Richardに愛をこめて…

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マダムKのDiary
    

十三夜・・・ 

2014-10-08 | 季節の行事 ・ 風景

 

 

 


2012年の山中湖のホテルから見た 早朝の十三夜のお月さま・・・ 
前日は台風でした
今もそうなりましたね・・・

 

 

 

 

 

 


Mark is でショッピングをして 地下でお野菜でも・・・
ふと目に留まった兎さん
可愛い表情とこの絵に惹かれて買いました

 

 

 

 


この神話は・・・後程にして

 

 

 

 

 


中には 12個の卵色の小さなお団子が入っていました

 

 

 

 


そのままで頂いても このきな粉をかけて頂いても美味しいと書いてあり
柔らかなお団子の中に 甘さ控えめなこしあんが入っていました
美味しい・・・

 

 

 

 

 

頂ながら・・・ふと・・・お月さまの兔は・・・と気になって


十五夜 お月さん
御機嫌さん
婆やは お暇(いとま)
とりました

十五夜 お月さん
妹は
田舎へ貰られて (もられて)
ゆきました

十五夜 お月さん
母さんに
も一度 わたしは
逢いたいな

1920(大正9年)
野口 雨情

哀愁を感じる そんな歌詞です

 

 


 



月うさぎ伝説の由来には、いくつかの説がありますが
 インドのジャータカ神話によるものが、よく知られています 



昔むかしのインドの話・・・
仲良く暮らす うさぎときつねとさるが居ました
3匹は いつも
「自分達が獣の姿なのはなぜだろう?」
 「前世で何か悪いことをしたからではないだろうか?」
 「それならば、せめて今から人の役に立つことをしよう!」
ということを話し合っていました

この話を聞いていた帝釈天(たいしゃくてん)は 何か良いことをさせてあげようと思い
老人に姿を変えて3匹の前に現れます
何も知らない3匹は 目の前の疲れ果てた老人が
「おなかがすいて動けない 何か食べ物を恵んでほしい」と話すと
やっと人の役に立つことができる!と喜んで老人のために食べ物を集めに行きました

さるは木に登って木の実や果物を、きつねは魚を採ってきました
ところが うさぎだけは一生懸命頑張っても何も持ってくることができません
うさぎは もう一度探しに行ってくるから火を焚いて待っていて欲しい
と きつねとさるに話して出かけていきました

暫くすると うさぎは手ぶらで戻ってきました
そんなうさぎを きつねとさるは嘘つきだと攻め立てます
するとうさぎは「私には、食べ物を採る力がありません どうぞ私を食べてください」
と言って火の中に飛び込み 自分の身を老人に捧げました

これを見た老人は すぐに帝釈天の姿に戻り
「お前達の優しい気持ちは 良く解った 今度生まれ変わる時には きっと人間にしよう
  それにしても うさぎには可愛そうなことをした  月の中に うさぎの姿を永遠に残してやろう」 とおっしゃいました
こうして 月にはうさぎの姿が残ることになりました

 

 



お月さまを見上げながら ふと こんな話を思い浮かべてみたら
ちょっと心が懐かしい気持ちになりますね・・・

 

 

 

 

☆ 軽井沢3日目は 次回に・・・

 

 

 Madame K

 

 

 


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10 コメント

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Unknown (ミー姉)
2014-10-08 10:01:29
風流ですね~~~
私もお月見をしながらお団子を頂きたくなりました・・・でも今日は皆既月食ですね(笑)
器も素敵ですね。
最後のは・・・・半巾の帯かしら?
ウサギの帯はとっても縁起が良い物です!
とっても素敵な色柄ですね~~
こうして季節ごとの風物を取り入れて楽しまれるなんて、やっぱりマダムは素敵な方ですね~
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Unknown (うさぎぴょん♪)
2014-10-08 12:48:01
お月見団子かわいい!
やっぱりうさぎさん♪
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Unknown (ルーシーママ)
2014-10-09 03:18:28
優しい色合いのまあるい月見だんご…
一口サイズで美味しそうですね~♪
そういえば私も昨日の夜、夕食が終ってから
パパとちょっとだけお買い物に出かけましたが
その時に見たお月さまがまん丸で大きく輝いていて
綺麗ね~と二人で車の中から見上げたんですよ~^^

月うさぎの伝説…そんな言い伝えがあったのね~
アメリカではね、えーっとうさぎではなく何に見えると
いってたかしら?あー忘れてしまったわ~(笑)
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Unknown (マダムK)
2014-10-10 07:35:22
ミー姉さんへ
毎年 十五夜や十三夜は窓からお月さまを見て…楽しみにしています
夜に見上げて眺めるお月様 時間を忘れる そんな時間です
皆既月食も 雲が多くて最初のお月さまは綺麗でしたが 最後は雲に隠れて…

兎の器や風呂敷 大好きです
これは小風呂敷なんです
兎の帯は 実家に持っています
そうなんですね~^^
返信する
Unknown (マダムK)
2014-10-10 07:36:43
うささんへ
十五夜 お月さん・・・
いつも月を眺めては あ・・・うささんも兎が大好きなんだって思いだしますよ
このお団子も可愛いでしょう
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Unknown (マダムK)
2014-10-10 07:41:15
ルーシーママさんへ
小さなこのお月見団子 とても美味しかったの
十五夜も十三夜も 窓から眺めては 雲の合間に光るお月様を見ていました
ルーシーママも大きなお月様を・・・
秋はいいですね~

お月さまの兎の伝説・・・ぼんやりとは覚えていたけれど 改めて読み返してみると
少し悲しいお話でした・・・
大きなお月様 ずっと見ていたい そんな感じです…
アメリカの方では また違って見えるんですね^^
返信する
Unknown (とちこまま)
2014-10-11 01:22:54
一枚目の富士山とっても素敵~絵葉書をみてるようです。

インドの兎のお話。
そんなお話があったのですね。
月の兎のお話は少し哀しいお話が多いですね。
だから伝説になるんですよね。

黄色いお団子初めてみました。
きな粉をかけると美味しいでしょうね♪
返信する
Unknown (Unknown)
2014-10-12 09:26:20
とちこままさんへ
台風で夜中凄かったんです
でも 一夜明けると素晴らし景色 早朝の富士山で赤富士が見えた煮でした

月の兔の逸話は いろいろとあるみたいですね~
月夜に見る大きなお月様は 胸がジ~ンとして哀愁がありますね・・・

この小さな黄色いお団子 柔らかくて美味しかったんですよ
返信する
Unknown (sugar)
2014-10-12 09:48:43
十三夜さんもお月様が観れましたね。
十五夜もでしたが、十三夜も職場で、お月見団子を作り、パンパスグラスと、ケイトウを用意し、栗、うさぎと、飾り付けをしました
十三夜では、お団子作りの後に、お茶会を開き、お煎茶を頂きました。
お菓子は、お団子ではなかったですが、練り切りで秋を感じるものでした。
お茶会は好評でした。
十五夜、十三夜は私が子供の頃は、毎年自宅で飾り付けをしていたので、お団子を作りながら思い出しました。
購入した、お月見団子U+203CU+FE0F可愛らしくて美味しそう。
後、うさぎの昔話。子供の頃読んでは涙ぐんだのを思い出し、今回も胸が苦しくなりました。
当分、お月様を見ながらうさぎの事を思い出しそうです。
返信する
Unknown (Unknown)
2014-10-14 07:27:41
Sugarさんへ
十五夜も十三夜も・・・きちんと飾り付けなさって楽しまれたのですね~
お茶会もいつもママさんのブログで拝見しては 懐かしい想いでした

お月さまの兔の話も 悲しい話なのでお月様を見るとジュ~ンとします
美しい月の光を見ながら 哀愁を感じて いろいろな逸話が生まれているのでしょうね・・・
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