豊田竜神FC1977 【オールドサッカーファンのつぶやき】

豊田竜神FCは豊田市で活動する少年少女のサッカーチームです。これからも豊田竜神FC1977を宜しくお願いします。

八重樫茂生氏逝去

2011-05-22 14:11:37 | つぶやき
メキシコ五輪予選のことを書いていたら、そのチームのキャプテンだった八重樫茂生氏逝去の報が入った。ここで八重樫氏について少し触れておきたい。八重樫氏といえば、「 ゲームメーカー八重樫」というキャッチフレーズがすぐにうかんでくる。このフレーズを最初に聞いたのは小学6年だった。サッカーを始める前だったが、不思議とこのフレーズをおぼえた。それだけ当時の日本代表の中心的存在だったのだろう。当時35歳。監督の長沼氏、コーチの岡野氏と2・3歳しかちがわなかった。怪我が多く、現役のプレーの印象がほとんどないのが残念である。わたしをサッカーの道に導いたメキシコ五輪日本代表メンバーがまた一人旅だった。そういえばこのチームのメンバーは早くなくなる人が多い。そのあたりのこともおいおい触れていきたいと思う。ご冥福をお祈りします。ところで、ゲームメーカーという言葉は分かりますか?ようは攻守の要、チームの中心的存在だったんです。

メキシコ五輪出場決定

2011-05-09 22:14:01 | つぶやき
メキシコ五輪予選もいよいよ佳境をむかえました。。日本と韓国はともに3勝1分の勝点7で最終戦になりました。(当時は勝利で勝点2)最終戦の相手は韓国はフィリピン、日本は南ベトナムでした。今なら最終戦は同時刻開始が当たり前ですが、当時は国立競技場だけが会場ですし、日本は開催国です。韓国が先に試合をし、日本はその結果を知って戦うことができました。韓国はフィリピン相手に「18点取る」と豪語しました。馬鹿にされたかっこうになったフィリピンはなりふりかまわない超守備的作戦にでました。結果は5-0で韓国の勝利。その試合を見た日本人はフィリピンにあたたかい拍手をおくったそうです。
これで日本は最終戦の南ベトナム戦に勝ちさえすればよくなりました。わくわくしながらテレビの前にすわりました。しかしなかなか得点が入りません。後半ようやく杉山選手のゴールが決まり大喜び。その後何度かピンチをむかえました。同点になれば韓国がメキシコ五輪出場になります。ほんとうにはらはらしました。試合終了のホイッスルがなった時は涙がでました。国立競技場のバックスタンドに「メキシコへゴール!」の横断幕がかかげられました。これをかかげたのは、日本サッカー狂会のメンバーでした。わたしはこの3年後にこの会の門をたたくことになります。