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ガンマ親父の500Γへの道 2

旧サイトに引き続き、ガンマ大好きな鈴菌オヤジの気が向いた時に書くかもしれないブログです。

RG500EW-W車検整備 その2

2009-04-12 22:42:00 | RG500Γ
RG500EW-Wの車検取得のために整備を進めます。

今回は、バッテリー交換、キャブレターの同調、オイルポンプの調整です。

それぞれの整備作業は、「サービスガイド」に詳しく書いてあるので、それを参考にします。私の場合は、RG400EW(HK31A)の「サービスガイド」を参考にしています。(詳細な数値などに違いはありますが、整備方法は同じです。)

1.バッテリー交換
購入時からバッテリーは、お亡くなりになっていたので、新品のバッテリーに交換します。
国産のバッテリーを正規に購入すると1万円前後するので、輸入物にします。
http://www.nanshin.net/battery/bike/supernatto/product/stx5lbs.html
初期充電をしてもらえることと、横置きが可能な密閉式(安いバッテリーで密閉式に見えるけど、横置き不能のものがあるので、注意!!)ということ、そして、なんと”2,180円”ということで購入しました。
交換方法としては、

(1)キャブレターから、ガソリンホースを外す。
この時、ガソリンがこぼれるので、古タオルなどをあてる。

(2)フューエルコックを、外す。
フューエルコック全体をフレームから外すもよし、フューエルコックボルトで途中から外すもよしです。

■フューエルコック全体


(3)キーで、ガソリンタンクのロックを外す。
かっこいい機能です。(^。^)

(4)ガソリンタンクの前部を少し持ち上げ、フューエルレベルゲージリード線を外す。
フューエルレベルゲージリード線は、簡単に外れます。ただし、再接続の際には、しっかりとはめ込みます。
また、ブリーザーパイプもタンクと一緒に外れるので、どこを通すか良く見ておく必要があります。(よく見ていませんでした・・・そんな時は、「サービスガイド」!!)

(5)ガソリンタンクを外す。
ガソリンタンクの前部を持ち上げれば、タンクが外れます。タンク下部には、たくさんの突起物があるので、置く場所が難しいです。
私は、タンク前部を上に上げた状態で、つっかえ物をして、斜めに置きました。この時、ガソリンが漏れていないことを確認します。

(6)バッテリーを外す。
車体アースになっている”-”マイナスから外します。これは、”+”プラスを外すときに、誤ってショートさせないためです。
次に、”+”プラスを外し、バッテリー固定バンドのストッパーを外せば、交換できます。

■バッテリー部


せっかくタンクを外したので、掃除できる範囲で掃除をします。
ここで発見!!プラグが、B7ESになっています。標準より1番下ということです。
これって・・・微妙(~_~;)
まあ、これから、8番、9番持って、セッティングですね。

2.キャブレターの同調
RG400、RG500のスクエア4エンジンには、キャブレターが2つずつ左右についています。
これらは、スロットルケーブルで引かれているだけですので、ケーブルの伸び、取り回し、そして、経年変化で4つがずれてきます。
同調を取るには、キャブレターのスロットルバルブのポンチマークを目安に、4つを合わせます。
ちなみに、結構ずれておりました・・・微妙(~_~;)

■ポンチマーク

見えますか?

(1)エアークリーナーパイプを外す。
キャブレター側2本、エアクリーナーボックス側1本のネジを緩めて、エアクリーナーパイプを引っ張ると簡単に外れます。

(2)スロットルケーブルを緩める。
スロットル側、キャブレター側のケーブルアジャスタのロックを外し、2~3mmの遊びをつくる。

(3)1つのキャブレターのスロットルバルブのポンチマークを、キャブレターのボア上端に合わせる。
スロットルを開ければ、ポンチマークを合わせることができますが、手を離すと戻ってしまいます・・・あたりまえですが・・・
そこで、ひと工夫!!
大型洗濯バサミを使います!!

■大型洗濯バサミのスロットル固定装置!!


RG400EW2の時は、ガムテープでスロットルを固定していましたが、微妙な調整が難しかったです。
いやあ  素晴らしい!! と 一人悦に入りました。(*^。^*)

(4)4つのキャブレターのスロットルバルブのポンチマークを、キャブレターのボア上端に合わせる。
ケーブルアジャスタで、4つのポンチマークを合わせます。ポンチマークも直径2mmくらいあるので、どこで合わせるかが悩みます。
私の場合は、ポンチマークの真ん中にボアの上端が来るように合わせています。

■ポンチマーク合わせ


これで、キャブレターの同調は完了です。

3.オイルポンプの調整
2stにとって非常に大切なオイルポンプの調整をします。
オイルポンプの調整は、キャブレターの同調と同時にします。

(1)キャブレターの同調
これは、2.で完了していますが、スロットルバルブのポンチマークを、キャブレターのボア上端に合わせた状態で進めます。

(2)オイルポンプの調整
オイルポンプコントロールケーブルアジャスタで、オイルポンプレバーの刻線と、オイルポンプボディー側の刻線を一致させます。

■オイルポンプの調整


(3)最後の調整
これで、オイルポンプの調整は完了です。
最後に、洗濯バサミを外し、スロットル側で、ケーブルの遊びを調整すれば、本当に完了です。

すべてを元に戻して、エンジンをかけてみれば、その違いに驚くはずです・・・

あんまり変わりませんでしたけど・・・(^_^;)

とりあえず、車検整備はほぼ終了です。

今週の受検は難しそうなので、来週に向けて、次の土日に最終点検をする予定です。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (泣き虫)
2014-05-04 21:27:44
ガンマ放置とは勿体無いですね。
400はサービスマニュアル通り整備するとカブって話にならないと思いますよ。
返信する
Unknown (オゾン@ガンマ)
2014-05-21 00:15:07
泣き虫さん

えーーーっと。

ここをサルベージされても、5年前ですし・・・(^_^;)

現在は、元気に走っていますよ。

確かに、ノーマルセッティングでは、濃いようで、燃費も悪いですね。(>_<)

今後もよろしくお願いします。
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