手芸大好き!

パッチワーク、洋裁、編物、手芸全般何でも好きです。

冬季・槍ヶ岳への挑戦(3)

2014年12月30日 | Weblog

冬季・槍ヶ岳への挑戦(3)

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〈戦わずして敗退〉

そして朝。
陽は昇らず、ホワイトアウト。

気温は下がり、雨は夜更け過ぎに雪へと変わった。根雪の上に雨で氷層ができ、その上にこのパウダースノーが降り積もってるのか…

これぐらいの吹雪なら、装備を固めば行けなくはない。でも冬型の気圧配置が強まる事を考えると、槍平で連泊して待っても、新年に3000m超の稜線まで上がれないだろう。

槍平でビバークするためだけに進むのか。槍平での雪崩事故と、ここ数日の気候構成を考えると、リスクが高いように思えた。

現地の情報を取ると雪崩注意報、大雪注意報。この時点で槍ヶ岳登頂を断念した。
 
新穂高温泉に泊まってるので、代替プランとして、別峰で雪崩リスクの少ない稜線伝いに登る西穂高岳の西穂独標(2,701m)へのアタックは可能だ。折角来たのだから、と登山口のロープウェイ乗り場まで行ったけど、荒天を観ていると気持ちが萎えてきた。
 
独標は今年、冬季登頂をしたばかりなので、悪天候を圧してまでやるモチベーションが湧かない。

…という事で、北アルプスでの年賀登山はこの時点で完全敗退を決定。撤収する事にした。

国道158号線も積雪で真っ白。
圧雪され凍結した山岳路を滑りながらノロノロと車で走り、松本まで出ると、北アの荒天が嘘のような穏やかな天候だった。

松本ICから中央道に乗り、無事大阪へ帰着。槍ヶ岳遠征は失敗に終わり、年内に帰宅するという想定外の展開。

頑張れば行けたかもしれなけど。
まぁ、しょうがないカナ。
 
 
 陽は昇らず、ホワイトアウト
 
 
 
国道158号線も積雪で真っ白
 
 
 
 
 
 
 
〈戦わずして敗退〉 
 
今回の登山にはいい言葉です。
荒れた山に無理して登らなくて大正解です  
 
 
<頑張れば行けたかもしれなけど>
 
頑張らなくてよいのです
本当の山男・・・・そう思います。
 
・・・・不気味な景色ですね
     こんな山には登ったらいけません
 
・・・<パウダースノーが降り積もってるのか>
    この写真のことかな?
    道路にこんなに積もっているんですね
    この道を走って帰ったのですね 
    ・・・・車の中から写した写真だそうです・・・恐いね
    
・・無事に帰宅している息子の声を聞きホット胸を撫でました あぁ~良かったわ

 

 
 
 
 
 


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冬季・槍ヶ岳への挑戦(2)

2014年12月30日 | Weblog

冬季・槍ヶ岳への挑戦(2)

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〈雨は夜更け過ぎに…〉
昨日、夕刻から雨が降り始め、気温は0〜2℃程度となかなか落ちず夜半まで降り続けた。最悪だよ!
 
直近の天気予報では12/30以降、冬型が強まり天候が悪化して1/3まで大雪に見舞われると報じられていた。
 
この季節の北アに雨が降るのは稀だ。12/31以降の天候悪化は織り込み済みで動いていたが、前日までの雨は想定外。本来、登山口の気温でも−5℃以下ぐらいでなければならない。
 
季節外れの12月末の雨、続けての寒波到来と言えば、2008年1月の槍平雪崩事故を思い出す。今回、1泊を予定している槍平・冬季小屋を襲った雪崩事故だ。
 
暖気で雪の上に雨が降り、その後の寒波で濡れた表層がカチカチに凍る。その上に、雪が大量に降り積もる。最も表層雪崩が起きやすい状況。
 
しかし通常、冬季小屋がある場所は地形的に雪崩に合わない、というのが山の常識だった。それを覆したのが2008年の事故。今回同様12/31〜1/1年越し登山で槍ヶ岳に来ていたパーティーが槍平で就寝中、7名が雪崩に巻き込まれ、4名の方が亡くなった。
 
この2008年、アキモトも年賀登山で同じ北アの燕岳に入山してた時の事故で、寝ようとしてる時に速報が入ったので、強烈な印象が残っている。
 
元々、槍ヶ岳の稜線に上がれる可能性は天候的に10%もないと思って来ていた。それでも槍平まではラッセルして行って1泊して、天候不順で敗退でいいか、と思ってた。
 
でも雨が降った後の寒波となると、槍平でのビバークや、登山中も雪崩のリスクを負う事になる。2008事故の資料やブログをチェックし、状況が酷似しているように思えてきた。
 
12/30朝の降雪具合で判断しよう。
そう決めて就寝した。
 
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冬季・槍ヶ岳への挑戦(1)

2014年12月30日 | Weblog

冬季・槍ヶ岳への挑戦(1)

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12/20に会社を辞め、ちょっと早目の冬休みに入った。1/5から別の会社に行くことになったけど、おかげで長めの年末休みが取れる。
 
アプローチが長めなので、今までなかなか手が出せなかった厳冬期の槍ヶ岳(3,180m)を年賀登山の目標にした。体も事前に休養できるし、準備期間もたっぷりあるかな、と。
 
…と、思っていたら色々と身体の不調が重なって、病院で精密検査や風邪、血行不良による右足の痺れなど、具合が良くならない 内に年末が来てしまった。風邪も引いて寝込んだし。踏んだり蹴ったり。
 
気勢を削がれた感じだけど、まぁしょうがない。北アに行くだけ行って、槍にアタックするかどうかは、現地の雪の中で考えよう。
 
吹田から名神に乗り、いつものように中央道に繋いで松本ICで降りて、R158で雪に沈む新穂高温泉郷に入った。
 
今日(12/29)は登山口に隣接の温泉宿(深山荘)に宿を取った。木造の趣きのある温泉に入宿。
 
気温は高く0℃、いやな感じだ。12月の北アルプスとは思えない暖かさ。鈍色の雲に覆われた槍ヶ岳。冬季登山にとって、暖か過ぎる過ぎる気温は凶兆だ。
 
明日(12/30)槍ヶ岳に入山し、穂高平から樹林帯を沢沿いに進み、槍平(冬季小屋)で泊。
 
明後日(12/31)、西尾根から入って岩稜地帯を登り稜線に出て槍ヶ岳山荘(冬季小屋)で泊。
 
明けて新年(1/1)、槍ヶ岳(3,180m)のピークを獲って、同ルートを引き返し、槍平(冬季小屋)まで戻って泊。
 
翌日(1/2)に新穂高温泉まで下山し、1/3に大阪へ帰着という予定。
 
冬季小屋は、営業山小屋とは異なり、無人でガス・水道・電気も無い。気温によっては小屋内でテントを張るので、今回もテント縦走の装備での登山となる。
 
体調的にも不安が残るけど、どうかな。28kgのフル装備で槍の稜線まで上がれるもんかな…?

ま、入山してから考えましょ。
 
 
登山口に隣接の温泉宿(深山荘)
 
 
鈍色の雲に覆われた槍ヶ岳。
 
 
 
 
 
息子のメールが届きました。
 
恒例、年賀登山が始まりました。
 
メールにも書いてあるように・・・色々とありまして検査の結果待ちで登山も行けないかも?
・・・と心配をしていましたが 
一安心です。
が・・体調が心配の中での出発です。  
 
またまたメールが来るのが楽しみでもあり心配でもある年末です。
無理の無いように祈ります。
 
・・・・木造の趣きのある温泉に入宿。
    ・・ほんと、いい感じですね ここで年末の色々大変だったことをゆっくりと癒してください。
 
 
 ・・・12月の北アルプスとは思えない暖かさ。
     ここに登るのね・・・・心配よ。
 
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やっぱり冬は編み物です・・

2014年12月26日 | Weblog

娘が子供の頃に・・・・もう30年~40年前になるのかしら・・・・

その頃の毛糸が引き出しの中で眠っていました

時々チラッと赤い毛糸玉を見ていましたが ・・・・「赤いなぁ~」

編み物がしたくて、やっと編む気になったんです

機械編み用の中細毛糸で細いから「鈎針」編みにしました。

6段で1模様です とても複雑なんです

6段まったく違う編み方をするのです

チョッと覚えが悪くなっているようです 

・・・2,3段ぐらいなら大丈夫だったのかしら・・・

 

昔は6段1模様でも 3模様ぐらい編んだら「記号図」を見なくても編めたんですがねぇ~

「あれぇ」つぎは?・・・と記号を見るんです

4,5日ほっといたら 「あれぇ」が始まるんです   いやですわ ビックリですわ

この模様は{着物の小紋柄}なんです。

今は ここまで編めていますが 年内には無理だわ

カーデガンの予定です 赤い色は着たこと無いが 編むのが楽しいです

あとお袖を編むのですが どうも毛糸が不足のようです

袖は、他の糸を足すことになるだろうなぁ~ この色に配色は難しいなぁ~

配色にするか?同じような赤い糸があるから・・・なんて考えながら楽しんで編んでいます。

もう~いくつ寝るとお正月 

 お正月には 上げて ついて遊びましょ はぁ~やぁ~くこいこい お正月

 

年が明けたら「後期高齢者」 医療保険証が届きました

いややわ なんで?こんな 後期・・・・もっと素敵な言い方ないの・・・。

 

おまけ  可愛いね。

 

 

コメント (2)
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