今日で結婚10周年を迎えるA様ご夫妻からご依頼のオーダーペンダント。
テーマは二人で関連性のあるペンダント。
どう関連性を持たすのか
１．同じデザインで大きさを変える
２．石を同じにする
３．メンズにレディースの一部分がどこかにセットできるようにする
４．１～３複合
色々とアイディアが出され、その場では決めかねて
「いったん帰って頭を冷やして、二人でもう一回相談してから出直します。」
１週間悩んだ結果、３．に決定。
セットされる部分はいっそ切り抜いてしまおうということに。
奥様 ・・・プラチナ900、ブルームーンストーン
ご主人 ・・・シルバー925 タンザナイト
ご主人のぺンダントに、奥様のぺンダントがきっちり嵌ります。
今日はご家族でお祝いだそうです。
ご依頼ありがとうございました。
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ブルームーンにタンザナイト…誕生石では
無いみたいですが、どうしてこの石を
お選びになったのでしょうか？
ちょっと野次馬で興味ありです。
お洒落ですよね。
奥様に10周年のプレゼントでは無く
絶対自分も欲しかったようです(^・^)
微笑ましい仲良しご夫婦。
6月と12月の誕生石。
正確には6月ムーンストーン、
12月トルコ石、ラピスラズリなんだけど
最近はこちらが人気です。
どんどん進んでいるような気がします。
お客様が求めてるものをデザインして
実現するのって難しいことですけど、
やりがいのある仕事ですよね。
だいぶ濃度が高いですね。
材料が違うってことは1枚の板から切り出したんじゃないんですね。
御主人のペンダントにはもうひとつはめられる穴があるから
今度はそこにぴったりのをもうひとつ作れるんじゃない？
作ってもらおうと思い立って、相談してみるにも
一体オーダーというものがいくら位かかるものなのか
検討もつかないと思いますから、勇気が要ることと思います。
色々と相談しながらご予算内で出来るだけご希望に添えられる物を作りたい。
そう思い続けて、早30年経ちました。
奥様はハートがご希望でした。
ご主人はあまりハートが分かると嫌でしょうし
色々考えてこんなハートが出来上がりました。
同じ素材だったとしても、切りぬいたパーツは使えないの。
糸鋸の刃の厚さ分ロスすることと
切り抜いた方と、切り抜かれた方の切り口の磨きをするので
すかすかになってしまうんです。
そうも思いましたが
小さい方はすごく小さいの。
でも出来ないことはない。
なんだかエロティック
が常識なのに
旦那様も一緒になんてすごいね
エロティック。。。
そう？
そう、ご主人は
「当然ペアーでしょう。。」って感じでした。