植林された山の斜面に栽培された「林間わさび」
清らかな水と、
年間を通して温度8度〜20度の
栽培条件を備えた津江地区の特産品です。
日田の津江地区は九州最大のワサビ産地です。
植林された山の斜面一面にワサビ畑が広がり、
木と木の間から日光が優しく差し込む…
写真集で見たような美しい山の景色が広がっていました。
きちんと間伐された山林は宝の山となる。
山を守り、ワサビを育ててきた皆さんを
同じ日田の人間として誇りに思いました。
40年ほど前からワサビ栽培を始めた津江地区。
杉を植林して伐採するまでは何十年もかかりますが、
ワサビは3年ほどで収穫期を迎えます。
大切な収入源です。
この美しい森が清らかな水を育て、
日田や福岡の水源となっているのですね。
これらのワサビは名古屋や静岡に出荷され、
ワサビチューブなどに加工されるそうです。
直接地元で食す機会が少ないのはちょっと残念ですが、
うちの冷蔵庫にあるチューブにも日田産が含まれてるかも^_^