寒暖の差が激しい季節ですが
やっと秋らしくなってきましたので
秋の夜長=「長い夜」=シカゴという
連想ゲームのノリで、彼等のデビュー・アルバム
『シカゴの軌跡』('69)よりお届けします~
80年代以降、ピーター・セテラの甘いヴォーカルで
バラード中心のバンドに変遷していきましたが
シカゴと言えば、やはり洋楽を聴き始めた頃に
ガンガンかかっていたパワフルなブラス・ロックが
鮮烈なインパクトとして記憶に残っています。
中でも一番印象的なのが「Questions 67/68」('71再発時/24位)
(垢抜けないピーター・セテラの初々しいこと^^;)
72年の来日時に、普通のTV番組に出演して
この曲を演奏したこと、今でもバッチリ覚えてます(^_^)v
この時代に、洋ものアーティストがTV番組に
登場するなんてこと、なかった頃ですから
(70年代終盤から、夜スタ等で増えてきますが・・)
日本で絶大なる人気を誇っていた証拠と言えますね。
そして、なんと、この曲の日本語ヴァージョンが
日本のみでシングル化されていたことを知りました。
彼等が自ら日本語で歌うことを申し出たとのことで
いかに、この曲と日本のファンを大切にしていたかがわかります。
やはり、英語ヴァージョンの方がかっこいいですが
これはこれで、日本のファンには嬉しいことですね
Chicago Questions 67 & 68 'Live' sung in Japanese
インパクト度には欠けましたが、↓の曲もよく耳にしました。
渋いロバート・ラムのヴォーカルとジャジー感がいい感じ
「いったい現実を把握している者はいるだろうか?」('70/7位)
いったいこんな長ったらしい邦題が他にあるだろうか(・・?
chicago does anybody really know
真実探究者として、今の現実を一言で言うならば・・
この世は、「壮大に仕掛けられた一大スペクタクル巨編」なのですが
いったい現実を把握している者は(どれくらい)いるだろうか?
と、思う今日この頃であります。