短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

めぐり逢えたら〜サンタンカ〜

2019-05-15 06:36:16 | 日記

山丹花(サンタンカ)

シノワの風に

誘(いざな)われ

めぐり逢えたら

そばで咲かせて


サンタンカ、学名Ixora(イクソラ)は、サンスクリット語の「シバ神」をポルトガル語訳したことば。シバ神にこの花をお供えしたことに由来します。(青い体のシバ神は破壊と創造の神)

「守られてる」って思うだけで守られてるようです。

お礼を言うとまた守ってもらえるみたいです。

不思議ですけど、世の中考えてみれば不思議だらけですものね。

今日もいろんな存在に守られて

あなたのために咲いています✨

なんてモードで(笑)💕

花言葉は「熱き思い」「神様の贈り物」


水色の花〜藍〜

2019-05-14 09:15:55 | 日記


叶うなら

あなたの胸に

飛び込んで

藍になりたい

水色の花


水色→水浅葱(みずあざぎ)→浅葱→薄縹(うすはなだ)→浅縹→納戸→藍

藍染めでは染料に浸すごとに、色は濃く深くなっていきます。

水色の花はピュアでまるで初恋のような初々しさ。

でも、叶うなら、一緒に時を重ねて、いろんな経験を重ねて、

深みを増した藍(愛)色の花になりたい。

一緒に時を重ねられないこともあるけど・・・・

それは運命

水色も藍色もとても素敵✨

 


臆病な愛〜藤④〜

2019-05-14 09:07:50 | 日記

藤の花

下弦の月に

揺らぐとき

まだ見ぬ明日に

臆病になり


藤の花もあっという間に終わり薔薇の美しい季節になりました。

どのお花もみんな駆け足。

「是無等等呪」

「変わる」ものを、「変わらない」と思い込んでいる。

「変わらない」と思っていたのに「変わった」そこに、苦悩が、むくむくと持ち上がってくる 

〜般若心経〜

友達が新しい愛が欲しいって言いました。
私がいつも永遠の愛って言うから(笑)

すべては変わっていく

だから、新しい愛💖

ある意味悟ってるのかも✨

人は明日に臆病になる生き物なのかもしれませんね。
だからわかっていても、変わらぬものを求めてしまう。

下弦の月に揺れる藤の下

「新しい愛ね〜流石!」

と、変わらぬものを求めてしまう、臆病なもう1人の私が静かに感動。

私はきっと悟った人の話を聞きながら一生悟らない、風に揺れる藤の花。


独りよがりの夜〜コクリコ〜

2019-05-08 11:16:27 | 日記

夢の花

コクリコの花

抱きしめて

独りよがりの

夜が満ちてく


あなたの愛は今どこをさまよっているのかしら……

虞美人草にはなれないけれど、

私はここで待っています。

別名「虞美人草」「ひなげし」「ポピー」

花言葉は「慰め」「無償の愛」「心の平静」

オリエンタルポピーの花言葉は「夢想家」

🔸虞美人・・・「史記」に残る「四面楚歌」の故事によれば、項羽の愛人、項羽とともに死んだといわれています。彼女の血のあとに咲いた赤いひなげしの花を虞美人草と呼ぶようになりました。

。。。。

方向音痴のお陰で昨日は思わぬポピーの畑に出会いました。
赤いポピーじゃないから虞美人草ではないけれど。

オレンジの花言葉は「恋の予感」

道を間違えたら“恋”と出会ったという事で(笑)
途中泣きそうでした(T . T)


聖五月〜オーニソガラム〜

2019-05-08 11:06:05 | 日記

聖五月

あなたの痛み

感じてる

私の中の

マリアな部分

 

「聖五月」は夏の季語。
元来はカトリックの「聖母月(マリア月)に発しています。

以前セドナのお土産でいただいた赤土を焼いて作ったクロス。
裏に好きな言葉を書きました。
たまに手にとってみます。

ちなみに書いた文章は聖書の箴言3:5

「自分の知識に頼らない、啓示で進め」というようなことかな。

【人生はステキな予定外✨
だから考えない💖】

こんな感じに意訳してます(笑)

写真のオーニソガラムは、別名ベツレヘムの星。ベツレヘムの星が救世主の誕生を告げて、東方の三博士をイエスの元に導いたあと、野原に散らばって花になったという素敵な伝説をもつお花です。

私は令和と共に誕生月を迎え、
あらためて純白の星に心を映しています。

今日も素敵な1日になりますように💖


見果てぬ愛〜琥珀〜

2019-05-06 15:27:50 | 日記

月明の

琥珀の中に

眠る花

見果てぬ愛が

運命ならば


もし前世や来世があるなら想いはつながるはず、

琥珀のように、悠久の時を経て誰かの胸で揺れるペンダントがあるように・・・・

時を越えめぐり合える想いを信じたい。

永遠につながる魂を思うと、人生はロマンに満ちてきます。


この人とは前世でどんな関係だったのかしら?

なんて。

来世でまた出会ったら今度は恋人にしてね……

とか。

魂は急がないから大丈夫。

悠久の時を越え、月明かりの下で初めてのようにめぐり合いましょう。

速くても遅くても、すべて流れのままに……


花妖〜牡丹〜

2019-05-05 08:59:00 | 日記

倒錯の

私の罪を

むしりとる

死ぬほど好きと

花妖になる夜


花の精が人間の女の姿になって、人間の男と情を交わすという物語、中国ではよくあるようです。

「牡丹と耐冬」の中で牡丹の精が毎晩詩人のもとを訪れてベットを共にするという話はエロティック💖

夜の闇に紛れたらそんなこともありえそうな気がします。

牡丹はもともとは薬用として、 弘法大師(空海)が持ち帰ったという説もあります。

秘薬?それとも媚薬???

どちらにしても、お花(植物)は心にも体にも効きますね✨

「牡丹花之富貴者也(牡丹は花の富貴なる者なり)」