短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

水色の花〜藍〜

2019-05-14 09:15:55 | 日記


叶うなら

あなたの胸に

飛び込んで

藍になりたい

水色の花


水色→水浅葱(みずあざぎ)→浅葱→薄縹(うすはなだ)→浅縹→納戸→藍

藍染めでは染料に浸すごとに、色は濃く深くなっていきます。

水色の花はピュアでまるで初恋のような初々しさ。

でも、叶うなら、一緒に時を重ねて、いろんな経験を重ねて、

深みを増した藍(愛)色の花になりたい。

一緒に時を重ねられないこともあるけど・・・・

それは運命

水色も藍色もとても素敵✨

 


臆病な愛〜藤④〜

2019-05-14 09:07:50 | 日記

藤の花

下弦の月に

揺らぐとき

まだ見ぬ明日に

臆病になり


藤の花もあっという間に終わり薔薇の美しい季節になりました。

どのお花もみんな駆け足。

「是無等等呪」

「変わる」ものを、「変わらない」と思い込んでいる。

「変わらない」と思っていたのに「変わった」そこに、苦悩が、むくむくと持ち上がってくる 

〜般若心経〜

友達が新しい愛が欲しいって言いました。
私がいつも永遠の愛って言うから(笑)

すべては変わっていく

だから、新しい愛💖

ある意味悟ってるのかも✨

人は明日に臆病になる生き物なのかもしれませんね。
だからわかっていても、変わらぬものを求めてしまう。

下弦の月に揺れる藤の下

「新しい愛ね〜流石!」

と、変わらぬものを求めてしまう、臆病なもう1人の私が静かに感動。

私はきっと悟った人の話を聞きながら一生悟らない、風に揺れる藤の花。