ゆりかもめーる。

人生はrhythm BAR.

Singing.

2006-11-25 15:52:43 | ゆりかもめーる。

芸術でもそうじゃなくてもきっとこの世の物事全てがそうなんだろうけど、全てが奥深い。

ちょうど一週間前、歌のレッスンの代講でMけさんが来てくれた。
Mけさんは公演で自身が歌った「希望の歌」を「演じる」という角度からアプローチして、普段クラスレッスンではなかなかできない一人ひとりに対する指導をしてくれた


歌うコトってとても奥が深い・・


「ただ歌うんじゃなくて、歌詞の意味を考えて喋りかけて」
っていうような注意はよく聞くけど、意味を考えてるつもりだし感情こめてるつもりだし、出来てるのかできてないのかよくわかんなかった、実際。
だけど、改めて歌詞を自分の言葉として喋って、その直後にメロディーにのせてみると今までと全然違うことに気が付いた
これは自分の中ですごい発見だった。


その後はみんなで役割分担して、気持ちが通じ合う瞬間を目に見える形にして(種明かしをするとキャンドルに火をつけて回るの)一人ひとりに「伝える=火がつく」ように歌うワークショップをした
みんなはほぼ初めて聞いたに等しい歌だったから歌詞を忘れないように大変だったみたいだけど、私にとってはずーっと聞き続けてきた歌だったから「歌詞がー・・」とか「音はずさないようにー・・」とか余計なコトを考えなくて済んで、終わった今から思うとすごく無理なく声が出てた感じがした
ホントはメロディーに関しても事細かに気を配って歌っていかなくちゃいけないんだけど、それに固執しすぎると変に緊張しちゃうから余計に声が出なかったり失敗したりしちゃう。
あの時は不思議なくらい「伝えたい」っていう気持ち一つで歌ってた
役の気持ちに集中するといらない緊張をしなくて済むんだなぁって実感した。
歌なのに、メロディー以外のコトに集中した方がうまくいくなんておもしろいなぁ・・
こういうトコが奥深い。

しかし、歌が変わっても同じように気持ちに集中できるのかなぁ・・




そういえば私は何でもかんでも自分の100%より少し抑えた8割方でやってしまう癖というか、多分全てさらけ出すことに恐怖があるからだと思うんだけど、それを今回もいかんなく発揮し(?)Mけさんに指摘された。
歌でも、DANCEでも、芝居でも、そして私生活においても私のその悪い部分はなかなか抜けてくれない。
もっと思い切りのいい人間にならなくちゃだなぁ


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