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先日訪れたラ・レモンタ公園の一角にあった女性の胸像。
説明板を読んで驚きました。

1955年カヤンベ生まれ、エクアドル登山家としてパイオニア。
登った山として、
エクアドル:チンボラソ(国最高峰)、アンティサナ(難峰)、コトパクシ、トゥングラウァ、イリニサス(難峰)、サラウルコ、インバブラ他
ペルー:ワスカラン(国最高峰)、チョピカルキ、チャクラフ、ピスコ、ウアンドィ
ボリビア:ワイナ・ポトシ、イリマニ、サハマ
そしてヨーロッパアルプスでも、モンブラン他多くの山頂に立っています。
当時の登山道具は今と比べて重く性能も低いことを考えると、驚異的な体力と技術を持っていたと想像できます。
そして25歳で向かったペルーのイェルパハ(6635m)で遭難死。
イェルパハはペルー第二峰の難峰であり、登頂に成功したクライマーは少ないと聞いています。
8月、ペルートレッキングに行った時、私も見ました。
左から2番目のピークがそれ。

反対側からの姿、いかにも難しそうな形状、

25年の短い生涯で数多くのピークに立ったディグナ。

「命をアンデスに捧げた」と書かれています。
カヤンベに生まれカヤンベ山を見て育ち、一流のクライマーになったディグナでした。
