めぐる。

アサイチからおばあちゃんに会いに行ってから、西宮市役所へ。
市民グループ・後期高齢者医療グループ・介護福祉課・障害福祉課・高齢福祉課をはしご。
西宮社会保険事務所で、あれこれ質問。芦屋市役所で保険証の返却。実家で恩給局に電話。

一つ一つ「課が違う」とか言われて、全部説明しなきゃならんので大変だった。
故人と生計を共にしていなかった者でも、委任状があればさっさと手続き出来るんだけど。。。
うちのおばあちゃんはほとんど目が見えていないため「自署」が出来ない。
出来るけど、自分の名前を書くのに大げさじゃなく３０分はかかるから、何枚も委任状に
サインなんてさせられない。私は待てるけど、おばあちゃんだってプライドが傷つくだろうし。
そのことを説明したら、本人が合意していれば代筆でもいいんです、といってくれた所と
あなたと故人の関係を説明できる書類を用意してくれって言った所がある。
それには、私と、私の母の「父母が記載された謄本」を用意しないといけない。
要は、うちのおじいちゃんから母が生まれ、父と婚姻し私を生んで、私は嫁に行ったという
ことが分かる書類が今日用意できれば、委任状がなくても大丈夫です、だって。
あのな。母の本籍は東灘で、私の本籍は垂水なのだ。取ってこれるかっつーの。
…じぃさん。ちょっと出てきて「こいつはマゴだ」と言ってくれないだろうか。

結局様々な交渉にまる一日かかって、来週もう一回市役所に出向くことになった。
さいごにもう一度おばあちゃんに会いに行ったら、東京からおじが来てたので、本日の色々な
役所系手続きを説明。わかってるんだか居ないんだか「レポート書いといて」だと。
忘れないうちに、なにをどこに提出・返却したか書いとかないと、抜けて行きそう。
再来週に四十九日法要があって、その次が納骨＠徳島。
ばたばたしている遺族以上に、おじいちゃんがばたばたしている気がする。
おじいちゃんっっ。おちついてっ。

あと、位牌に彫る戒名は一文字400円と聞いていたのに「11月１日に法要があるのでしたら
特急料金なので一文字800円になります」って言われたらしい。なんだそれ。
おじが「おかしいんじゃねーのか？」って聞いたら「じゃあ400円でいいですよ」だって。
さらにナンダソレだよなー。おかしいことがたくさんあるわ。

おじいちゃんのいろんな権利をひとつひとつ役所に返却していく作業をしていたら、なんだか
すごくさみしい気持ちになりました。
でも権利の一部は、おばあちゃんが元気で生きていくための新しい力に生まれ変わります。