カン・ドンウォン君のbirthdayカードを作ったのに、どこに保存したかわからなくなっていたのですが、見つけました。遅くなりましたが。2月の義兄弟の上映にむけて、宣伝活動をしています。いつもパンフレットをしのばせて、時間があったら見てねと・・・・ドン君はTVドラマに出ないので、名前は知っているけど・・・でもパンフレットを見ると、美しい人ねと・・・・映画に、行こう!!
馬遠の息子の馬麟の絵。”静聴松風図”この静聴松風の書は、理宗皇帝の書。高士の顔は、松が好きだった理宗皇帝に似ているとか。音に埋もれた現代、心を無にして、ただ松が揺れる音を聞くしばしの時間を、持ちたいものですね。同じ馬麟の”乗燭夜遊”図の置物を、記念に買いました。
南宋の初代皇帝 高宗の肖像画です。とても文芸を愛する皇帝。馬遠が仕えたのも高宗でした。下の書は、高宗が書いた 岳飛への書です。私はこの書、字体が好きです。当時、金との戦いが続いていて、岳飛の戦勝に対してのお礼の書のようです。所々字が読めて霜がおおう国境で戦う様子がうかがわれますね。こののち、岳飛は、朝廷のねたみをかい、投獄されて獄死。今でも漢民族の英雄としてあがめられているそうです。それにしてもこの書、品がありますね。
2010年10月8日~12/26の南宋芸術興文化特展。10月10日の国慶節に訪れました。10日は9時から17時まで一日中見てました。南宋は、日本の平安~鎌倉時代、金に侵略されて、北から今の上海の少し南の紹興あたりに、1127年~1279年153年間の時代です。紹興は、353年に王義之が書いた”蘭亭序”の蘭亭がある所。運河がめぐらされた、詩情あふれる風土。上の絵は、私の好きな”馬遠”の”山径春行”。”しょく袖野花多自舞 避人幽鳥不成啼”なんという おだやかな 幽玄のけしき。
故宮博物院の常設の玉石翠玉白菜や肉形石を見るために、大勢の中国本土からの観光客。収蔵物が65万とすばらしい博物院ですが、とにかくうるさい。世界で一番モラルの無い美術館?係員の方がたが、キープクワイエットの札をかざして注意していましたが、そんなこと気にする様子など・・・・ドアの所に騒音測定器。彼らは、南宋の美術品には、あまり興味をお持ちでなく、私が絵を見ていると、前を横切る、取り囲まれかん高い声でお話をして、・・・所変われば?