奇跡のリンゴの木村秋則さんの講演会と映画『降りてゆく生き方』、行ってきました。
映画は映画館での上映なし、DVD化なし、テレビ放映なし、なのに口コミのみで全国で上映されている映画です。
実際に全国を取材し、200名以上の‘新しい生き方’をしている方々のインタビューをもとに、ストーリーが作られています。
その中の一人が、木村さん。
映画のテーマはいのち、そして生き方。
より豊かに、もっともっと、上へ上へと、経済成長を求め、効率を追いもとめて来た日本人。
けれどそれはいつまでも続かない幻想であることに多くの人が気づきはじめている今。
こんな時代にぴったりのストーリーです。
お金ってなんだろう?
生きるってなんだろう?
幸せってなんだろう?
ひとりひとりに問いかけてくるそんな映画でした。
そして、木村秋則さんの講演。
その佇まいー話し方、お辞儀の仕方、笑顔、曲がった背中、木村さんがそこにいらっしゃるだけで
言葉以上の何かを感じ、津軽弁まじりで話されるお話は、すさまじい苦労を乗り越えてきたヒトだけが
持つであろう力強さと説得力がありました。
涙が溢れて仕方なかったです。
木村さんは9年の歳月をかけて、世界で初めて無農薬でリンゴ栽培を成功させた方です。
20年前から自然農法といって、無農薬・無肥料・除草剤なしの農法を広めようと活動してこられました。
木村さんによると、日本は農薬使用量世界一だそう。外国では、日本に行ったらなるべく野菜は食べるな、農薬だらけだから・・・と言われるくらいに。。
そして地球温暖化の原因のひとつに、世界中の農家が使う肥料があることが2年前アメリカで発表されたそうです。肥料を与えて実際に野菜や土が吸収するのは10~15%、残りの40~50%はガスになってしまうそうです。
知らなかったことばかり。
そして木村さんはお米の腐敗実験もされていました。
自然農法、有機栽培、一般栽培の3種類のお米をそれぞれビーカーに入れた、2週間後の写真を見せてくださったのです。
自然農法以外のお米は、腐ってカビのようなものも生えています。
臭いは鼻が曲がりそうになるほどひどく、吐き気がするほどだとか。。
でも自然農法のお米は腐りもせず、そのまま。
それを見たとき、私は思わずぞっとしました。
こんなに腐ってしまうようなものを私たちは食べているのか・・・、と。
日本ではガンの罹患率は1940年代に比べると恐ろしいほど増えています。
これって、食べ物によるところが多いのでは?
私たちは食べることで生かされているんですから。
何を食べるか、はどう生きるかに通じるのだな。
この事実をもっと多くの人が知って、生産者は肥料や農薬でコントロールしようとするのをやめて、木村さんのように自然界の循環、虫や微生物や草や土や・・・つまり自然全体の営みを知り、それに委ね、野菜やお米や果物が成長しようとするのを手伝う、というスタイルにシフトする必要があるし、
消費者はそういう生産者の作ったものを選んで買うことで、身体にも環境にも調和した食べ物がもっと流通させることができるようになるのだということを強く感じました。
木村さんのお話で心に残ったことば。
はじまりはいつもひとり。
常識を疑え。
私は百姓だから、農業でやる。
みんなで農業ルネサンスを!と木村さん。
木村さんにとってルネサンスとはなんですか?との質問に
‘本来の姿にもどること’と。
本来の姿にもどる。
これはリコネクションの哲学と同じ考え方。
本来、人間も自然の一部。
たくさんいる生物の1つの種にすぎない。
本来の姿はすべてと調和し、完全だ。
私たちはただ、その本来の姿を思い出しその在り方にもどればいいだけ。
私も畑で野菜を作ってみようと思っています♪
父にも木村さんの本を読んでもらって、自然農法という方法があること、
肥料や農薬は必要だという常識を覆した人がいることを知ってもらおうと思っています。
何かが変わるかもしれないもんね♪
まずは知ることから始めよう。
もう1つのブログはこちら、祝の島について書きました→ ♪ricosmicnote♪
映画は映画館での上映なし、DVD化なし、テレビ放映なし、なのに口コミのみで全国で上映されている映画です。
実際に全国を取材し、200名以上の‘新しい生き方’をしている方々のインタビューをもとに、ストーリーが作られています。
その中の一人が、木村さん。
映画のテーマはいのち、そして生き方。
より豊かに、もっともっと、上へ上へと、経済成長を求め、効率を追いもとめて来た日本人。
けれどそれはいつまでも続かない幻想であることに多くの人が気づきはじめている今。
こんな時代にぴったりのストーリーです。
お金ってなんだろう?
生きるってなんだろう?
幸せってなんだろう?
ひとりひとりに問いかけてくるそんな映画でした。
そして、木村秋則さんの講演。
その佇まいー話し方、お辞儀の仕方、笑顔、曲がった背中、木村さんがそこにいらっしゃるだけで
言葉以上の何かを感じ、津軽弁まじりで話されるお話は、すさまじい苦労を乗り越えてきたヒトだけが
持つであろう力強さと説得力がありました。
涙が溢れて仕方なかったです。
木村さんは9年の歳月をかけて、世界で初めて無農薬でリンゴ栽培を成功させた方です。
20年前から自然農法といって、無農薬・無肥料・除草剤なしの農法を広めようと活動してこられました。
木村さんによると、日本は農薬使用量世界一だそう。外国では、日本に行ったらなるべく野菜は食べるな、農薬だらけだから・・・と言われるくらいに。。
そして地球温暖化の原因のひとつに、世界中の農家が使う肥料があることが2年前アメリカで発表されたそうです。肥料を与えて実際に野菜や土が吸収するのは10~15%、残りの40~50%はガスになってしまうそうです。
知らなかったことばかり。
そして木村さんはお米の腐敗実験もされていました。
自然農法、有機栽培、一般栽培の3種類のお米をそれぞれビーカーに入れた、2週間後の写真を見せてくださったのです。
自然農法以外のお米は、腐ってカビのようなものも生えています。
臭いは鼻が曲がりそうになるほどひどく、吐き気がするほどだとか。。
でも自然農法のお米は腐りもせず、そのまま。
それを見たとき、私は思わずぞっとしました。
こんなに腐ってしまうようなものを私たちは食べているのか・・・、と。
日本ではガンの罹患率は1940年代に比べると恐ろしいほど増えています。
これって、食べ物によるところが多いのでは?
私たちは食べることで生かされているんですから。
何を食べるか、はどう生きるかに通じるのだな。
この事実をもっと多くの人が知って、生産者は肥料や農薬でコントロールしようとするのをやめて、木村さんのように自然界の循環、虫や微生物や草や土や・・・つまり自然全体の営みを知り、それに委ね、野菜やお米や果物が成長しようとするのを手伝う、というスタイルにシフトする必要があるし、
消費者はそういう生産者の作ったものを選んで買うことで、身体にも環境にも調和した食べ物がもっと流通させることができるようになるのだということを強く感じました。
木村さんのお話で心に残ったことば。
はじまりはいつもひとり。
常識を疑え。
私は百姓だから、農業でやる。
みんなで農業ルネサンスを!と木村さん。
木村さんにとってルネサンスとはなんですか?との質問に
‘本来の姿にもどること’と。
本来の姿にもどる。
これはリコネクションの哲学と同じ考え方。
本来、人間も自然の一部。
たくさんいる生物の1つの種にすぎない。
本来の姿はすべてと調和し、完全だ。
私たちはただ、その本来の姿を思い出しその在り方にもどればいいだけ。
私も畑で野菜を作ってみようと思っています♪
父にも木村さんの本を読んでもらって、自然農法という方法があること、
肥料や農薬は必要だという常識を覆した人がいることを知ってもらおうと思っています。
何かが変わるかもしれないもんね♪
まずは知ることから始めよう。
もう1つのブログはこちら、祝の島について書きました→ ♪ricosmicnote♪
私も直接聞いてみたかった!
けど、書いてくれたこと、ためになります。
日本の野菜は怖いのね。。
今月から自然食品のお店で日々の食材を買うようになったよ。そこで買った有機栽培のごぼうが、購入してから3週間近くたったのに、まだ傷みません。常温で壁に立てかけてるだけなんだけどね。不思議だなぁと思っていたら、有機野菜は傷みにくいと聞いて、納得したんだよ。
ricoちゃん栽培の有機野菜を食べれる日がきたら感激だなぁ。
理論やデータも提示しつつ、木村さんの経験からくるお話ですばらしかった♪
紹介してくれてありがとうね!!
次は9月19日に名古屋で武田鉄矢さんと一緒に講演会と映画があるらしいよ。
私もまだ知識がまったくなくてわかってないんだけど、自然農法と有機農法はちがうみたいなんだよね。
有機農法でも使用を認められている農薬もあるみたいだし。
興味をもちつづけて、もっと知っていかないとなぁって思ってる。
今うちの畑では父が蒔いたサニーレタスのこぼれ種を、私が植え替えたコたちがわっさわさとできてるんだよー。
毎朝、食べる分を畑からちぎって食べています。近所ならあげられるのになぁ。
かえってこいよー(笑)