今ここから

昨日、ずっと観てみたいと思っていた映画‘地球交響曲’シリーズの第７番を観てきました。
図らずも監督である龍村仁さんも会場に来られてお話してくださるという幸運に恵まれて、映画もさることながら、監督のお人柄に触れることができたことが昨日の一番の収穫でした♪
すごくチャーミングな、いいカッコしない、素敵な方でした。

その人の佇まいというか、在り方に直に触れることほど、その人を知るためにいい方法はない気がします。

さて、この映画はドキュメンタリー映画なんですが、登場した３人の方々がおっしゃっていたことには共通点がありました。

私が一番心に残っていることは、
この世界に存在しているものすべてはひとつである。
ひとつである以上、一人一人の小さいように思う行いにも世界全体に影響を及ぼす力がある。
ということ。

これは、３．１１以降、私たちが直面している現状を考える時、とても勇気をもらえる視点だと思うし、ひとりひとりが今ここ、目の前にあることにどれだけ真剣に取り組むかということが世界を変え、未来を変えることができるということにつながっているなぁと感じた次第です。

そしてもう一つ、人も身体・精神・魂で１つであるという視点。
身体だけ健康、精神だけが健康、なんてことはありえないということ。

スピリチュアルなことだけを大事にしていても、身体だけを大事にしていても、バランスを欠き
偏った人になってしまうこと。

例えば、スピリチュアル！とか言って、ヒーリングだ、占いだ、チャネリングだー、なんてことだけをやって、食事はおろそか、睡眠は不規則、ストレスいっぱい、自分に嘘ばっかりついて身体に無理な生活をしている、なんて生活を送っているのだとしたら、永遠にアンバランスで、どこか何かが満たされていないように感じつづけるんじゃないかしら？ということ。

人間として身体を持って存在している以上、まずは目に見える目の前の今ここにあることを大切にして、しっかりやるべきことをやり、それと同時に目に見えないけれど感じることのできるハートの声にしっかり耳を傾けて生きること、自分に嘘をつかないこと、そしてその両者のバランスが取れているとき、人は初めて今ここにあることがすでに完全であり、満ち足りたものだと気づけるのではないかしら？

ネイル、リコネクション、瞑想、を仕事として提供する自分自身に自戒をこめて。

すべてはバランスだ。