豊田竜神FC1977 【オールドサッカーファンのつぶやき】

豊田竜神FCは豊田市で活動する少年少女のサッカーチームです。これからも豊田竜神FC1977を宜しくお願いします。

What a game!

2016-02-01 19:05:54 | つぶやき
What a game!
みなさん、サッカー五輪代表も戦いを見ましたか?たいへんな決勝戦でしたね。わたしは後半開始早々に2点目を決められた時、はっきり言います。あきらめました。韓国は思った以上に強かったし、上手かった。準決勝の韓国対カタール戦をテレビで見ていて、韓国選手のボールコントロールを見ていて、「下手だなあ」と、思いました。「これなら決勝で勝てる」と、確信しました。ところが、ところが、決勝戦はわたしの予想外の展開となりました。韓国は速くて、強くて、上手かった。その韓国に後半開始早々に0-2となったのです。あきらめました。この時点であきらめて寝た人も多数いたことでしょう。自分の場合は「この悔しさを、五輪本大会で韓国より上の成績になることでリベンジしよう」というブログのタイトルまで頭に浮かんでいました。
日頃からわたしは自分のクラブの選手たちに「可能性があるかぎりあきらめるな」と言ってきました。その自分が、もうあきらめていました。さらに自分のひどさは「0-2ぐらいで終わってくれ」とさえも願ったのです。「0-2ならかっこうがつく」「0-3では完敗感がぬぐえない」こんなことも考えていました。
それが、それがご存知のようにあのような結果になりました。What a game!なんという試合でしょうか。逆にいうと、韓国にとってこれ以上のショックはないでしょう。韓国はこのショックを五輪本大会で晴らそう、と思うでしょう。努力を続けるでしょう。日本も負けてはいられません。だからライバルなんです。ブラジルはアルゼンチンがいるからこそ強くなるし、アルゼンチンはブラジルがいるから進化するのです。日本も韓国がいるから強くなれたし、韓国も日本がいたからさらに強くなるのでしょう。(とはいってもわたしが若い頃は、日本が弱すぎて韓国が日本のことをライバルとも思ってくれませんでしたが…)
今は、五輪予選の結果に酔いしれています。決勝戦の後半だけでも3回も見かえしました。それぐらい浮かれています。自分の気持ちをここまでにしてくれた選手、スタッフの皆さんに感謝です。選手の皆さんはこれからは各所属クラブでのレギュラー争いが待っています。わたしは、この感動を自分のクラブの選手たちの技術向上に結びつける指導をしなくてはいけません。ファンとしては、どうやってリオへ行くのかの準備に入らなくてはいけません。時間もお金もかかります。でもこの楽しみは五輪に出場できる16ヶ国だけに与えられたものです。本当にありがたいです。
そうでした。今日から2月です。今月末には女性の日本代表の五輪予選が大阪で戦います。こちらは「なでしこは大丈夫でしょう」という楽観ムードとも戦わなくてはいけません。簡単にはいきません。女性は本大会に行けるのは12ヶ国です。アジア枠はたったの2ですよ。ホームアンドアウェー方式なら、日本は上位2に入るでしょう。しかし、こちらも集中開催です。調子が上がらなかった場合に調子を取り戻すことはたいへんです。チームは生き物ですから。怪我も心配です。それを乗り越えて五輪出場権を勝ち取ってほしいものです。自分もあきらめることなく、最後まで応援、参戦するつもりです。