迷子の森~きのこ谷~

ここは迷子の森の片隅にある『きのこ谷』。ここでは、きのこの輪っかが沢山見つかります。もしかして、ここは妖精たちの住みか?

渋いぐりとぐら(出会い)

2015-11-21 14:08:44 | Little Friend & Small Door ami





渋いぐりとぐらは、
今日も冒険を求めて、きのこ谷を歩きます。










てくてくてくてく歩きます。










どこまでだって、歩きます。










しばらく歩いていると・・・

ぐりぐら 『・・・あれ?誰かいる!』










松子 『あれま、見かけねぇやつらだな。』










松子 『おめぇら、どっから来たんだ?』










ぐりとぐら 『はじめまして。
ぼくたちは、どっか遠いところから来ました。』










松子 『そっがぁ、遠いとこさから来だなら、
腹へってんだろ。
まあ、これ食えや。』










そう言うと、そのおばちゃんおねえさんは、
ぐりとぐらに、たき火の中から、
ほっくりと香ばしく焼けた焼き芋を一個ほじくり出し、
パコっと二つに割りました。










パコっと割れた焼き芋からは、
あっつあつの湯気がのぼり、
それは、それは、おいしそうでした♪♪♪

ぐりとぐら 『ありがとうございます!』










松子 『焚火んながに、まんだ芋さ、へぇってるだ。
遠慮なく、食えや。』

ぐりとぐらは、とってもお腹がすいていたので、
遠慮なく、焼き芋をいただくことにしました。










松子 『・・・・・あんれま!』

ぐりとぐら 『?』










松子 『あそごさ行ぐんは、ゴンベイちゃんでねぇか!』










松子ちゃんとぐりとぐらの前を行くのは、
まぎれもなく、
松子ちゃんが心を寄せるゴンベイちゃんでした。










松子 『お、おい!
あそごさ行ぐ殿方に、この芋さ持っでげ!
ちゃんと、松子ちゃんがらって言うんだど。
・・・わっ!あっちち・・・!!!

突然ゴンベイちゃんが現れて、あわてた松子ちゃんは、
焚火の火で、やけどしそうになってしまいました。










そんなこんなで、あわてている内に・・・

ぐら 『・・・あのう、さっきの方は、
もう行ってしまわれましたが・・・。』

松子 『な、なにぉ~~~!』










松子 『がっくし・・・。』

残念無念の松子ちゃん。










渋いぐりとぐらに、
羊毛フェルトでとんがり帽子を作りました。

あみあみのケープは、
以前RealPukiに編んだもの。
カントリー服の上からだと、ちょっと窮屈でしたが、
アミのデフォ服は、オールだけで上半身は裸なので、
ケープ着せられました♪♪♪



















<おまけ>


きのこの椅子だよ。














(出演者:Little Friend & Small Door ami タッジ&マッジ扮する 渋いぐりとぐら)









コメント
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