ネット右翼がサイバースペースのみでなく、実際に活動を行いだして痛い存在になりだして結構経つなあ。ずるずると活動やってる本人たちが飽きだしたり、なかったことにしてもらいたがったり、普通に会社員になったり、お母さんに泣きつかれてやめたり、精神病院に連れて行かれたり、戸塚ヨットスクールに連行されたりして、いつの間にか消滅するんだろうと決め付けていた。
やってた連中は10年かそこらして「政治の季節」とかほざいたりするのかな?どうでもいいけど。でももうすぐ定年退職だとかいってるような人たちは、このネット右翼連中以上にもっと過激で、もっと多くの人数を動員して、もっと酷いことをやっていたのだ。こういうのを「政治の季節」とか言いながら肯定したり美化したりする連中はとにかく嫌いだ。というか政治がどうとかいってる連中事態大嫌いだ。
身近にいたんだけど、なんかそういうことに対する意識はすごく高くて、国会議事堂の前で座り込んだりするのが好きな人。ワタシの職場にバイトで来ていて、活動に全てをささげてるような女。初め「あー偉いんだなー」って本気で思ってたけど、教えてくれた人は失笑混じりに教えてくれた。
「あの人ね、東京に行くと必ずホテルオークラ泊まるのよ～」
堀●●江、30後半にして独身、でもってなんか腋毛とか生えてても驚かないような女。でもってアルバイトで同居だった。正直クビにせえやとかむかついたけど、でもなんか切るに切れない状況だったなあ。
瞬間「ジャンヌダルク気取りたかったんちゃうかな？」とか思ったけど、ちがうかな？
現実ではショボイ女が、しかし活動状況に置いては、同じくにたような男引き連れてスピーカーもって遠藤ミチロウよろしく絶叫してる！周囲は下心ありきの賛辞を以ってして「いやージャンヌダルクのごとしだね～」とか言われて腋毛生えててもおかしくない女もまんざら悪くない気分。賛辞する方もするほうだが、されて喜ぶ方も喜ぶ方だ。私の亭主は現在の東京都二次元ポルノ法に引っかかるようなマネしまくってたが、奴らよりはマシだ。
日常にない賛辞、喝采、肯定に満たされて、いやー活動やってよかった～？とか？
奴は間違いなく左翼系で、間違いなくネット右翼と思想的には相反するものであったけれど？しかし？
ネット右翼の絶叫する、なんか現実味のない空虚な妄言と、奴の現実生活から乖離した、けれど社会の弱者に優しい自分アピールって、なんか同じっぽかったねえ。
やつらが求めていたのは、もしかしたら？同じなのかも。何だろうねえ。私には理解できないもんだ