WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

カマキリの本能

2010-09-14 | Insects
今朝いつものように通勤しようと、
MTBルイガノに乗ろうとすると…
先客がいた。

こいつはやられたとザックからカメラを取り出して
ゴソゴソしていると
危険を察したのか、
パッと近くの楠に飛んでいった。

カマキリ君。



近寄って写真を撮る間、
じーっとこちらをうかがっている。

しばらくしたら飽きたのか、
樹のウラに登っていった。
そのカマは見掛け倒しか。

涼しくなって昆虫たちも動き出した。
チョウもよく飛んでいる。

一説によると雪の降る地方のカマキリは、
卵を産むときその年に降る雪の量を分かっているという。

木の高いところに卵を生むとその年は雪が深く、
低いところに生むと雪が少ないという。
卵が雪に埋もれてしまわないようにする、
カマキリの持つ生存本能だと言う。

真偽は定かでないが…
ありうる話だと思う。

さて、今年のカマキリは
枝のどのあたりに卵をうむだろうか。

2 コメント

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Unknown (Jun)
2010-09-17 12:27:37
初めて聞きました。
でも生存本能なら、やはり有り得そうですね。
卵を見つけたらぜひ位置を見てくださいね‥って、
カマキリのレベルでの上下のボーダーラインが
分からないですね。
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Junさま (森の音)
2010-09-17 22:00:28
言い伝えとか俗言の域を出ませんが、
そう言われているらしいです。

私の地方では雪はめったに降らないので、
体験に基づく話ではないですが…

本当だとしたら、この温暖化で
その指標も狂っているかも。

昆虫は時に信じられない行動をしますから、
本当かもしれませんね。
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