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迷子の森~きのこ谷~

ここは迷子の森の片隅にある『きのこ谷』。ここでは、きのこの輪っかが沢山見つかります。もしかして、ここは妖精たちの住みか?

松家の節分

2016-02-03 08:12:11 | マダムアレクサンダー(松子&ゴンベイ)














鬼は外~~~!

鬼は外~~~!

松子 『イテテテテテ・・・。』










松子 『いでぇじゃねぇが!
おめぇら、何すんだ?』

小松・松五郎 『・・・だども、
姉ちゃんが鬼役やっでぐれるっで言うがら・・・。』










松子 『豆投げんのは、鬼のお面さかぶっでがらだよ!
急にぶっけられだら、びっぐりすんべ!』










松五郎 『あんれ?まだ鬼のお面さかぶってながったのけ?ひそひそ。』

小松 『もうかぶっでんのがと思ったな。ひそひそ。』










松五郎 『松子姉ちゃん、何で豆まき外でやんだ?』

小松 『これじゃ、鬼は外ばっがりで、福が内に来ないべさ。』

松子 『おめぇら、分がっでねぇなぁ。』










松子 『家ん中で豆まいでみろ。
家ん中じゅう、豆だらけになんべ。
後、誰が掃除するど思っでんだよ!
鬼さえ外行きゃ、おのずど福は家ん中やっでぐんだよ!』









松五郎 『小松姉ちゃん、
松子姉ちゃんは、ほんどにまだ鬼のお面さかぶっでねぇか?ひそひそ。』

小松 『かぶっでるように、見えっけどなぁ・・・、ひそひそ。』










外撒きだけの、

松家の豆まきでした~~~!










後ろに見えるのが、

お食事と甘味何処『満月庵』兼松子邸。





節分ネタは、初めてやりました。
ミニチュアの鬼のお面も、升に入った大豆も持ってないので、、
升の代わりに、林檎飴の下に敷く最中(?)にビーズを入れて代用しました。
鬼のお面は、松子ちゃんの顔で代用(笑)。



(出演者:マダムアレクサンダー 松子&小松&松五郎)











期待

2016-01-15 13:31:27 | マダムアレクサンダー(松子&ゴンベイ)





おせちの残り物にも飽き、
フレッシュなものを買いに行こうと、
朝市に向かった松子ちゃんと小松ちゃんと松五郎ちゃんでしたが、
川上から、どんぶらこどんぶらこと、
季節外れの大~~~きな桃が流れてくるのを見つけ、
こんなフレッシュなものはないだろうと、
お家に持ち帰りました。










松子 『それにしでも、でっけぇなぁ~~~。
こんりゃ、食べでがあんぞ。』










松子 『・・・お、小松!
そんだらとごで何しでんだ?
おめぇが餅当番だろ、火鉢見でなぎゃだめだろ!』


















小松 『だども、姉ちゃんが、
薪さ足りなぐなっできだから、
でぇどころに一束運んでおげって言うがら・・・。』

松子 『(あんれ、そういやそうだった!)
・・・だ、だがら、おそいんだよ!
薪くれぇ、とっとと運べや!』










松五郎 『松子姉ちゃん、
出刃包丁さ振り回しで、どなるのはやめてけれ。
おら、おっかねぇよ~。』










松子 『何だど?!
いつ、おらがそんだらごどしたんだよ?!
おらぁ、包丁なんぞ振り回しでねぇし、
どなっでもいねぇぞ!』










(いーーーえ、確かに、

包丁を振り回してたし、どなっていました。)(影の声)










松子 『さで、そんじゃいよいよ桃っこさ切るべ。』

松五郎 (・・・ほっ。)










小松 『ほんどに、でっけぇなぁ~~~。』

松子 『あんれま、おめぇ、やけに早いな。』

小松 『窓さ、乗り越えで来たべ。』

松子 『行儀がわりぃなぁ、誰に似だんだ?』

小松 (・・・黙っとごっと。)










松子 『いぐぞーーー!』











そして、そして、
松子ちゃんが、でっかい桃に包丁を入れると・・・。


な、な、何と言う事でしょう~~~!
中には、みょうちくりんな小さな生き物が!!!


松子、小松、松五郎 『な、なんだごりゃ~~~っ!!!』










?!!



















小松 『もしがしで、ごれがうわさのこびどででねぇか?』

松五郎 『そっがぁ~~~!これが、こびどかぁ~~~。』

松子 『・・・。』










松子 (なんだよ、なんだよ、
中に変てごりんなものがへぇってだがら、
実がこれっぎゃどれねがっだじゃねぇがよ。
期待外れだなぁ~~~。)

・・・松子ちゃんは、そこですか?(^^;)










こびとづかんのカクレモモジリ発見の松子邸でした。










マダムアレクサンダーは、8インチドールなので、
和室をセットする時は、
ダイソーやリメの和家具が丁度いい大きさです。
(やや、小さめではありますが・・・。)










でも、ダイソーやリメの和家具は小さいので、
ちまちまと沢山並べないとなりません(^^;)。

高さもなかなか出ないので、
壁面が空きやすいのが悩みのタネ・・・。










ご先祖様を、てぇせづにする松家。


リーメントのじいちゃんばあちゃんち、
買って良かったな♪♪♪













おばあちゃんの台所の干し大根、大好き♪♪♪







この鉄の火鉢は、和食器や雑貨を売ってるお店で買ったもの。
灰皿なのかな?





(出演者:マダムアレクサンダー 松子&小松&松五郎ちゃん)











フレッシュな物

2016-01-11 11:31:52 | マダムアレクサンダー(松子&ゴンベイ)





お正月も終わり、
きのこ谷のお食事&甘味処満月庵の松家にも、
日常の日々が戻ってきておりました。










何でも大量に作ってしまう松子ちゃんでありましたので、
松家では、昨日までおせち料理とお雑煮を食べていて、
小松ちゃんと松五郎ちゃんは、もう飽き飽きしていたところでした。

そこで、そろそろ何かフレッシュなものを食べたいと、
朝市にむかっておりました。










小松 『さすがに、おせぢはもう飽ぎだなぁ。』

松子 『なにを贅沢さ、言っでるんだ!
作っでもらっだもんに、文句言うもんでねぇ!
だまっで、食っでろ!』










松五郎 『・・・・・。』










小松 『だども、姉ぢゃんも飽ぎたから朝市行ぐんだろ?』

松子 『朝市行ぐんは、そんだら理由じゃねぇよ!』

松五郎 『・・・・・。』


こういう状況の時は黙って、
どちらの側につかないで、身を守るすべを、
もうすでに身につけている松五郎ちゃん。










松五郎 『・・・あんれ?!姉ちゃんたぢ、
なんか、どんぶらこどんぶらと流れでくんど!』

松子・小松 『へ?』










?!










?!!










松子 『おぉ~~~!
でっけぇ桃っこさ、流れでくんど!
この雪さ積っでる時期に、めんずらしいなぁ。
松五郎!
おめぇ、川にへえっで、
桃っこさ、とっでごいや!』

松五郎 『えぇ~~~っ!
おらぁ、やだべぇ~~~!
川の水さ、冷てぇべさ。』











松子 『何が、冷てぇだ!
おめぇ、おとごだろ!さっさと、とっでごい!』

小松 『・・・・・。』










松五郎 (渋々・・・・・。)

『ひぇ~~~、冷てぇよ~~~(;;)(;;)(;;)。』

小松 (気の毒になぁ・・・。)










松子 『おぉ~~~、とっでぎた、とっでぎた。』










松子 『ほ~~~ら、見ろ!
やれば、でぎるじゃねぇか!』

松五郎 『・・・・・。(;;)(;;)(;;)』











ブルブル・・・。










松子 『ほれ、この籠さ入れろ。
いやぁ、見れば見るほど、でっげえなぁ~~~。
たいした、たまげだ!』










松子 『さぁ、こんなでっげい桃っこさあれば、
朝市行がなくでもいいだろ。
さっさと家さけぇっで、食うっぺ!』

小松 『だども、桃だげじゃ腹の足しにもならんだろ。』

松子 『まだ餅さのごっでるだろ。
火鉢で焼いで食うべ。』

小松 『又、餅がよ~~~。
もう、飽ぎただよ~~~。』

松子 『うるせぇ。』

松五郎 『・・・・・(・・・寒い)。』










・・・こうして、
2016年の松家も、
去年と何も変わらない日々が始まったのでありました。





このお話には、お家に帰ってからの続きがあります。
もう、オチは分かっちゃったかなぁ?(笑)


(出演者:マダムアレクサンダー 松子&小松&松五郎ちゃん)











お盆帰省

2015-08-15 05:41:33 | マダムアレクサンダー(松子&ゴンベイ)
































松子 『やっど、けぇっでぎただなぁ~~~。』

小松・松五郎 『んだ、んだ。』










松子 『やっば、ふるさどはええもんだなぁ~~~。』

小松・松五郎 『んだ、んだ。』










松子 『でぇいち、空気がちげぇな、空気が。』

小松・松五郎 『んだ、んだ。(・・・きのご谷とあんまかわんねぇな。)』










松子 『とにかぐ、ふるさどはええもんだ。』

小松・松五郎 『んだ、んだ。』










きのこ谷の、お食事とお茶処『満月庵』も、
お盆休みに入ったので、
三姉弟は故郷の松林村に帰ってきました。










久しぶりの故郷の空気を、

思いっきり味わう三人。










松子 『・・・あ!』

小松・松五郎 『なんだ?!』










松子 『あそごに見えるんは、おっかぁでねぇが?!』

小松・松五郎 『・・・・・見えねぇよ。』










松子 『いや、まちげぇねぇ!
おっかぁぁぁ~~~~~~!』

小松・松五郎 『・・・見えねぇって!』




千里眼の松子ちゃんの瞳には、
遠~~~く~手を振る、
おっかぁの姿が、ハッキリと見えたのでありました。


その後の松家の姿は、 (こちら) 
(以前の記事です)


(出演者:ヴィンテージ マダムアレクサンダー
松子&小松&松五郎)



やっとこさ、8月も真ん中までたどりつきました。
毎年夏は暑いけど、今年は特に暑かったぁ~~~(--;)。
まだまだ一ヶ月以上は暑いと思うけれど、
ここまでくれば、もう気分は秋ですよね♪♪♪









野点席

2015-02-25 13:20:28 | マダムアレクサンダー(松子&ゴンベイ)







満月庵では、
まだ冬枯れの景色の中、
野点席をしつらえました。










松子 『どーーーだ!ええだろう、そどのせぎは。
うさぎやじゃ、まだ、ねぇど。』

小松 『だども、ねぇちゃん、
まだ二月だっぺ。』

松子 『何でも、さぎ取りした方が勝ちなんだよ!』



















松五郎 『ねぇちゃん、とごろで、
なんでオラ、傘しょっでるんだ?
オラ、トロピガルドリングになっだ様な気分だ。』

松子 『野点傘がちぃせぇから、しっかたねぇんだよ。
おめぇも、オラのこどべぇ~かりたよっでねぇで、
どったらこども自分でやるようにしにゃあな。
傘ぐれぇ、自分でさせや。
これが、自立のでぇ一歩だ。』










松五郎ちゃんの自立のでぇ一歩。










小松 『ねぇちゃん、やっっばり、
野点傘は緑の中の方が、映えるんでねぇか?』

松子 『ばぁか言っでんでねぇよ!
ごの墨絵のようなせけぇに、赤が映えるんだよ!』



















自信満々!!!










小松 『だども、オラ寒ぐでよぉ。
縁側よりも、もっどしばれるべ。』

松子 『まぁだ、おめぇはそんだらごとべぇっかり。』










松子 『ほれ!しばれんだっだら、
火焚ぎゃええだろ。』










松子 『湯ぅも、沸がせられっしな。』

小松 『焚火かよ?!山火事になるっぺ!』










松子 『気ぃつげでりゃ、でぇじょうぶだよ。
まっだぐおめぇは、ネンガテブだなぁ。』

小松 『ねぇちゃんが、楽観でぎすぎんだよ!』



















野点席が作りたくて、
手持ちの蛇の目傘と、
フェルトをかけた百均の花台を置いてみました。

傘が小さいので、席は二つに分けて、
松五郎ちゃんには、もっと小さな傘をしょわせました(笑)。

やっぱり傘、小さすぎるな・・・。
折って作る傘、作ってみようかな。










松子ちゃんと小松ちゃんには、うさぎ柄の割烹着、
松五郎ちゃんには、唐草模様の腹がけを作りました。

松五郎ちゃんは、
丁稚奉公の男の子みたいな格好をさせたかったのですが、
唐草模様で作ったせいか、何だかお祭りみたい(^^;)。
・・・それとか、獅子舞の人?(笑)

丁稚さんは、地味な縞の着物に、
ベージュっぽいような無地の腹がけをしていたのかな?

マダムに合わせて作ると、何でも、
横幅が広くて、寸詰まりな形になっちゃいます(^^;)。










小松 『ねぇちゃん、こりゃ、うさぎの柄だべ、
うさぎやさんの制服みてぇだな。』

松子 『うさぎと言っだら、お月さん!
お月さんと言っだら、満月庵だよ!!!』

小松 『。。。。。』

松五郎 (おろおろ・・・。)





(出演者:マダムアレクサンダー 松子&小松&松五郎ちゃん)