グランマの扉

女4代にぎやかな日々

トルコ旅行四日目  後半

2012-05-13 | 旅行
ツアーでは必ず、その国の名産品を見学をした後、販売という流れが組み込まれます。 


でも例えば皮製品で言えば、やはり名産品にはそれなりの歴史があるのですね。

昔の国のステータスは図書館の蔵書だったそうです。
で、トルコの国勢が強くなり、立派な図書館が出来た。
そうするとトルコに対し先進国から当時の紙であるパピルスの輸出が制限され、仕方なく羊皮紙の発明がされ、その技術が今やグッチに提供するまでに至っている・・・なんて事は説明を受けなければ知らない歴史。

又、ツアー客の中で、是非その名産品をこの際手に入れたいけれど、本物の確証があるものを欲しいと言う人がいるのも事実。
名産品って、市場には必ずマガイモノが多く出回りますからね。

ですから旅行会社の肩を持つわけではありませんが、文句ばかりは言えないのです。


本日の食事の後、強制連行されたのは絨毯工房。

トルコと言えば絨毯。
ウール製と、絹製があります。
そして最高級品のものは、やはり絹の物。




お蚕さんから絹を取り出し、糸をよって、染め上げ




このように一本一本手作業で織り上げます。








何カ月もかけて出来た作品。






本物は裏も模様がクッキリしているのが特徴。







ここで同じツアーの新婚さんは仲良く肩を並べ、玄関マットを選んでいました。
いいないいな
一方、凄い値段の絨毯を買い求めたおじさまも・・・

我が家は・・・・絨毯を広げる余裕のある部屋がないので勿論パス。




さあ、やっと本当の観光が始まりました。

先ずウチヒサールへ。
「尖った要塞」という名前どおり、敵の侵入を防ぐ城塞としての役目を果たしていたそうです。






丁度土曜日だったので、土地の方達も沢山見えていました。






観光写真用のラクダもいますよ。



その後はパシャバーに移動。
カッパドキアと言えばここの風景が有名ですね。





エリンギに似ています。
でも此方では妖精が住んでいるという伝説から「妖精の煙突」とも呼ばれているそうですよ。






右端のキノコ、頭の部分が無くなるのは時間の問題
でも浸食という自然現象ですからね・・・・



ここではトルコアイスも食べました
嬉しそうな私がバッチリ写っているので写真のアップは出来ませ~ん。
でも、トルコアイスの素は買って来ました。
近々「トルコ料理の夕べ」を開催する予定ですので、その時ご紹介しますね





お次はギョレメ野外博物館へ。






 

教会です。






何しろこの辺り見渡す限り奇岩だらけ。
凄い規模です
さすが世界遺産

トップの写真もその中のひとつです。



で、感激しているうちに、又しても強制連行。
お次は陶器工房見学です。


実は我が家には知人のトルコの方から頂いた絵皿があります。
飾る場所もないので無造作に食器棚の奥にしまわれたままなのですが、職人による本物は凄い



丁寧に絵付けされ







見よ、この美しい仕上がり・・・・・・








・・・・で、やっと最後の観光スポット、「ラクダ石」







すっかり夕暮れです。


でも、この時丁度トルコの高校生のグループと遭遇。
もともと親日家が多いトルコ。
その上昨年、トルコと日本は友好100年記念だったとか・・・

ギョレメ博物館でも小学生の課外授業のグループと出会ったのですが、日本人とわかると写真を一緒に撮ってくれとリクエストされまくり。
ここラクダ石のスポットでも、いつの間にか私達ツアー全員と高校生グループ(先生も)が集合写真を撮るはめに。 


序に日本のおじさんは可愛い女の子とツーショットの写真を。
トルコの男の子達は、我がツアーのキュートなお姉さんとのツーショットの写真を。

思いがけない友好タイムとなりました。



そして夕暮れ過ぎる中、着いた今宵のホテル。







この中庭の奥の扉の角部屋が私達の部屋。


それはそれはウットリ、そして寛げる素敵な空間でした。

明日をお楽しみに

























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5 コメント

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本当はトルコに (カナ)
2012-05-13 16:51:10
台湾旅行から帰った娘が 栞さんの旅行記を読んで「初めての海外旅行なので、トルコは諦めたんだが、是非行ってみたい」と言っておりました。

今回はツアーでの旅行ではなかったのですが、トルコは要領よくまわらないと行けない場所が出そうな感じがするので、ツアーの方が良いのではと言っておきました。

強制連行も また たのしいかも・・・。

食事もとてもおいしそうですものね。
さて 栞さんのトルコ料理も きっと おいしく出来上がるんでしょうね。
うらやましいです。
返信する
そのとおり!! ()
2012-05-13 18:08:16
一度は見たいポイントが散らばっており、且つトルコは広いので、矢張り最初はツアーがいいと思います。
知人は、リピーターとして昨年イスタンブールだけゆっくり訪れていました。
娘さんは若いので、そういう方法もありますね。


今週末、娘夫婦を招くつもりなので、只今トルコ料理の試行錯誤中です。
まあ、娘達は食べた事がないので「こんな感じよ」と押し付けようと思っています。
返信する
ウワァ・・・ (まり)
2012-05-13 23:47:22
最後のホテルの部屋の中も見たかった~
想像がつかないのです。
こんな外観の建物の中身を。。。

ウチヒサールの尖った要塞って、まるで「天空の城ラピュタ」とかに出てきそうですね。

長い年月をかけて自然に作られた岩の数々。。。
実際に目の前にしたら感動の嵐になりそうだ。。。

キノコの岩が可愛らしいぞ

トルコの陶器が凄い
こんな細かい絵付けがされている陶器。。。ほ・し・い

トルコって素晴らしいね←感動しているらしい
返信する
エリンギがいっぱい! (ariel)
2012-05-14 03:25:18
カッパドキアと言えばやはりこの奇岩ですよね!
(って両親が旅行することになってから知ったのに…笑)

私にはやっぱりエリンギにしか見えない( ・´ー・`)プッ

両親もどこかの遺跡で見学に来ていたトルコの高校生との写真を撮っていましたよ~
撮って欲しいと頼まれたそうです
本当に親日家が多いのですね!

夜中に以前トルコを特集した「世界いってみたらこんなトコだった」の再放送があったので録画してまた観ました

うまくお金を稼ごうとする人もいるけれど
日本人がとても好き━━━(っ'∀`c)━━━━!!なんだということがよくわかりました

トルコアイスと栞さん…
見たかったなぁ~♪
目に浮かんできたけど(@´゜艸`)ウフウフ
返信する
ジブリの世界 ()
2012-05-14 08:22:37
まりさん

そうそう、第一印象は「ジブリだ~~ 」でした。
まりさんのコメントで想い出したわ
この世に、あんな風景があるのですね。


あの素晴らしいお皿。
工房には先生と弟子がいて、弟子は先生のデザインを模写して作品を作るのですが、そうなると途端に値段が安くなるの。
でも、仕上がりは素人が見ても一目瞭然。
やはり本物は訴えてくる力があります



arielさん

噂には聞いていたのですが、本当に日本人は人気者でした。
日本ではトルコって余り知られていないのにね・・・


で、親切にされて、ぽわん・・・となっている間に、絨毯の粗悪品なんか買わされる日本のお嬢さんも多いとか。
(ハンサムも多いのよ、トルコって。)




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