
でも、その霜が花々に美しさをもたらしてくれます。陽が昇って気温が上がってくると、その霜が溶けて紫水晶のような美しさで花を飾ってくれます。
緑地では、ゆきやなぎの花も咲きだしました。 ひと雨ごとに暖かくなるのを実感します。
」
桜はまだですが、緑地の奥の杏子(あんす)が咲き始めました。
咲いたばかりの花が雨に打たれて、ちょっと大変そうな感じです。
下の写真は、雨上がりのツバキの花。
ふっくらとしたボリューム感、やわらかな色合い・・春ですねえ(^^♪
下は散る間際のツバキ。
色が変わっても、落ちる前までの凛としたその花姿は、しみじみとした美しさにあふれています。
ちょっと趣が違いますが、上は先日の強い風で飛ばされたサザンカの花。
美しさもさりながら、本格的な春が間近に来ていることを感じました。
きょうはここまで。