俺の日記

内容はないよう

ピアノに実験に

2009年07月20日 | Weblog
曇り
朝のうちは青空が広がっていたが、段々と雲に覆われていった。
今日も気温・湿度が高く、蒸し暑かった。


前夜が熱帯夜だったのか、寝苦しく、ほとんど眠れてなくて、睡眠不足気味で体調が芳しくなかった。
しかし、先々週に参加したボランティアの実演の為の資料が欲しく、図書館へ行った。

なるほど、世間では“夏休み”か
見渡すと、親子連れの客がたくさんいた。
きっと、夏休みの宿題(特に、自由研究、読書感想文あたり)の資料集めに来ているのだろう。
がんばれ、子ども達っ!

そんな、親子達を他所に、借りたい本をカウンタまで持っていき、カードを渡して受け付けを済ませた直後の事。
突然、防犯ブザが鳴った

俺は受付を済ませた流れで、そのまま玄関の方へ向かっていた。
そして、貸し出しの受け付けをしてくれた司書さんも、そのブザの鳴る方へ、駆け足で向かっていた。

時間にして数秒。

そこには誰の姿もなかった。
エントランスは勿論、玄関先にも人の姿どころか虫さえ見あたらない。

まさに ミステリ

司書さんは、諦めて仕事に戻り、俺は、そのまま駐車場へ。
結局、車まで歩く道のりにも人は誰も歩いておらず。
あのブザ音はなんだったのだろう。


夕方には、愚かな知人と電気屋へ買い物に出かけ、ICレコーダを購入。
2週間ほど前に、ベテラン保育士さんから“自分の保育の事がわかる(反省ができる)から”と、仕事中の音を録音するのを勧めていたのだが、漸く、今日買う事ができた。
値段は、7980円と気持ち高いかな と思えるが、今後の自分のスキルアップでペイできれば良いかなと前向きに考えているところ。


さて、先々週から先週にかけて色々と新しい事に挑戦している。
昨日も少し書いたが、小学生相手に行うボランティア活動とピアノ教室だ。

今日は、その事を書いてみる。

まずは、ピアノ教室。
人生初体験という事で緊張していたし、どういう感じなのかイメージが湧かなく、多分、自分の時間帯の前の子がギリギリまで練習とかしていて、丁度(あるいは5分前)に行くのはダメだろう と考え、こっちとしては気を利かせて、数分遅れて訪れた。

ところが

「○○さん(俺の事)の前の子は小学2年生なんですけど、“次に来る人は男の人で保育園の先生をしているよ”と教えたら、“会ってみたい”って、暫く待っていたんですよ」

いやいや、知らないですよ、こっちは。

「少し早くに来ても良いですよ。インターフォン壊れていて鳴らないですから、次から勝手に上がってきてくださっても結構です」

次回の受講時は、どうすればいいのだろうか?
まあ、普通に「仕事が長引いて遅れました」的な事を言えばいいか。

(話は小2の女の子に戻して)
なんでも、その娘が行っていた保育園でも男性保育士さんがいたらしく、物凄く楽しい思い出を持っているとかいないとか。
俺の事を話して、凄く会いたがって暫く待っていたらしいが(空気を読まずに)普通に遅れていったので、その願い叶わず。

というか、そんなに楽しみにされても、こっちはプレッシャになるだけなので、やはり次回以降も“仕事で遅くなりました”作戦で回避するか。

そして、遂にピアノを弾く事になった
俺の部屋にあるのはキーボード。それに慣れていたので、初めてピアノの鍵盤を押した時にビックリした。

なんか重たい

家にあるのがキーボードだという事を告げて、弱々しい押しで弾いていった。
練習曲として言われた曲を弾いたら、「凄いです。できてます」と、1度褒められてから「でも、これは…」と、音符の記号について説明を受けて、リズムが違う事を教えられた。
「もう1度、そのリズムで弾いてみてださい」
言われるままに弾いた。
「凄い。できてます」

こっちとしては、全く、できてる感じがしなかった。
というか、必死でした。

その後も、子どものバイエルの初級編みたいなのを弾いた。
右手だけで、指番号というのが楽譜に書かれていたので、その数字を見ながら、その通り指を動かしていった。
隣では、それを弾きやすいようにか、ピアノ教室の先生がメロディのようなものを弾いていた。

隣では女の人がいるし、間違って止まったらいけない(と思っていた)し…、ピアノを弾く事よりもそれ以外の事で頭がいっぱいで、自分としては何をしているのか、訳がわからない状態だった。

が、しかし、

「凄い。できてます。これは、今日はできる所まで、ドンドン先に進みましょう」

全く、できている実感がないまま、物凄いペースで次のページ、次のページ と進んでいった。

そして、いつの間にか時間になっていたらしく、宿題をたくさん出されて終わった。
“宿題”という響きが懐かしくも、抵抗があったし、両手で弾いてみて下さい という宿題も出たので、若干、焦っている。

そんな、宿題の話が終わってからの事。
「私の娘が保育士になりたいって言っているんですけど、何を勉強させればいいですか?」

突然の質問で焦る俺。
何を答えたらいいか、わからずに困っていると、
「でも、たくさんの子どもを相手にするのって大変ですよね、きっと」
と、少し話しを変えてくれたので、思った事を話して、どうにか、その場は逃れた。
あの場合、どういう答えをすればいいのだろうか?
保育士にないたい という夢を後押しするような事を言うべきか、はたまた、現実は甘くない、保護者対応が難しいから、この職は勧めないよ と教えてあげるべきか…

悩ましいところです。


そんな初体験を終えた最初の休日。
児童福祉施設で、ボランティア活動の説明を受けた。

この時、同じ職場の男性保育士さんがいた事に驚いた。
というより、向こうの方が俺がボランティア活動に来ている事に驚いていたかもしれない。

何事も初めが肝心というが…

待合室での事。
参加人数は16人と、思っていたよりも多くの人がいた。
しかし、男は老人を含めて5人しかいない。

近くにいた大学生(大学生というのは後で知るのだが)が「こんにちは。大学生ですか?」と尋ねてきた。

いや、普通に働いてますけど。

働いている事を告げると「すいません」と、物凄く謝っていた。
就職を控えた大学生というだけあって、言葉遣いが就職活動モードになっているのが印象的だった。

仕事先でも丁寧語とか意識して使わねば

そして、ショックを受けた出来事。
出席を取っている時の事だった。
次々と名前を呼ばれていく参加者達。

最後になり“俺の番かな”と思ったら、悲しい事に名前が呼ばれなかった
「あれ?先月の終わり頃に電話をかけたんですけど…」

主催者さんは「すいません」と謝っていたが、なんだか恥ずかしいような思いを受け、さいさきの悪いスタートとなった。

その後、とある部屋に移動させられ、そこでは、ハリーポッタよろしく、魔法使いに扮した職員の方がいて、次々と「○○の術」と言っては、科学手品をしていった。
その時に感じたのは男性保育士さんに色々とふられていたところ。
実験(手品あるいは魔法か)には被験者が必要で、事あるごとに呼ばれて前に出て体験者役をしていた。

なんか、我が○○市では、有名みたいだ、あの男性保育士さんは。
まるで、アイドルみたいだな と思った。
“こんな凄い人と同じ職場にいるのか”と、この時、感じた


最後には、紅茶と、実験(いや魔法か)で作ったアイスを食べながら、談笑しつつ、何をするかを決めた。
例の大学生と間違われた大学生と、2人の女子大学生と組んで実験(魔法か)をする事になった。

この大学生。
流石に就職活動を控えているだけあって、言葉遣いは勿論、リーダシップも遺憾なく発揮し、あれよあれよという間に話しを進めていった。

この人に任せれば、どうにかなるだろう と安直に考えていた。

「じゃあ、これからバイトがあるので、先に帰らせてもらいます」
と、帰っていった。

が、こっちも、若い女の子と一緒に長々と入れるほど度胸がないから、すぐに帰ったが、帰り途中で電話が鳴った。

「すいませんが、今度の打ち合わせの日ですけど…」
実に、丁寧な言葉遣いで、大事な用事があるから参加できない、どうしましょう?といった内容の事を話してきた。

運転中で仕方なしに路肩に車を止めていた俺は、少し焦りながらも考えようとしたが、向こうも、バイトの時間だから と解決しないまま電話を切った。

その夜です。
夜中12時頃
突然、メールが届いた。
夕方の、どうすれば良いのかの件でのメールだった。

くそう、こっちは明日から早番勤務なんだぞ と思いながらも、返事を送る。
暫くのやりとり。

そのやり取りの所為で、目が冴えてしまい、眠れなくなる俺。
結局、一睡もしないまま、次の日の仕事を向かえる事に。

これが若さか と、大学生に振り回される事によって、自分が年をとっている事に気づかされた

はあ~、やる事だらけで先が思いやられる。


(せ~のっ!) おつかれ~~!!

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