グランマの扉

女4代にぎやかな日々

自転車

2010-11-25 | 日記
「風が冷たくなって来て、自転車は辛くなって来たわ」
スーパーマーケットの自転車置き場での会話を耳にしました。


私が自転車に乗らなくなってから5年程になります。
少しでも歩こうと思い、手放しました。

と言っても、実は自転車に乗り出したのは33歳の春
それまでは跨いだ事さえありませんでした。
切っ掛けは下の娘の
お母さんの自転車の後ろに乗って幼稚園に行きたい」
の一言でした。

その頃凄く内気だった娘。
来春幼稚園に行くのが非常に厭だったみたいなのです。


そこで一念発起
自分でも乗ってみたかったし



近所の自転車屋さんで練習用の自転車を只で譲って貰い、早速練習を始めました。
年長さんだった上の娘は早々に補助輪が外れていたのですが、お友達の双子ちゃんが丁度練習中。
毎日一緒に公園で猛練習を始めました。

自慢じゃありませんが運動神経の鈍さには自信があります。
ヨロヨロしながら彼方此方にぶつかり放題。
双子ちゃん達は間もなく乗れるようになったのですが、私の自転車は何処に走っていくか、ぶつかるかわからない。
「おばちゃん、大丈夫?」と口々に心配され・・・

どうにか乗れるようになった時には足は青あざだらけになっていました。
夫に「今年の夏は素足を出さないでくれ。 DVを疑われるから」と頼まれる始末。


それでも、乗れるようになると楽しくて秋には後ろに娘も乗せてみました。
ところがこれが難しい。
一人で乗っている時とは重心がずれるので、一層ヨロヨロ。

おまけに歩道って段差はあるし、障害物は多いし、勿論人は歩いているし。

特に歩道まで陳列されている店が難関。
「あ~~  そっちには行きたくない~~~」と思えば思う程、寄っていってしまいます。


そんな母親の自転車の後ろに黙って乗っていた娘。

翌年の春には大人しく幼稚園バスに乗って通園となりました。


でも楽しかったなあ・・
家族揃ってのサイクリング。
ちょっとデパートに行くのも自転車ですいすいと行っていたっけ・・・

雪が溶けると自転車を綺麗に掃除。
半年ぶりの自転車にちょっとドキドキして乗ってみて、ちゃんと乗れるとわかった時の安堵感。



今でもちょっと乗ってみたくなるけれど、まだ体は覚えているかしらん・・・







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2 コメント

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訓練期間を思い出します (まり)
2010-11-25 20:00:43
小学2年生の春でしたが・・・ウキッ
>あ~~  そっちには行きたくない~~~」と思えば思う程、寄っていってしまいます。


笑い話みたいですが本当にそうなんですよね、覚えたての頃って

しっかし栞さん、勇気あります。
可愛い娘をよくぞ初心者のチャリに乗せた・・・勇気だ!いや愛だ!いや勇気だ

私は子育ての最盛期には、後ろに長男、前に長女、
背中に二男。
まさに「やっちゃいけない危ない事」を当たり前のようにやってた
よくぞ生き延びてきたモンだ

チャリは一度乗れるようになったらブランクがあっても大丈夫だよ・・・きっと・・・
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なんかさ~~ ()
2010-11-25 22:11:35
直ぐその辺のお母さん達スタイルが出来ると思い込んでいたんだねえ・・・
ハンドルがぶるぶる震えて怖かったよ~。
今思うと本当に「よくぞご無事で」

おまけに母が感心していました。
「あんなにゆっくり走っていては、却ってバランス取れないんじゃないの?」」と言われる位の超ノロノロ運転。

スピード恐怖症なのです。

やはり歩くのが一番さっ

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