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ガンマ親父の500Γへの道 2

旧サイトに引き続き、ガンマ大好きな鈴菌オヤジの気が向いた時に書くかもしれないブログです。

GrassTracker BigBoyブレーキオイル交換

2009-08-17 02:35:00 | グラストラッカー
8月30日(日)の「草千里09」も間近になり、10年に1度の参加のため、気になっていたブレーキオイルの交換をしました。ちなみに、どちらのバイクで行くかは、まだ決まっていません・・・

自分の中では、得意技(整備)の1つですが、久々なので、前準備をしっかりと行いました。

■準備したもの

右から、
・ブレーキオイル(HONDA ULTRA BRAKE FLUID DOT4:1,050円)
  用品店にSUZUKI純正が置いてなかったので、安いHONDA純正にしました。(^_^;)
・エア抜きポンプ(チューブ付き)(ACTIVE製:500円)
  初めて使いますが、使えば効率が良さそうです。※注射器は、勘違いされないようにしましょう!!(~_~;)
・チューブ(内径3mm×1m:200円)
  エア抜きポンプの付属チューブでは、短いので追加購入です。

交換作業を整理すると、
1.マスターシリンダーのリザーバータンクから、古いオイルを抜く
2.マスターシリンダーのリザーバータンクに、新しいオイルを注ぐ
3.キャリパーやブレーキホースの古いオイルやエアを抜く
4.オイルが入れ替わるまで、作業を続ける
となります。

今回、GrassTracker BigBoyとRG500EW-Wのブレーキオイルを交換したのですが、このブログを書きながら、パーツリストを見ていると、RG500EW-Wは、フロントキャリパー1個に2箇所のオイル抜きボルト(ブリーダー)があることに気づきました。1箇所からしか、エア抜き、オイル交換をしていませんでした・・・(^_^;)

よって、RG500EW-W編は、後日アップします。

1.マスターシリンダーのリザーバータンクから、古いオイルを抜く
マスタシリンダーの構成を見てみます。

マスターシリンダーのリザーバータンクを開けるには、先ず、リザーバータンクができるだけ水平になるように、ハンドルを動かしたり、ブレーキ固定ネジを緩めたりしながら調整します。こうすることにより、ブレーキオイルが注ぎやすくなり、かつ、オイルレベルの調整も簡単になります。(^_^)v
ここまでの準備ができたところで、作業に入ります。5のボルトを外し、4、10、3を外します。この時、ブレーキオイルが垂れる可能性がありますので、注意しましょう!!ブレーキオイルは、塗装がボロボロになります。

・リザーバータンクを開けたところ

ほとんど無色透明のブレーキオイルが、ここまで汚れています・・・8年間変えていません・・・

・古いオイルを抜く

ここで、今回購入したエア抜きポンプの出番です!!
単なる針のない注射器ですが、これで、古いオイルをできるだけ抜きます。

完全に抜いてしまうと、エアがブレーキホースに入ってしまう可能性がありますので、オイルの吸込み口の少し上までで止めておきます。

2.マスターシリンダーのリザーバータンクに、新しいオイルを注ぐ
写真はありませんが、リザーバータンクに、新しいブレーキオイルを6~8分目ほど入れます。

3.キャリパーやブレーキホースの古いオイルやエアを抜く
ここからが、ポイントです!!
ブリーダーに合わせて、8mmのメガネレンチを入れて、ブレーキオイルを抜くためのチューブを着けます。

チューブの先に、エア抜きポンプを装着します。

ブリーダーを、メガネレンチで緩めて、エア抜きポンプで古いオイルを引きます。
エア抜きポンプがない場合は、メガネレンチで緩めた後に、ブレーキレバーを握って、古いオイルを押し出します。

エア抜きをした、または、ブレーキレバーを握った後、そのままにしたり、ブレーキレバーを戻すと、古いオイルが逆流したり、空気を吸込んだりするので、メガネレンチでブリーダーを閉めた後、ブレーキレバーを戻します。

4.オイルが入れ替わるまで、作業を続ける
今回、用品店の在庫と、懐具合から、HONDAのブレーキオイルを使っているので、完全に入れ替える必要があります。
違う種類のものが混ざるのは、良くないようです。

3.で、ある程度のオイルを抜いた後は、ペットボトルのようなものに、チューブの端を入れ、
(1)ブリーダーを緩める。
   ↓
(2)ブレーキレバーを握り、古いオイルを押し出す。
   ↓
(3)ブレーキレバーを握ったまま、ブリーダーを締める。
   ↓
(4)ブレーキレバーを戻す。
の(1)~(4)の作業を繰り返します。

GrassTracker BigBoyのマスターシリンダーの場合、ブレーキレバーを戻したときの逆流が少ないので、ブリーダーを緩めたまま、ブレーキレバーを握ったり、戻したりすれば、古いオイルが押し出されていきます。(後日、アップしますが、RG500EW-Wは、逆流が多いので、確実にブリーダーを締める必要がありました。)

リザーバータンク内のオイル量に気をつけ、補充しながら繰り返すと、綺麗なオイルが押し出されてきます。

これで、ブレーキホースとキャリパーのオイルが、新しいものと入れ替わりました。

最後に、ブレーキレバーを握った後に、エアが出てこないことを確認して、ブリーダーを閉めます。

そして、リザーバータンクの線に合わせて、アッパーレベルまでブレーキオイルを入れて、リザーバータンクの蓋を最初と逆に、3、10、4と蓋をして、5のねじを締めれば、完了です。(^_^)

おっと!ブレーキオイルが付いていると、塗装がボロボロになったりするので、周りを綺麗に拭いておきましょう!!本当は、水洗いが一番です!(^_^)

・オイル交換後のマスターシリンダーのリザーバータンク

あれだけ汚れていたブレーキオイルが、こんなに綺麗になりました。(^_^)v
透明すぎて、入っていないようです。

■交換後、インプレッション
ブレーキのタッチが、良くなりました。(^_^)v
ブレーキの効き的には、あまり変わりませんが、握った分だけダイレクトに反応するのがわかります。
ちょっと、ギシギシする感覚がありますが、しばらく様子を見てみましょう!!

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