サン・シュルピス教会の噴水は、イタリアの貴族ヴィスコンティが作ったそうですが、ルキノ監督?時代からすると彼の先祖のような、よく解りません。しかし、ヨーロッパに行くと、ギリシャ神話・聖書・ローマ帝国などの物語を題材にした絵や塑像が多いので、無知な私には、もったいない。物語を熟知していたら、もっともっと感動したのに。 ルキノ監督の”ベニスに死す”好きです。美しい映像。余白の美のあつかいがすごい。それから、これは映画の内容ですが、トーマス・マンの書いた主人公。マーラーに置き換えていますが、美少年に心をうばわれる。映画の美少年は、まるでラファエロが描く天使のようでしたが。 ふと思いました、私が、カン・ドンウォン君に心を奪われたのと同じなのかな、少し違うかな。・・・マーラーの交響曲代5番の儚いメロディーが・・・・