WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

マツアナアキゾウムシ

2010-05-07 | Insects
先日、越前松島水族館でイルカのショーを見ていたときに、
一匹の人懐こいゾウムシが次女の手の上をチョコマカと動き回っていた。
彼女も虫が好きなので、しばらくゾウムシの意のままにさせておくと、
あっちに行ったりこっちに行ったり…



私の黄色の帽子に乗せるとその上を動き回る。
でも面白いことに裏が黒くなっているところには、
足を踏み入れず表の黄色いところばかりにいた。



つまりこのゾウムシは色を認識して、
どういう訳か暗い場所には近づかないという性質があるみたい。
全くの推測の域をでないけど…

ゾウムシは種の多い甲虫の中でも、
最も種類が多いので同定できるかなと思ったが、
多分マツアナアキゾウムシ。

私はゾウムシの鼻(実際は口先)が伸びたこの形が、
とても愛らしく好きな昆虫でもある。

しばらくすると飛び立って行った。
海岸の松林に戻って行ったのだろうか。

2 コメント

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Unknown (Jun)
2010-05-08 17:20:56
色によって近づかない場所があるなんて、興味深い習性ですね。
ゾウムシってお米につく小さいのしか見たことがないような気がします。
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Junさま (森の音)
2010-05-08 21:36:10
ほんの10分ほどの観察ですので、
なんとも言えないです。
でも、確実に黒いところには、
足を踏み入れないという強い意志を感じました。
お米にゾウムシなんて…
と一般の方は思われるかもしれませんが、
ゾウムシがいるお米は、
安心して食べられるということだと思います。
農薬にものすごく弱いし…

最近はほとんど見ないですね。
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