希望の轍-サザンオールスターズ
やっと入手された方や
未だ手元に届かない方もいらっしゃるとは思いますが
この本を読んだ感想を書き留めておこうと思います。
書店予約をしていたので、この本を手にした時に
本の重さ以上のものを感じて胸が熱くなりました。
道端で開くと子供の頃のヨンハの写真が数枚あり
私の知っているヨンハの顔と変わらないはにかんだような笑顔のショットです。
その他、大人になったステキな姿も数枚あります。
そのどれを見ても胸にグッとくるものがあり泣きそうになる気持ちを抑えながら
友人との待ち合わせをしているカフェに入っていきました。
余震の心配もあるので店内はとても人が少なかったのをイイことに
私が選んだ席は禁煙席の一番奥。
きっと読んでいて泣いてしまうと思ったから。
そのカフェで読んだ部分はプロローグ。
リアルなラストの時が書かれていました。
多分そこが一番辛い中身だろうと思いましたが違いました。
読み進めていくと私の感じた時間がヨンハの時間と重なっていたのが一番切なかったです。
そしてヨンハは自分の全てをファンである私たちに見せてくれていたんだという事が改めて解り
有り難かったし、とっても愛おしく感じられました。
先日のフィルコンで会った友人に
「ヨンハは存在そのものは遠かったけどファン一人一人の目の前に常に心を置いておいてくれた」って私なりの考えを言いましたが
それがこの本を読んでやっぱりそう感じたのは勘違いではなかったんだと嬉しかったのも本当のところですが
それ故にヨンハがいなくなった淋しさや悲しさ、苦しさを感じてしまうのではないかと思います。
本の中でも触れられていますが
私が・・・日本のファンが感じているヨンハへの申し訳なさも お母様はご心配なさってくれています。
そしてお別れの仕方は理不尽だったけど自慢の息子だったとも・・・
ヨンハは自分を過小評価してたのかもって・・・
後半にかけてとても悲しくなってくる著書ですが
知っているヨンハがそこにいて
その事を忘れられない私たちがいるなぁって読み終えて思いました。
少し泣いちゃって頭が痛くなってしまったけど
ファンに見せてくれた姿は「パク・ヨンハ」そのものなんだと感じ
改めて「ありがとうヨンハ、大好きだよ」って胸で呟きました。