WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

メタモルフォーゼ 2

2009-09-19 | Insects
実は幼虫を一匹、蛹を一匹、
飼育ケースに、スミレの葉と一緒に入れて育ててみた。
一週間ほど経って羽化していたのは、
こんな蝶でした。




ツマグロヒョウモン。
美しいでしょう。
幼虫の姿からは想像も出来ないほど・・・


この蝶ももとは熱帯の出身で、
20年ほど前は、関西まででしか見られなかったらしい。
今は関東地方でも見かけるということだ。
温暖化の指標となっている。

それにしても蛹から翅を持った成虫に変わるのは摩訶不思議。
中ではどんな変化が起こっているのでしょう。

カフカの変身みたいにある朝起きれば、
変わっているのだろうか?

2 コメント

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Unknown (Jun)
2010-03-02 12:55:41
私は東京在住ですが、あちこちでツマグロヒョウモンを見かけますよ~。3年前はこの蝶の写真を撮りまくりました。成虫はキバナコスモスの花が特に好きなようです。
関西までしか見られなかったのと、幼虫の姿は知りませんでした。
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Junさま (森の音)
2010-03-02 22:24:07
東京でもあちこち見かけますか。
拙宅の庭にはツボスミレが植えてあり、
それを食餌としてあの姿形だけ毒々しい色彩の
幼虫(触っても毒も何もありません)が、
うごめきだしました。

蛹になると銀色の模様が入って、
これまた美しいのです。

暖かくなると動き出す昆虫の季節。
もうすぐです。
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