短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

花桐

2020-10-22 07:17:06 | 日記
花桐の
紫過ぎて
結ばれし
想い羽ばたく
神立の朝

桐の実はちょうと今頃です。
薄紫色の綺麗なお花は桜が散り終わったころ咲きますが、高いところにまっすぐに上を向いて咲くためあまり気づかれません。

「神立」はもともとは神様が何かを伝える雷、雷鳴を指す言葉。

「神立風」は陰暦十月に吹く西風。
この月に八百万の神々が出雲大社に渡られるから。

。。。。

桐は鳳凰が止まるただ一つの木だそうです。

大正11年に日本に来たアインシュタインが、「我等は神に感謝する。天が我等人類に日本という国を造っておいてくれたことを」と言ったそうです。

ふと、思い出しました。

かけまくもかしこき
すめらみことの国


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