九州MTB旅〈Part2〉別府〜宮崎(4)
2024/430 20:53
〈寒ブリ喰えず〉
やはりホテル泊だと疲れが抜けやすい。朝食バイキングを食べて出発。今日も峠が多い旅程となっている。
R217から日豊リアスラインで最初の峠へ。じわじわと傾度を上げてゆくバイパスらしい道だったが、峠を上り切ったトンネルを抜け、下りに差し掛かったところで前輪がパンク。
下りは九十九折りの狭い道で、路肩は狭く、大型トラックがぶんぶん走っているので、自転車を止めて修理が出来ない。降車して手で押して峠を下るしかない。
峠を手押しで下り切り、安全なスペースを見つけてようやく前輪を外して修理。ここで雨が降って来て、以降今日はずっと雨だった。雨でパンク修理は途中からトイレの中で行い、ブレーキ調整にも時間を要す。
午後遅くにR388で佐伯市に到着。
ここは海鮮がウリで、施設を問わず寒ブリが有名な道の駅だが、GWという事もあってが、食堂は長蛇の列。旅程を考えると、とても名前を書いて順番を待つ、というわけにはいかないが、ここでカロリーを取らないと、また山深い路が続く。
やむなく、売店で売れ残ってるバッテラとアンパンという最悪な組み合わせの昼食を摂った。自転車旅行にはちょっとカロリーが足りないけど。
延岡市に向かうR388は、どうも道先が怪しく、大型車禁止とか、すれ違い不可、とかの看板が出てきた。酷道、という事かな。
不穏を感じ、地元の運送屋さんに入って道を尋ねてみた。濡れたサイクリストの登場に、事務所の人は驚いていたが、詳しく教えてくれた。この峠はどこを通っても厳しいが、県道122がまだマシ、と教えてもらい県道へ。カーナビはR388一択だけど、よく立ち往生が起きるぐらい狭い道らしい。
事前に聞いていたけど、県道122この峠の登りが厳しく、途中で漕いで上がれなくなり、自転車を押す事に。今日もまた、午後は雨と峠に閉じ込められた感じ。
雨は更に強くなり、ずぶ濡れになりながら自転車を押す事1時間、ようやく酷道の最後の方にに合流し、峠を越えて、露営予定の道の駅•北浦に到着。
精魂尽きた。
雨は止んだが、すでに道の駅は閉まっており、レストランも閉店。観光案内所で受付し、空いているのがオートキャンプのサイトだけだった。高額でビジネスに泊まれる金額だったけど、もう動けない。ここに投錨。
テントを張り、濡れ物を干す。やはんから雨で、明日の午前中は雨の予報なので、忘れないように取り込まないと。
フリーズドライの夕食。
昼食がバッテラ•アンパンのみだったのて、腹は満たされてないけど、登山だと思えば我慢も出来る。
雨、雨、雨。
昨日も今日も、そして明日も雨です。
これでは体調もなかなか良くならないなぁ。また雨が降ってきた。明日も雨ですな。
本日の走行:68km
冒険野郎の旅、大変ですね!
体調が良くなる港を祈っています。
パンクするなんて!