手芸大好き!

パッチワーク、洋裁、編物、手芸全般何でも好きです。

8月に編んだ帽子です

2014年08月31日 | Weblog

暑い夏でした。

明日から9月です。

この暑い夏に 帽子をたくさん編みました

私が被っているのを見て 「編んでほしいわぁ~」と嬉しいことを言ってくれました

 

4人の方々から 2~4個の注文を受けて楽しく編みました {10個以上}

この3点はNさんのです 夏糸の帽子2個と冬用1個です

始めは

Tさんに2個編んであげたのを見て、私もわたしも・・・・と注文が来ました。

冬用のモヘアはとてもいいと思います。

被るとこんな感じです・・・・折り返さないで被ってもいい感じです

ミーちゃんが・・・やって来て臭いを嗅いでいます。

毛糸帽子がいいみたいです。

 

向きを変えてはしばらく帽子の上で・・・暑いのにねぇ~

何かの上に居るのがいいんでしょうね。

これは、帽子とそっくりなミーちゃんが寝ている横に置いてみました。

 この3点は 糸選びからデザインも{お任せ}で頼まれたので写真を写しました

糸もデザインも違う数々を編みましたが 写真がありません。残念です。

微妙に寸法が違うから 仮編み・・・{仮縫い?}をして 

編み直しも何回もしましたが楽しかったです。 喜んでいただき嬉しいです。

 

縫い物は、孫にカバン2個と、娘に1個縫いました。

 

9月にはA教室の文化祭があります。

出展用のパッチワークの作品を制作中です。

 

 

 

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北の国から~2014~(終)

2014年08月17日 | Weblog

北の国から~2014 ~(終)

 
 

フェリーが舞鶴港に近付くと激しい雨と雷。辺りは白昼のように真っ白になり、稲妻が走る。舞鶴には、大雨警報と洪水警報が発令され、落雷により一般公衆回線の電話は不通となった。

よりによってこの状況下、舞鶴港に着岸。憂鬱な展開だ。またも蒸し暑い船倉でカッパを着る。とうとう今回、カッパを着ない日は1日もなかった。

タラップ下の駐機場は、既に池の様になっていた。嵐の舞鶴に上陸。路側灯の無い漆黒の舞鶴若狭自動車道を土砂降りの中走り、中国道へ。

中国道は合流点から大渋滞。
午前零時を回ってもまだ渋滞は解消されず、舞鶴からの140kmに3時間を要した。このところ、自走か太平洋経由での帰着ばかりだったが、やはり帰路の日本海経由は夜着、深夜の高速走行が入るので、ストレスが大きい。

かなり疲れて吹田へ無事帰着。最後の最後までびしょ濡れのツーリングだった。

本当に、今回は雨に祟られた。

台風と同じ航路で北海道に上がったので仕方ないけど、以降も寒冷前線。荒天と分かっていても盆休みぐらいしか行けない距離なので、なかなか中止というワケにもいかない。

北海道では、昨年より自転車の旅人が多かった。最近の自転車ツーリングの流れでは、MTBからクロスバイクに主流が移っていたが、今年からは完全にロードバイク主体となっていた。

かなり無理をしてキャリアを装着し、キャンプ用品を満載したロードバイクが多く、4サイド仕様のロードレーサーも何人か見かけた。これは空気圧やポジション的にも長距離を踏むとかなり疲れると思うけど、今の若者にはロードバイクがベースであることが絶対なのだろう。

アルミやカーボンの自転車に、全天候型素材のバッグを付け、サイクルジャージにヘルメットで野宿旅、というのが主流のようだ。昔からの自転車人には違和感のある出で立ちだが。

何がツーリングに適しているかで自転車を選ぶのではなく、今流行りの自転車に荷物を積んでツーリング、が世の流れになっているみたい。キャンプ場や公園を見渡しても、単車が減って自転車が増えたような気がする。フェリー欠航が多かったせいか、単車は例年より少なかった。

今回は帰路もフェリーが取れたので道東の方、知床半島や釧路湿原なども周るつもりだったけど、雨天続きと赤切符で戦意喪失で足を伸ばせなかった。

平均して1日当たり100~150kmぐらいは例年より走行距離が少なかったと思う。400kmを超える日がなかったのは初めて。毎回、明るいうちにテントを張れたし、夕食も夕陽を見ながら食べ、準備万端で夜を迎えられたので楽だった。

ゆっくり周った事で、色々寄り道や今後のリサーチも出来た。全開で止まらず走り続けられる事が北海道の良さだったけど、こういう旅もまたアリかな、と思わせてくれた。

でも、せっかく遠征してるのでやっぱり晴れた北海道をもっと走りたかったなぁ。

総走行距離:2001km
消費燃料:126L
平均燃費:15.8km/L
最高燃費:21.3km/L

おつかれさまでした~
 
 
お疲れ様でした
 
 
 
 
 
お帰りなさい
 
雨にあいながらの旅でしたね
なにやかにやと(赤切符は痛いね)ありましたが無事に旅を終えてホットしています。
 
舞鶴からの走行は予期せぬことで大変でしたね
京都は雨の警戒警報も出ていましたし 真夜中にバイクで走るのを心配していました。
 
・・・・北海道を感じる写真ですね 
     広々とした草原の写真の左右にも広大な景色が見えるようで癒されるわ・・
 
お疲れ様でした
美しい写真と便りを楽しみました。
 
 
追伸
 
旅先から お土産が届いています
冷凍庫から出して記念撮影しました。
 
北海道からは 毎回届きます
今年は何かなぁ~ と 待っていました。 
 
三点セットでした 
有難う。食べるの楽しみです。
 

 
 
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北の国から~2014~(7)

2014年08月16日 | Weblog
 
  
「三毛別羆事件」の資料開示
 

巨大な風車が立ち並ぶ日本最大規模の風力発電施設
 
 

「海猫屋の客」の舞台
 
 
 


 
 
メールを読んでいて、

・国道からかなり分け入った道なので絶対に誰も通りかからない。一人での単独行、常に自力解決あるのみ。・・・・
今回最大のピンチ!

どきどきはらはら・・・・ですわ
 
読み終わって  無事に出航して やれやれ・よかったですわ
 
・・・恐いね 本物みたいですね {俵}今は見ないわね・・・今は紙袋?に入っているんよね
     「三毛別羆事件」、知らないわ
     ・・今回は地元で制作されたDVDをGET。・・・
     観たいわぁ~
 
・・・・風力発電 よろしくお願いします
     風車が何機かあるのは見た事があるけど 巨大な39機はすごいですね。 
 
・・・・小説「海猫屋の客」、これも知らないわ
     ・・器は明治・大正のまま・・・  小樽運河の赤レンガ倉庫  
     レンガは強いんよね、
     ・・・高層マンション・・・これも時代よね。
 
今は船の中よね
いろいろあったけど 良い旅ができてよかったね 一緒に旅気分を楽しみました。
有難う。
     
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北の国から~2014~(6)

2014年08月15日 | Weblog
 

北の国から~2014 ~(6)

 
 
〈オホーツク海を疾る〉

サロマ湖からオホーツク海を北上。雨は走り出してすぐに一旦激しくなり、そして上がった。でも寒くてカッパは脱げない。

今日は時間に余裕があるので、県道を積極的に選んでみた。宗谷国道を外れ、エサヌカ原生林が茂る有名な「エサヌカ線」を疾る。南側からの入り口が判りにくく、YouTubeに分岐ポイントがUPされるほどの道だ。
何度も迷いながらコースイン。

完全なフラットな直線道路。道路の先は、逃げ水現象で空と完全に融合して消えている。高低差のある「ジェットコースターの道」とは違い、吸い込まれそうなぐらい地平線を感じる北海道らしい道だった。

碧くどこか哀しいオホーツク海を見ながら日本最北端の地•宗谷岬に到着。いつもの人集りの最北端碑は置いといていて、丘陵を上がり「祈りの塔」を参った。

1983年、大韓航空機がサハリンでソ連の戦闘機に撃墜され、乗客乗員269名全員が亡くなった事件の慰霊碑だ。真の平和と真相究明を首を長くして求め待つ、という意味を込めて、鶴の形状の塔が建てられた。首の傾きは撃墜された座標を指し示している。

いつも北海道でこの塔を見ていたので、先月のマレーシア航空機撃墜を聞いて、30年経っても民間旅客機を政治理由で撃墜することがまかり通る世の中のままで、結局何も変わってないんだな、と残念に思う。

稚内まで進んで、納沙布岬をぐるりと廻る。日本最北端の温泉「童夢」で汗を流し、半島を一周。野宿者の聖地•JR稚内駅前の北防波堤ドーム下でテントを拡げた。

陽が沈んでからも、単車、自転車、バックパッカーが訪れ、テントは全部で20張りぐらい。

ビールの買い出しに駅までフラフラ歩いていると、最北端・宗谷岬の駐車場で見つけたMuddy Fox(自転車)2台を偶然再会。2台とも同じカラーリングだ。

Muddy Foxは、アキモトが林道用に所有している約20年前のARAYA製のMTB(ATB/オール・テライン・バイク)のこと。

こんな旧いMTBで北海道ツーリングするなんて、多分同じ過程を経たアラフォー世代2人組と思って、小一時間ほど宗谷岬でそれらしきMTBライダーを探したけど見つけられず、稚内へ出発していた。

声を掛けてみると、アキモトより結構歳上で、親子でのツーリングだった。自分と弟でMuddy Foxを各1台持っていたものを、息子用に弟から借りてるとのこと。昔は弟が、今は息子がツーリングパートナーということかな。

テキパキと親子でMTBを分解して輪行袋に入れる手際はいかにも旅慣れた感じだ。何よりMuddy Foxの触り方が、リターン組ではなくずっと現役で走り続けてきた事を物語っている。

道中、宿の主人からも「自分も昔Muddy Foxに乗りたかったけど当時高くて買えなかった…」と声を掛けられたとのことで、旧いMTBのおかげで不思議と話しかけられます、と笑っていた。

明日はこの日本最北の地から、大好きなサロベツ原野を疾走して、日本海側を一気に小樽まで南下。小樽港23:30発の新日本海フェリーに乗って、深夜に北海道を出航する予定。

この旅も、もうじき終わる。

本日の走行:302km
 
 
 
吸い込まれそうなぐらい地平線を感じる北海道らしい道だった。
 
 
 
 
「最北端の碑」
 
 


 
「祈りの塔」




Muddy Foxの触り方が、旅慣れた感じだ
 
 
 
野宿者の聖地•JR稚内駅前の北防波堤ドーム





 
台風に追っかけながらの旅でしたね
奔り始めは雨ですが
今日の写真は全部がきれいな青空でよかったわ
 
・・・・空が一番に目に入りました
     濃淡な青さと雲の白さがとても美しいです
     そして・・・・・
     {吸い込まれそうなぐらい地平線を感じる北海道らしい道だった。}
 
     ここに 立ってこの景色がみたいわぁ~
 
・・・・この祈りの塔も 空がきれいです。
 
・・・・鶴の形状の塔は 始めて見ました 
     {真の平和と真相究明を首を長くして求め待つ}
     この塔に祈り込めてデザインを考えた人すごいなぁ~と思いました。
 
・・・・旅先での出会いいいですね 親子でのツーリングっていいよね 羨ましいね。
 
・・・・以前、旅したときにもここの写真を見たけど 今回のも迫力あるね
 
 
 
台風の影響で今までの写真は空がどんよりしていたので 
今回のは晴れた青い空がまぶしく感じます
 
明日は小樽港23:30発 もうじき旅も終わりですね。
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北の国から~2014~(5)

2014年08月13日 | Weblog

北の国から~2014 ~(5)

 
 
テントを叩く激しい雨音でAM4 : 00に起こされた。台風一過、8/15(金)まで晴れの予報だったのに?

速攻スマホで調べると、寒冷前線が道央に掛かり、雨の予報に差し変わっていた。直前に予報を変更して的中してたはないでしょう…降ると判っていれば対応もちがったのに。

カッパを着て雨の中、テント撤収。富良野が混む前にヘルメットの部品を調達しないと。

ダッシュで日高を飛び出し、R237で富良野に入る直前、赤旗を持った男が車道に踊り出てきた。警官だ!

市街地前で制限速度が50km/hに変わった境界点での取り締まり。36km/hオーバーで一発免停。1ヶ月以内に裁判所から通告があって、30日免停で罰金は7万円前後とのこと。

いつも街に入る前は気を付けいたのに今日に限って、雨と内部に水が入ってくるヘルメットの方に気を取られていた。

早朝から心が折れた感じ。
レーダーを付けてる車両は、計測点直前で猛烈に減速してる。当然、お咎めナシ。

富良野でヘルメットを応急措置し、普通に走れるようになったが、既に免停を背負っての走行になり、残点の事もあって思い切った走行は出来なくなった。意気消沈だよ。

富良野では久々観光で、雨の中カッパを着たまま「北の国から」のセットを見学。点在する各セットや、五郎(田中邦衛)が畑から出た不要な石で手造りした「石の家」など、カッパを着てアイスを食べながら観て回った。趣きのある建屋、憧れの田舎ライフだが気分は晴れない。

最終野営日は最北•稚内の北ドームでキャンプしたいから、距離を逆算して今日は一気に道央から知床半島まで突き抜けて、そこから明日に宗谷•稚内を狙おうと思ってたけど、気持ちとペースが上がらない。

雨の中、うだうだ走ってるとあっという間に陽が暮れ始めたので知床を諦め、美瑛から旭川へ出て上川経由でサロマ湖へ出た。すぐ向こうはオホーツク海。

ずっとカッパを着たり脱いだりで、今日も雨に翻弄されたけど、サロマ湖でやっと完全に晴れ、海と繋がった静かな湖、とうろこ雲の風景はどこか物哀しく美しい。

農道に寄り道すると、雨雲と夕陽のせめぎ合いで、明暗のコントラストは日食の日光のように、寒くて暗くて影が薄い不思議な景だった。

サロマ湖の畔で予報を調べると夜半から降り出し明日も雨。知床をパスしたので、明日の稚内までは260km弱と1日の走行としては短過ぎるが、荒天ならそれも良いか。ここで気温17℃。雨の稚内はもっと寒いだろう。

宗谷•稚内からなら小樽のフェリー乗り場まで、GPz900Rなら充分1日の距離。雨の中、明日南下を開始する必要もないし、出来れば道中のサロベツ原野は晴れに景色を楽しみたい。

今夜も雨の予報なので、サロマ湖周辺で軒を借りれる場所を探して晴れてるうちに素早く露営。

寒冷前線はどれぐらい張り出すのだろう。スマホで調べたところで、どうせ今日の深夜に差し替わるし。

それにしても、免停はイタいなぁ…

本日の走行:371km
 

36km/hオーバーで一発免停。





「北の国から」のセット 石の家




サロマ湖・・海と繋がった静かな湖



雨雲と夕陽のせめぎ合いで明暗のコントラストは日食の日光のようだ
 
 
 
晴れてるうちに素早く露営。



 
 
まぁ~ ガァ~ん・・・・・ 
 
昨日のメールで 終わりに・・・・
 
   富良野か。
   ル~ル~、ルルルルル~
 
 
なんて、書いてありましたね
 
 
免停とは悲しいね
 
 
・・・・この写真は警察のスピード取締りの機械なのね
     何の写真か分かりませんでした
     よく、撮影を許可してくれましたね
 
     086km/h・・・・36km/hオーバー  意味が分かりました
 
・・・・今でも残してあるのですね。
 
・・・・空の色がなんと美しいこと  雲の厚みが見えます
 
・・・・上の写真と大違いですね 
 
・・・・よく見ると  電車がみえます ここはホームみたいですね
     いい場所が見つかりましたね
 
 
今日のメールにはビックリさせられましたが
気を取り直して気をつけて走行、お願いします。
  30日はきびしぃ~ね。
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北の国から~2014~(4)

2014年08月13日 | Weblog

 北の国から~2014 ~(4)

 
 
 

〈北の大地は強者揃い〉

日本海に奥尻島を臨む海岸線から一気に半島を横断し、内浦湾に出る。道中の山岳路は、路面に木の葉や折れた枝が積もり、河は泥色。吹き戻しか風も強く、台風の破壊力を改めて知らされる。

長万部では、また大型物産店が倒産しており、都会と地方の景気温度差を感じた。

このまま道南から一気に道央に行こうかと思ったが、2008年にG8サミットが開催された洞爺湖へちょっと寄り道。

実際にサミットが開催されたホテルは洞爺湖から少し離れた丘陵の上にあるが、厳かなホテルでガードが硬く、ちょっと入って記念撮影というわけにいかなかった。敗退し、洞爺湖周回路を走る。

洞爺湖の中に浮かぶ中島は、霊力のあるパワースポットらしい。そういえば琵琶湖の内島も神の島だった。淡水湖に浮かぶ島には何かが宿るという宗教的意味があるのかもしれない。

湖周道路でGPz900Rと中島を写し、走り始めると何か奇妙な物が目前を横切った。しばらく走ったけど、Uターンして引き返す。

記憶の残像は、乳母車を押しながら車道を全力疾走している男だ。かなりのインパクト。しばらく戻り、洞爺湖の観光施設で休憩しているのを見つけ、声を掛けた。

何と乳母車、それを手押しで走り、日本一周の旅をしているという青年だった。日本一周ランナー!との幟をおっ立てている。

神戸を90日前に出発し、名古屋、東京、東北と走り、先週まで野宿をしながら一週間ねぶた祭りを見ていたそうだ。北海道に上陸し台風の中、北上。洞爺湖に至る。

乳母車、いやこの際だからあえてスポーツカートと呼ぼう。その中は、キャンプ用品が満載。

おかしな話だかリアカーでならまだ解る。冒険家の世界では、著名なリアカーマンは何人か存在するし、アキモトもリアカーマンの著書は何冊か持っている。

でも、なぜ乳母車?

訊くと、リアカーでは走れないから、との答え。元々、走って日本一周を志したが、バックパックで走って身体を痛め、日本一周の荷物を持ち運つつ、全力で走れる方法はないか、で辿り着いたのがこのスタイルらしい。

昨日は59km、過去最高で66kmを1日で走ったらしい。空身でもフルマラソンより長い距離を毎日野宿しながら走るのは普通の人では無理だろう。ましてやこの荷物。

既に神戸から北海道までランニングで来てるので、スポーツカートもタイヤを使い切ってパンクし、手を尽くして消耗部品を調達して旅を続けてるようだ。

ツルツルになったタイヤも見せてもらったが、布テープで補強し予備用として捨てずに取ってあった。なるほど、異径ホイルなので地方で入手は難しいのだろう。

彼の冒険奇譚を1時間ぐらい聴いてしまった…。

GPz900Rにとっては何でもない1時間たが、手押しランナーの彼にとっては、陽の高い時の1時間は貴重だろう。さすがに夜間は危なくて走れないそうだ。

何とか10月中に北海道を回って本州に南下したい、との事だった。東北に雪が降るからね。

挨拶を交わすと、全速力で走り出、あっという間に視界から消えてしまった。タフで快活な彼には1時間のロスぐらい大した問題ではないのかも。

GPz900Rに跨りEgをかけ、洞爺湖から支笏湖へ。苫小牧まで一気に走る。フェリーで苫小牧から北海道へ上陸した事も多いので、なんだか振り出しに戻ったような気分。

R237で山に分け入り、北上して日高で温泉近接のキャンプ場(日高沙流川キャンプ場)を見つけテントを張った。

うーん、日高でヘルメットが壊れた。大したトラブルではないけど、チンガードを固定してるネジが外れ、シールドとガードが今にも外れそう。

専用部品は無理としてもM6のネジがあれば抑えれそう。どこにでもありそうだけど、ここには何んにも無い!

小樽とか長万部とか苫小牧とか、都会であれば、バイク屋なりホームセンタなり、何とでもなるのに。何故、日高森林ロードで壊れるかなぁ。

やむない。明日は富良野に寄ろう。夏の観光地は渋滞するので苦手なんだけど、人の集まる所なら何とか調達出来るでしょ。

このままじゃスピード出せないし、走行中に外れると厄介。

富良野か。
ル~ル~、ルルルルル~

本日の走行:365km

 

湖周道路でGPz900Rと中島

 

 日本一周ランナー



日高沙流川キャンプ場


 

 

楽しく旅が続いているようで良かったです

乳母車(いや、スポーツカート!)で日本一周の青年の話は面白かったです

リヤカーマンの話はテレビで観た事があります

 

・・・・少し霞んでいますね 台風の影響がまだtるのでしょうね

・・・・凄いですね  {全速力で走り出、あっという間に視界から消えた}

     地下足袋を履いていますね

     乳母車も格好いいよね 

       私は・・・ゴルフ場のキャディーさんがゴルフバックを積んでコースを回るカートに似てる   

     と思いました。

・・・ やっとお天気になりテントを張るのは始めてよね。

旅の後半になりました 無理の無い走行をおねがいします。

 

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北の国から~2014~(3)

2014年08月11日 | Weblog

北の国から~2014 ~(3)

 
 
 
〈潮風を貫いて〉

今日8/11(月)は1日で例年の8月の1ヶ月分の雨が降るとの予報だった。奥尻島の横に居座って、洪水、大雨、波浪警報が発令されている。

朝、カプセルから抜け出すと雨。しかし思ったほど強くない。ネットで雨雲を確認すると、台風を境に帯状に雨雲が伸びており、道南の途中までは強風のみで雨は小雨のようだ。

本来なら大好きな稚内•宗谷に向かって北上したいところだか、道北の天候は最悪。やがて台風が北進してくるので、悪くなることはあっても
良くなる要素が無い。

小樽駅前のバーガーキングで朝食を摂り、思案した結果、道南へ向かって走り出した。台風をくぐり抜け、クロスゲームで勢力下から抜け出ようとの考え。宗谷を攻めるのは、台風一過で好天になってからで良いし。

途中で分暴風域に掛かるので、小樽ではほぼ雨は止んでいるけどカッパを着て出発。

いつもショートカットしてた積丹半島経由で南へ向かう。神威岬では単車を止めて展望台へ。奇岩のローソク岩が碧い海から聳え、立っていられないほどの強風が白浪を立てる。

あまり道南をゆっくり走った事がないので神威岬は初めて。雨も止み、陽も差して来て、このまま走れるか、と思わせてくれた。

けど調子が良かったのはここまで。

奥尻島に近付くにつれ強風は更に苛烈になり、雨も再び強くなってきた。波浪警報はハンパじゃなかった。海岸線の国道まで波頭が被さり、路面は極めてスリッピー。海水の中を走るので、シールドはすぐに潮で汚れて白濁し、視界が確保出来ない。

海を視ると、いつもは穏やかな日本海が、人の背丈より大きな波をうねらせ岩で砕けて吹き上がっている。波浪警報、伊達じゃないね…

親子の熊が見つめ合った形に削られた親子熊岩の写真を撮ってると、急に大粒の絨毯爆撃が始まった。

それからは、風に押されたり引かれたり、潮と雨で掻き回されながらノロノロと南下を続ける。少しでも南へ下がった方がハーロンの影響は少なくなるはず。

江差によく知ったキャンプ場がある(夷王山)。山上にあって設備が整っており無料。麓には村営の200円温泉(花沢温泉)がある。何としてもそこまではと思ったが、手前の北檜山で更に風が強くなり、進行を諦めた。両足を出して、風に押し引きされながら走る事に意義を感じられないからだ。

近くの熊石青少年旅行村のキャンプ場に入ったが、GPz900RのEgを止めて山を振り返ると、山林がわさわさと巨大な生き物のように蠢いて見えた。台風の暴風で森林が粟立ち、蠢いているように見える。

露営での身の危険を感じ、キャンプを断念。山あいの温泉国民宿舎「ひらたない荘」に入宿した。荒天により、PM 3:30に本日の走行終了。

風に煽られ、精神的には疲れたが余り走ってないので身体は疲れていない。早々にカッパを抜いて温泉につかる。飛び込みだから素泊まりで、晩メシは自炊だけど、朝食は付けてもらった。明るいうちから、乾いたシーツのベッド上でビールを飲む。

なんだかちょっとズルした気分。
多分風雨の中、まだ彷徨っているライダーは沢山いるだろう。

そこへフェリー会社からメールが入った。8/15(金)小樽発→8/16(土)舞鶴着のキャンセル待ちが取れたとの連絡。読み通り、台風欠航で上陸者が
少なかったので、帰路のキャンセルが出たのだろう。

これで金曜日まで、北海道に留まれる事になった。自走帰路での日本縦走が無くなったのは大きなアドバンテージになる。逆に走らず、道内をゆるツーリングというのもアリになる。

ハーロンは、午後には温帯性低気圧に変わったので、明日は道北以外は晴れそうな雰囲気。宗谷は後回し、道南へ下るか、道央へ上がるか、北海道反時計回り一周でプランを組み直すか…

本当に明日から天候が回復するなら、台風で鬱屈した気持ちを何とか解消したいね。

本日の走行:291km
 
 
神威岬、陽も差してきた
 
 
 
人の背丈より大きな波をうねらせ岩で砕ける
 



 
親子の熊が見つめ合った形に削られた親子熊岩
 
 
 
 
温泉国民宿舎「ひらたない荘」

 
 
 
 
今日は早いメールが届き安心しました・
 
 
 
・・・・ 海の色の綺麗なこと・・・・
 
・・・  波が美しいわぁ~  でも恐い感じもします
 
 ・・ 本当に親子に見えますね 自然にできたんよね
      ライオンにもみえます。
 
・・・ テントでなくて安心です 温泉に浸かりゆっくり休んでください
 
 
明日も良いお天気になりますように願います
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北の国から~2014~(2)

2014年08月11日 | Weblog

北の国から~2014~(2)

 
 
 
台風の日本海は激しかった。1.7万トンの大型船が内海であれだけ揺れるとは驚きだ。フォワードデッキの窓は鋼板で閉鎖され、舷窓にはバケツでかけたような水飛沫が掛かる。時折、雨ではなく波が舷窓を洗う位置まで上がって来ていた。

時折、浮遊感があって落ちる衝撃があったり、船体動揺して手摺りを持たないと歩けない時も。

何度もこの航路に乗ってるが、これだけ揺れたのは初めて。この前の便は欠航だったけど、この後の便も今日全路欠航が発表された。

まぁキセキの一便に乗った、というところかな。

北海道側へ回り込んでからは時化も収まり、ダイヤ修復と台風を振り切るために巡行速度を上げて快走。台風は日本海へ抜け、北海道側へ北進しており、完全に追尾されている。

遅れを取り戻し、ほぼ定刻で小樽港に着岸。夜天はもちろん雨。蒸し暑い船倉で事前にカッパを着る。PM 9:30、北海道に上陸。

当然、夜天は雨。やはり風も出て来てる。雨の小樽は情緒的だが、明日からの事を思うと気が重い。夜半以降、更に台風の影響が出てきそうだ。野営は危なそうなので、港から20分の小樽駅前でカプセルホテルを取った。

明日からの旅程は、全て台風次第かな。小樽が暴風圏に入り、出発できない可能性も出てきた。場合によっては、暫く安宿に逗留して、台風をやり過ごす事になるかも…

ただ帰路のフェリーが無いのであまりノンビリしてると、天候が悪くても自走で列島縦断しないといけないので、判断が難しい。

しかしキセキの一便以外、前後便が欠航になってるので、帰路キャンセル続出はあり得る。キャンセル待ち登録しているアキモトに福音があるかも、だ。

こちらの予報では8/12(火)まで台風の風雨が続くらしい。遅い台風なので、3日後でも宗谷岬の真横辺りに居座り、北海道全域でも影響が長引きそう。

熱帯性低気圧に変わって大陸側に消えても、前線を引いて来てるので荒天が続く可能性はある。

まぁ、一晩カプセルでゆっくり寝てから考えますか…

本日までの走行:173km
 
 
 
雨の小樽は情緒的




 
 
台風に追尾されながら揺れる船中の様子が目に浮かびます
 
舷窓にはバケツでかけたような水飛沫が掛かる。
 
船は大阪から四国に渡るフェリーにしか乗ったことがない私には「恐い」と思いながら読みました
 
 
まぁキセキの一便に乗った、というところかな
 
この好運で良い旅ができますね。
 
 
今日の天気予報では北海道が台風の影響で雨だそうです
 
 
・・・・小樽運河ですね 赤いレンガに光りがあたり綺麗です。
 
お天気になりますように・・・お願いします。
 
 
 
 
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北の国から~2014~(1)

2014年08月10日 | Weblog

北の国から~2014 ~(1)

 
 
 
〈ハーロンと共に!〉
 
 不夜城のように漆黒の湾に浮かぶ巨大な船体を見てほっとする。重油とディーゼルの香りが漂い、霞か掛かったった大きな煙突は、呼吸するように煙を吐き出していた。

メッシュのプロテクタで身を固めた単車乗り達は、いつ爆撃が始まるかもしれない雨ざらしの駐機場で、いつまで待たされるのかと、カッパを小脇に抱え苛立っていた。

今年の夏旅も北海道です〜

ここ数年、太平洋航路のフェリーで北海道入りしてたので、久々に日本海航路のフェリーで上陸する事に。

8/9(金)と8/10(土)の舞鶴発→小樽行きをネットで押さえ、台風情報を調べながらギリギリまで粘ったけど、キャンセル期限日の情報では木曜直撃だっので8/8(金)の便はキャンセル、8/9(土)の便に賭けてみた。

結果は今日が台風ドンピシャ。最悪の天候の中、北海道へ向かうことになった。

また予報円では、フェリーと全く同じ航路で台風も日本海から北海道に抜ける予報。洋上も、そして上陸後も、台風の影響下での旅となるかもしれない。

ただ昨日の8/8(金)便は荒天で欠航になったから、結果的には直撃だけど8/9(土)の便で正解だったのかも。これはホントに読めない闘いだった。

そして大阪は朝から激しい雨…

次々と警報が発令され、自宅から舞鶴までは大雨•洪水警報の数珠繋ぎだった。朝からwebで天気図と衛星画で現状をリサーチ。前線と台風の間には、無雲の間隙が横たわってる事が判った。

移動速度からしてPM2 :00〜3 :00の間に、関西圏にこの間隙が掛かるとアキモトは予想。間隙を衝いて舞鶴へ走る事にした。

午後から少し小降りになり、警報が次々と増えて行く中、GORE-TEXで全身してGPz900Rで大阪を出発。高速の途中で雨が止んだ。雨雲を突き抜けた瞬間、間隙を掴んだ! と思った。

一気呵成に舞鶴道で若狭湾まで疾り、以降雨に降られる事なく舞鶴港入り。天候がどこで荒れるか判らないので、陽が落ちるまでに舞鶴入りしておきたかったので、まずは一安心。

早過ぎる到着なので、舞鶴港でいま一般公開されている帆船•日本丸を観に行ったが「台風により公開中止」
となっていた。帆を収納した巨大帆船に台風関係あるの?

陽が沈み、早めにフェリー埠頭へ。
いよいよ間隙を越え、台風の本降りが舞鶴に覆いかぶさるって来る時間だ。

台風から逃げるように、30分出港時間を繰り上げる事になった。単車の乗船も異例のPM 10:45から。乗船はいつもより1時間前倒しだ。単車の場合、フェリー乗降は確かに危険度が高い。

急勾配の鉄タラップで、雨の日にスリップしての転倒は何度か見たことがある。台風が来る前に単車は載せてしまおう、という事なんだろう。

既に舞鶴も洪水や大雨、土砂災害の警報発令下なので、係員も浮き足立っている。早発はwebでの発表だったので、情報を掴めなかった人は乗れない人もいるかも。

長汽笛が一発、国内最大級のカーフェリー「あかしや」がゆっくりと離岸。

今年もまた、帰路のフェリーチケットも取れないまま、雨の中ドタバタと北海道の旅が始まった。




帆船•日本丸 と GPz900R
 
 


太平洋航路のフェリーの船内




単車は異例の早めの乗船

 




 
えらい日に旅の始まりです
台風11号 ・・・・のろのろの速度です
 
数日前から台風の進路を気にしながら見ていました
「猛烈な雨が降ります・・・・」とテレビでは{猛烈}が連呼されています
 
心配ですが息子がこんな中に出航しました
 
 ・・・帆船 帆を張った姿見たいね 骨(?)マスト?すごく高いんですね
 
 ・・・各単車の後ろに「紐」が置いてあります これから固定するのですね
 
 ・・・手前がGPz900Rかな? 
     たくさんの単車の中で自分のを探すの大変よね
 
 
今 台風11号は神戸に上陸したとテレビのニュース
ここは、雨が激しく降っています。
これから北海道にも進むようです
気をつけて旅を楽しんでね。     
 
 
 
 
コメント
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